セットアップにDockerfileを用いて、GitHubのリポジトリからKinstaのアプリケーションホスティングサービスにLangChainアプリケーションをデプロイする方法の一例をご紹介します。

LangChainフレームワークは、データアウェア、エージェント型(言語モデルによる環境との相互作用を可能にするもの)、差別化の施された言語モデル搭載アプリケーションの開発を支援します。詳細については、LangChainの公式サイトをご覧ください。

Kinstaのシステムにより、デプロイメントに際してrequirements.txtファイルで定義された依存関係が自動でインストールされます。

  1. GitHubにログインして、次のテンプレートから新しいリポジトリを作成(「Use this template」>「Create a new repository」):Kinsta – Hello World – LangChain
  2. MyKinstaで、「Hello World – LangChain」リポジトリを使ってアプリケーションを追加
  3. OpenAIにログイン(まだの場合はアカウントを作成した上で、OpenAI APIにアクセスし、APIキーを生成してコピー)
  4. 環境変数」で、「キー1」にOPENAI_API_KEYと入力し、「値1」にOpen AIからコピーしたAPIキーを貼り付ける
  5. ビルド環境」ステップで、「Dockerfileを使用してコンテナイメージを設定」を選択(Dockerfileの「パス」と「コンテキスト」は空欄のままで問題ありません)

ビルドが終了するとすぐにアプリが利用可能になり、KinstaウェルカムページのアプリケーションURLが表示されます。

LangChainのインストールが完了した後のKinstaのウェルカムページ
LangChainのインストールが完了した後のKinstaのウェルカムページ

ウェブサーバーのセットアップ

ビルド環境

LangChainアプリケーションを作成する際、「ビルド環境」ステップで「Dockerfileを使用してコンテナイメージを設定」を選択するようにしてください。

環境変数

環境変数」で、「キー1」にOPENAI_API_KEYを入力し、「値1」にOpen AIからコピーしたAPIキーを貼り付けます。OpenAIではない別のモデルを使用する際には、必要に応じてキーと値を変更してください。