確認作業を終えたすべてのドメインで、Cloudflare統合が有効になります。これには、無料のSSL証明書が付帯します。つまり、独自SSL証明書を選択する特別な理由がない限り、KinstaでSSLをゼロから設定する必要はありません。
しかし、状況によっては、アプリケーションや静的サイトに独自SSL証明書を追加する必要があるかもしれません。独自SSL証明書をインストールするには、まず証明書サービス提供元から独自SSL証明書を取得するか、以前のサーバーからSSL証明書を転送（証明書と鍵を利用)する必要があります。
ステップ1. 独自SSL証明書の追加
MyKinstaにログイン後、「ドメイン」画面に移動してください。
- アプリケーションの場合─「アプリケーション」＞（アプリ名）＞「ドメイン」
- 静的サイトの場合─「静的サイト」＞（サイト名）＞「ドメイン」
独自SSL証明書を追加したいドメインの横にある3つの点をクリックし、ドロップダウンメニューから「独自SSL証明書を追加」を選択します。
ステップ2. SSL証明書の対象となるドメインを確認する
次に、独自SSL証明書の対象となるドメインを確認するためのモーダルが表示されます。「次へ」をクリックして次に進みます。
ステップ3. SSL証明書と秘密鍵を追加する
秘密鍵（.key）と証明書（.cert, .cer., .crtファイル）を追加することができます。
ほとんどのSSLサービスでは、.crtまたは.cerファイルと.ca-bundleファイルの両方がメールで送信されます。Notepad++やTextMateなどのテキストエディタで証明書とバンドルファイルを開き、各ファイルの内容をコピーしてください。
「.certファイルの中身」欄に、.crtファイルの内容を貼り付け、その下（同じ欄）に.ca-bundleファイルの内容を貼り付けてください。
「証明書の追加」をクリックして、設定を完了します。
ステップ4. SSL証明書を確認する
SSL証明書のインストールが完了したら、正しく機能しているかどうか、SSL設定を確認することをお勧めします。SSL証明書に問題があると、サイトの訪問者に「この接続ではプライバシーが保護されません」というエラーが表示されることがあります。
まとめ
Kinstaでは、無料のCloudflare SSL証明書と独自SSL証明書の両方をサポートしています。Cloudflare SSL統合により、多くの場合、追加費用なしでHTTPS接続をご利用いただけます。また、独自SSL証明書が必要となる特定の状況もサポートしています。
サイトにSSL証明書を追加する方法に関してご質問がございましたら、有料プランまたはサービスをご利用のお客様は、24時間年中無休のライブチャットサポートをご利用ください。静的サイトホスティングアカウントのみをお持ちのお客様は、開発者や知識豊富なコミュニティメンバーが集まるコミュニティフォーラムをご活用ください。