Ruby
こちらのページでは、GitHubリポジトリから弊社アプリケーションホスティングにRuby on Railsアプリケーション、およびDockerfileを使用したRuby on Railsアプリケーションをデプロイ、セットアップする方法の一例をご紹介します。
前提条件
- 弊社クイックスタートテンプレートは、GitHubに保存・管理されているため、GitHubアカウントが必要です。
- アプリケーションのデプロイには、MyKinstaアカウントが必要になります。
Ruby on Rails
- GitHubにログイン後、「Kinsta – Ruby on Rails Starter」テンプレートから新規リポジトリを作成します(「Use this template」>「Create a new repository」)。
- MyKinstaで、「アプリケーション」>「アプリケーションを追加」>「GitHub」を選択し、「Gitサービスの接続」ウィンドウで「Gitサービスを接続する」をクリックして、GitHubアカウントにログインします。
- Ruby on Railsリポジトリと「データセンターの所在地」を選択します。その他の設定はデフォルトのままで、「続行」をクリックします。
- 「最終確認」画面で「デプロイする」をクリックします。
デプロイに際し、リポジトリのProcfileからウェブプロセスのstartコマンドが自動検出され、gemfileファイルで定義された依存関係もインストールされます。デプロイの完了後は、すぐにアプリケーションをご利用いただけます。アプリケーションのURLには、Kinstaのウェルカムページが表示されます。
Ruby on Railsアプリのデプロイ方法について動画での解説もご用意しています。
ウェブサーバーのセットアップ
startコマンド
アプリケーションをデプロイし、リポジトリにProcfileを含めると、弊社システムにより、リポジトリのルートにあるProcfileに基づいて自動でウェブプロセスが作成されます。ウェブサーバーを実行するには、Procfileで以下のコマンドを使用してください。
web: rails server
Dockerfileを使用したRuby on Railsアプリケーション
- GitHubにログイン後、「Kinsta – Hello World – Dockerfile – Rails」テンプレートから新規リポジトリを作成します(「Use this template」>「Create a new repository」)。
- MyKinstaで、「アプリケーション」>「アプリケーションを追加」>「GitHub」を選択し、「Gitサービスの接続」ウィンドウで「Gitサービスを接続する」をクリックして、GitHubアカウントにログインします。
- Dockerfile Railsのリポジトリと「データセンターの所在地」を選択します。その他の設定はデフォルトのままで、「続行」をクリックします。
- 「ビルド環境」で「Dockerfileを使用してコンテナイメージを設定」を選択し、「続行」をクリックします。
Dockerfileには、startコマンドをCMD
行またはENTRYPOINT
命令のいずれかに含める必要があります。デプロイの完了後は、すぐにアプリケーションをご利用いただけます。アプリケーションのURLには、Railsのデフォルトページが表示されます。
デプロイメントライフサイクル
最初のアプリケーション作成時に、DockerfileのENTRYPOINT
命令からプロセスが作成されます。
ENTRYPOINT ["entrypoint.sh"]
アプリケーションのデプロイ後にリポジトリでこの命令を変更しても、プロセスは自動的に更新されないため、MyKinsta内アプリケーションの「プロセス」画面でstartコマンドも編集する必要があります。
Jekyll
GitHubリポジトリから弊社のアプリケーションホスティングサービスにJekyll静的サイトをセットアップする方法の一例をご紹介します。GitHub Actionsを使用して静的サイトホスティングでJekyllをデプロイすることも可能です。
Jekyllは、動的なReactコンポーネントを使用して、データベースを必要とせずに柔軟な静的サイトを生成することのできるオープンソースの静的サイトジェネレーターです。詳細はJekyllの公式サイトをご覧ください。
- GitHubにログイン後、「Kinsta – Hello World – Static Site With Jekyll」テンプレートから新規リポジトリを作成します(「Use this template」>「Create a new repository」)。
- MyKinstaで、「アプリケーション」>「アプリケーションを追加」>「GitHub」を選択し、「Gitサービスの接続」ウィンドウで「Gitサービスを接続する」をクリックして、GitHubアカウントにログインします。
- Jekyllリポジトリと「データセンターの所在地」を選択します。その他の設定はデフォルトのままで、「続行」をクリックします。
- 「最終確認」画面で「デプロイする」をクリックします。
デプロイに際して、リポジトリのProcfileからウェブプロセスのstartコマンドが自動検出され、gemfileファイルで定義されている依存関係もインストールされます。デプロイの完了後は、すぐにアプリケーションをご利用いただけます。アプリケーションのURLには、Kinstaのウェルカムページが表示されます。
ウェブサーバーのセットアップ
ポート
PORT
環境変数は自動的に設定されるため、お客様ご自身で定義したり、アプリケーションにハードコーディングで記述したりする必要はありません。
startコマンド
アプリケーションをデプロイし、リポジトリにProcfileを含めると、弊社システムによりProcfileに基づきリポジトリルートにウェブプロセスが自動生成されます。ウェブサーバーを実行するには、Procfileで以下のコマンドを実行してください。
web: bundle exec jekyll build && ruby -run -e httpd _site
デプロイメントライフサイクル
デプロイメントを開始すると(アプリケーションの作成、またはコミットの失敗による再デプロイ)、bundle install
コマンドが実行されます。