Redis
Redisはオープンソースのインメモリデータ構造で、メモリ内にデータ構造を保存、操作、取得することができます。弊社データベースホスティングでは、MyKinstaで「データベースを追加」ボタンをクリックし必要な設定を行うだけで、簡単にRedisデータベースを追加することができます。
ローカルまたは別のホスティングサービスで既にRedisデータベースをお持ちの場合は、サードパーティのデータベースツール、またはコマンドラインインターフェイス(CLI)を使用して、弊社データベースホスティングに移行することができます。注)データベースをインポートするには、まずMyKinstaでデータベースを新規作成する必要があります。
データベースツールを使用してRedisデータベースをインポートする
データベースの接続と管理に役立つデータベースツールは多数あります。弊社がサポートするすべてのデータベースタイプを管理可能なTablePlusでのインポート方法はこちらをご覧ください。
他にも、ご利用のデータベースタイプに対応しているデータベース接続クライアント、またはツールであればお使いいただけます。ナビゲーションやフィールド名などは、ツールによって異なる可能性がありますが、基本的な手順は同じになります。
コマンドラインインターフェース(CLI)を使用してRedisデータベースをエクスポートする
コマンドラインインターフェース(CLI)を使用して、Redisデータベースを弊社にエクスポートすることは可能です。データベースサーバーのインストールやコマンドは、データベースの種類によって異なります。こちらのページでは、Redisデータベースについてご紹介します。その他のデータベースについては、以下をご覧ください。
Redisをインストールする
ローカルマシンにまだRedisがインストールされていない場合には、データベースに接続するためにインストールする必要があります。お使いのオペレーティングシステムに応じて、それぞれ以下の手順でインストールしてください。
Windows
現在、RedisはWindowsではサポートされていませんが、Windows Subsystem for Linux(WSL2)を使用し、DebianベースのLinuxの指示に従うことで、インストール可能です。
MacOS
Homebrewでbrew install redis
を実行します。
DebianベースのLinux(Debian、Ubuntu、Mintなど)
packages.redis.io APTの公式リポジトリを使用し、インストールします。
RedHatベースのLinux(RedHat Fedora、CentOSなど)
sudo snap install redis
を実行し、snap経由でインストールします。
Kinstaデータベースの認証情報
データベースの認証情報は、MyKinstaのデータベース「情報」画面の「外部接続」セクションで確認することができます。
Redisデータベースをエクスポートする
以下のコマンドを実行します。EXTERNAL_HOSTNAME
、USERNAME
、PASSWORD
をそれぞれ「外部接続」セクションの情報に置き換え、export.rdbはインポートするデータベース名とパスに置き換えてください。
redis-cli -h EXTERNAL_HOSTNAME -p PORT -a PASSWORD --rdb export.rdb
エクスポートが完了すると、redis-cli
コマンドで指定したパスにデータベースファイル(export.rdb など)が作成されます。