Kinstaのデータベースホスティングでは、TablePlusのようなツールまたはコマンドラインインターフェース(CLI)を使用して、MySQLデータベースをインポート、エクスポートすることができます。MySQLデータベースでデータベースクライアントを使用する場合の詳細については、TablePlusでKinstaデータベースを接続および管理する方法をご覧ください。
データベースサーバーのインストールやコマンドは、データベースの種類によって異なります。この記事は、MySQLに特化したものです。他のデータベースタイプについては、以下を参照してください。
- コマンドラインを使ったMariaDBデータベースのインポートとエクスポート
- コマンドラインを使ったPostgreSQLデータベースのインポートとエクスポート
- コマンドラインを使ったRedisデータベースのエクスポート
MySQLをインストールする
ローカルマシンにまだMySQLがインストールされていない場合には、データベースに接続するためにインストールする必要があります。お使いのオペレーティングシステムによって、MySQLは以下の方法でインストールできます。
Windows
MySQL Community Server(GUIプログラム)をダウンロードし、インストールします。
MacOS
MacOSにMySQLをインストールするには、以下のオプションのいずれかを選択します。
- Homebrewを使って次を実行:
brew install mysql
- MySQL Community Server(GUIプログラム)をダウンロードしインストール
DebianベースのLinux(Debian、Ubuntu、Mintなど)
MySQL APTの公式リポジトリを使用し、mysql-client
パッケージをインストールします。
RedHatベースのLinux(RedHat Fedora、CentOSなど)
公式MySQL Yumリポジトリを使用し、mysql-client
パッケージをインストールしてください。
Kinstaデータベース認証情報
データベースの認証情報は、MyKinstaのデータベース「情報」画面の「外部接続」セクションで確認することができます。
MySQLデータベースをインポートする
「EXTERNAL_HOSTNAME
」「USERNAME
」「PORT
」「DATABASE_NAME
」をデータベースの「外部接続」セクションに表示される情報に置き換えて、以下のコマンドでデータベースをインポートします。「export.sql」は、インポートするデータベースのパスと名前に置き換えてください。
mysql -h EXTERNAL_HOSTNAME -u USERNAME -P PORT -p DATABASE_NAME < export.sql
プロンプトが表示されたら、データベースのパスワードを入力します。
エラーが発生(コマンドラインに出力)しない限り、出力は行われません。インポートが成功したことを確認するには、SHOW TABLES;
または同様のコマンドを使用して、データベース内のデータを確認することができます。
MySQLデータベースをエクスポートする
「EXTERNAL_HOSTNAME
」「USERNAME
」「PORT
」「DATABASE_NAME
」をデータベースの「外部接続」セクションに表示される情報に置き換えて、以下のコマンドでデータベースをエクスポートします。「export.sql」は、エクスポートするデータベースのパスとファイル名に置き換えてください。
mysqldump --no-tablespaces -h EXTERNAL_HOSTNAME -u USERNAME -P PORT -p DATABASE_NAME > export.sql
プロンプトが表示されたら、データベースのパスワードを入力します。
エクスポートが完了すると、mysqldump
コマンドで指定したパスにデータベースファイル(export.sqlなど)が用意されます。このファイルをプレーンテキストエディタ(TextEdit、Notepad++、Sublime Textなど)やTablePlusなどのデータベースツールで開くと、エクスポートしたデータを確認することができます。