サーバーログ

MyKinstaでログファイルを表示し、SFTP経由で追加のログをダウンロードすることができます。ログファイルは手動で削除することはできず、最大4日間保持されます。ログファイルは、エラーのトラブルシューティングやサイトのその他の問題を特定するのに役立ちます。

Single 1.25M以上、WP 60以上、またはAgencyプランをご利用のお客様は、Splunk Forwarderをサイトに導入することができます。ご希望の場合は、カスタマーサポートまでその旨をご連絡ください。Splunk Forwarderは、ログをインデックス化し、ログデータの簡単な監視、検索、分析、可視化を行うサードパーティプラットフォームSplunkに送信します。Splunkを使用するには、Splunk Cloud PlatformにアクセスするためのSplunkアカウントが必要です。

MyKinstaでログを表示する

MyKinstaでは、error.logkinsta-cache-perf.logaccess.logの3種類のログファイルが利用可能です。

MyKinstaで「WordPressサイト」を開き、ログを表示したいサイトを選択します。「ログ」タブをクリックすると、「ログビューア」ページが表示されます。

error.log

このファイルには、WordPressサイトで発生したPHPのエラーや警告が記録されます。具体的には、以下のような内容が含まれる可能性があります。

  • 致命的なPHPエラー(Fatal error)

  • 警告(Warning)や通知(Notice)

  • プラグイン/テーマの互換性に関する問題

  • メモリ制限やタイムアウトのエラー

  • PHP実行に関連するサーバーレベルの問題

壊れたページの原因調査、死の真っ白画面のトラブルシューティング、プラグイン/テーマの不具合確認などのデバッグに役立ちます。

MyKinsta「ログビューア」でerror.logファイルを表示
MyKinsta「ログビューア」でerror.logファイルを表示

kinsta-cache-perf.log

このファイルには、Kinstaのキャッシュ層に関するキャッシュパフォーマンスの詳細が記録されます。通常、以下のような情報が含まれます。

  • ページがキャッシュから配信されたか、キャッシュをバイパスしたか

  • キャッシュのHIT、MISS、BYPASSの発生状況

  • キャッシュの更新/パージに関する情報

  • 応答時間や関連する指標

  • キャッシュが有効/無効になった理由(Cookie、クエリパラメータ、POSTリクエストなど)

キャッシュの挙動を確認したいときや、パフォーマンス改善のヒントを探したいとき、ページが正しくキャッシュされているかを検証したいときに役立ちます。

MyKinsta「ログビューア」でkinsta-cache-perf.logファイルを表示
MyKinsta「ログビューア」でkinsta-cache-perf.logファイルを表示

access.log

これはウェブサーバーのアクセスログで、サイトに送信されたすべてのHTTPリクエストが記録されます。主に以下の情報が含まれます。

  • 訪問者のIPアドレス

  • リクエストされたURLとクエリ文字列

  • HTTPステータスコード(200、301、404、500など)

  • タイムスタンプ

  • リクエストメソッド(GET、POSTなど)

  • レスポンスサイズや処理時間

セキュリティ監査、トラフィック監視、404エラーの特定、アクセス傾向の分析などに活用できます。

MyKinsta「ログビューア」でaccess.logファイルを表示
MyKinsta「ログビューア」でaccess.logファイルを表示

ログの検索とフィルタリング

特定のログエントリを探す場合は、まず期間でログを絞り込み、その後に検索文字列を追加して結果をさらに絞り込みます。一致したテキストはすべて強調表示されるため、該当のエントリを簡単に見つけることができます。

ログを検索して絞り込み
ログを検索して絞り込み

SFTPでログをダウンロードする

SFTPでは、error.logkinsta-cache-perf.logaccess.logに加えて、cache-purge.logmail.logもダウンロード可能です。

  1. SFTPでサイトに接続します。
  2. logsフォルダ/ディレクトリに移動します。
  3. そのフォルダの中に、ログファイルがあります。そのいずれか、またはすべてをダウンロードすることができます。
  4. ログファイルをダウンロードしたら、任意のテキストエディターで開くか、ログ閲覧用アプリケーションにインポートしてください。

ログファイルの説明

各ログファイルの種類において、名前の末尾に日付がないファイルには、当日のデータが保存されます。前日のデータについてのログは、その次の日の日付が付されます。例えば、「access.log-2022-07-25-1658707208」という名前のファイルには、2022年7月24日午前0時から2022年7月25日午前0時前までのログが格納されます。

  • access.log:当日のNginxのリクエストが記録されます。
  • error.log:PHPエラーを含む特定のエラーが記録されます。
  • kinsta-cache-perf.log:リクエストに対するキャッシュヘッダの状態(Hit、Miss、Bypass)が記録されます。
  • cache-purge.log:キャッシュクリアURL(Kinsta MU Pluginで設定したキャッシュクリアURLを含む)へのリクエストが記録されます。
  • mail.log:1時間ごとにサイトから送信されたメールの件数が記録されます。それぞれの中身は次のようになります。[22/Sep/2021:21:56:01 +0000] "H" 1 "no_action"
    • フォーマット:[時間] "H" [回数] "no_action"
    • "H""no_action"は無視しても問題のない定数です

それぞれのログファイル

access.log

access.logの中身は次のようなものになります。

kinstahelptesting.kinsta.cloud 98.43.13.94 [22/Sep/2021:21:26:10 +0000] GET "/wp-admin/" HTTP/1.0 302 "-" "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.15; rv:92.0) Gecko/20100101 Firefox/92.0" 98.43.13.94 "/wp-admin/index.php" - - 472 0.562 0.560

フォーマット

$http_host_cleaned $remote_addr_kinsta $time_local $request_method $request_uri $server_protocol $status $http_referer $http_user_agent $http_x_kinsta_edge_incomingip $uri $log_x_pull $gzip_ratio $bytes_sent $request_time $upstream_response_time

各項目の意味

  • $http_host_cleaned:クライアントから要求されたホスト名
  • $remote_addr_kinsta:接続中のクライアントの IP
  • time_local:トランザクションの時刻(UTC)
  • $request_method:サイトリソースにアクセスする際に使用するHTTPメソッド(GET/POST/PUT/DELETE)
  • $request_uri:サイトから要求された完全な(ドメイン以降の)サイトパス(URI)
  • $server_protocol:サイトへのアクセスに使用されるプロトコル (HTTP/HTTPS)
  • $status:サイトからのレスポンスコード(200、300、400、500番台などのエラー)
  • $http_referer:サイト/URIへのリクエストを指示する転送またはURLタグ
  • $http_user_agent:リクエストを行ったクライアントのブラウザまたはソフトウェアの処理タイプ
  • $http_x_kinsta_edge_incomingip:通常、クライアント IP を示す$remote_addr_kinstaと同じ内容
  • $urirequest_uriを簡素化したもの
  • $log_x_pull:リクエストがKinstaの以前のCDN(KeyCDN利用)を使用したかどうかに関する情報(この項目は近い将来廃止される可能性があります)
  • $kinsta_compression_ratio:リクエスト時に使用する圧縮率
  • $bytes_sent:送信されるリクエストのサイズ
  • $request_time:リクエストに費やした合計時間
  • $upstream_response_time:PHPによるリクエストの処理時間

error.log

error.logの中身は次のようなものになります。

2019/06/17 15:29:57 [error] 55810#55810: *360896 FastCGI sent in stderr: "PHP message: PHP Parse error: syntax error, unexpected end of file in /www/kinstahelptesting_610/public/wp-content/plugins/code-snippets/php/admin-menus/class-edit-menu.php(213):eval()'d code on line 10" while reading response header from upstream, client: 126.100.65.37, server: kinstaexample.com, request: "POST /wp-admin/admin.php? page=edit-snippet&id=6 HTTP/1.0", upstream: "fastcgi://unix:/var/run/php7.3-fpm-kinstahelptesting.sock:", host: "kinstaexample.com", referrer: "https://kinstaexample.com/wp-admin/admin.php?page=edit-snippet&id=6

)エラーの中には、スタックトレースが表示されるものがあります。これは、エラーの詳細を示すもので、デバッグの際に有用です。

フォーマット

UTC timestamp, severity level, error code, error ID, stderr message, client IP, site domain, HTTP/S request type, URI, protocol, upstream process handling request, interal host/port details, referrer URL

各項目の意味

  • UTC timestamp:エラーの時刻(UTC)
  • severity level:エラーの深刻度(エラー、警告など)
  • error code:プロセスおよびスレッドID
  • error ID:接続ID
  • stderr message:標準エラーメッセージ
  • client IP:リクエストを行ったIPアドレス
  • site domain:エラーが発生したサイトのドメイン
  • HTTP/S request type:使用されているHTTPメソッド(GET/POST/PUT/DELETE)
  • URI:リクエストされたURI
  • protocol:リクエストに使用されたプロトコル
  • upstream process handling request:リクエストを処理したサーバー上のプロセス
  • interal host/port details:サーバーが内部で使用するホスト名
  • referrer URL:リクエストの送信元URL

kinsta-cache-perf.log

kinsta-cache-perf.logの中身は次のようなものになります。

フォーマット

$time_local $sent_http_x_kinsta_cache $cache_zone $remote_addr_kinsta $request_method $request_uri $server_protocol $log_cookie $upstream_response_time

各項目の意味

  • $time_local:リクエストの時刻(UTC)
  • $sent_http_x_kinsta_cache:キャッシュリクエストのステータス (MISS/BYPASS/HIT)
  • $cache_zone:キャッシュされたアイテムについて指定された内部キャッシュゾーン
  • $remote_addr_kinsta:リモートクライアントのIP
  • $request_method:リクエストに使用されたHTTP/Sメソッド (GET/PUT/POST/DELETE)
  • $request_uri:URL後のリクエストのリソースパス (URI)
  • $server_protocol:HTTPとHTTPS のプロトコル
  • $log_cookie:キャッシュされたアイテムに関連するCookie
  • $upstream_response_time:CDNの上流がリクエストを処理するのにかかった時間

cache-purge.log

cache-purge.logの中身は次のようなものになります。

フォーマット

$time_local $remote_addr_kinsta $request $upstream_response_time

各項目の説明

  • $time_local:リクエストの時刻(UTC)
  • $remote_addr_kinsta:キャッシュのパージを要求した内部ツールIP
  • $request:パージが開始されたときのリクエストタイプ(POST)
  • $upstream_response_time:パージ完了までの時間

mail.log

mail.logの中身は次のようなものになります。

[22/Sep/2021:21:56:01 +0000] "H" 1 "no_action"

フォーマット

[time] "H" [count] "no_action"

各項目の説明

  • time:時刻(UTC)
  • "H":無視して問題のない定数
  • count:サーバーから送信されたメールの件数
  • "no_action":無視して問題のない定数
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