ドメインのネームサーバーをKinstaのDNSに紐付けると、MyKinstaですべてのDNSレコードを管理し、KinstaのプレミアムDNS(Amazon Route 53採用)を利用することができます。
以下に、ネームサーバーの設定を行う一般的な手順をご説明します。人気のドメインレジストラにおけるネームサーバーの設定方法について、詳しくは以下の各記事をご覧ください。
ステップ1
最初のステップとして、MyKinsta内のKinstaのDNS画面でドメインを追加します。左サイドバーの「KinstaのDNS」で、「最初のドメインを追加」をクリックします。Kinsta DNSにすでにドメインがある場合は、ページの右上隅に表示される「ドメインを追加」をクリックします。

ステップ2
「ドメインの追加」ポップアップでドメインを入力します。メールにGoogle Workspaceを使用している場合、「Gmail MXレコードを追加」にチェックマークを入れることで、MXレコードを自動で設定できます。注)これはあくまでもMXレコードの追加を自動で行う機能です。これとは別にGoogle Workspaceの設定用にCNAMEとTXTレコードを追加する必要がある場合があります。
ドメインを入力したら、「ドメインを追加」ボタンをクリックします。

ステップ3
次の画面では、以下のような4つのネームサーバーが表示されます。
- ns-332.awsdns-41.com
- ns-1255.awsdns-28.org
- ns-618.awsdns-13.net
- ns-1650.awsdns-14.co.uk
ステップ4
ドメインのネームサーバーを変更する前に、まずはドメインに設定されている既存のDNSレコードをすべてコピーしてください。
ドメインのネームサーバーが紐付いているDNSプロバイダにログインします。これは、ドメインのレジストラや、他のDNSプロバイダである可能性もあります。
サイトの各DNSレコードを現在のDNSプロバイダからKinstaのDNSに追加します。DNSレコードは自動で設定されないため、手動で行ってください。
ステップ5
レジストラの管理画面にログインします。注意)これは、現在お客様がDNSを管理している場所と同じ場所とは限りません。DNSは、現在ネームサーバーが紐付けられている場所で管理されています。ドメインのネームサーバーは、ドメインレジストラで管理されます。ここでは、ドメインのネームサーバーを変更する必要があるため、ドメイン登録が管理されている場所にログインしてください。
ステップ6
レジストラのネームサーバー管理画面に移動します。この画面は、通常「DNS」、「ゾーン管理」、「DNSサーバーの変更」、「独自のDNS」などのような項目で確認できます。見つからない場合は、レジストラのドキュメントを確認するか、該当するサービスのカスタマーサポートに、ネームサーバーの設定画面についてお問い合わせください。
ステップ7
レジストラと既存のネームサーバーの構成によっては、最初に既存のネームサーバーを削除する必要があります。その後、MyKinstaに表示されるネームサーバーを設定してください。4つのネームサーバーをすべて追加したら、以前のネームサーバー情報が残っていないか、よく確認してください。