その膨大なエコシステムから、高速なWordPressテーマ探しには根気のいる作業です。目ぼしいテーマをリストアップし、テストを実行して、読み込み時間をミリ秒単位で比較するのは面倒でしょう。
開発元とデモによるサーバーに起因する速度の変化を、どのように考慮するのでしょうか?また、テストツールが相反する結果を出したら…?
一般的なWordPressユーザーが皆、気になるテーマのパフォーマンスを一貫した環境でテストできるわけではありません。外部の要因を取り除くことは難しく、検討すべきWordPressテーマが多すぎます。
だからこそ、今回私たちが代わりに比較を行いました。
4つの速度テストツール、各テーマに新しいインストールデータ、そして、各テストに同じサーバーを使用し、最速のWordPressテーマを絞り込みました。
さらに、絞り込んだテーマ同士を比較して、様々な状況で機能するもの、最高のパフォーマンススコアと速度を誇るものを調査しました。
テストを自分で実行したい場合はこちらをご覧ください。
WooCommerce向けテーマをお探しの方はこちらをご覧ください。
最速WordPressテーマ候補の選別方法
まず以前から知っているテーマと、多くのダウンロード数と高評価を誇る人気のWordPressテーマの調査から始めました。
さらに、WordPressリポジトリを調べ、候補を列挙し、以前に見逃していた可能性のある、隠れた、新しい、そして、高評価の選択肢も検討しました。
読み込みの速いWordPressサイトを見つけたら、Kinsta独自開発のテーマ検出ツールを利用して、どんなテーマが利用されているか調べてみることをおすすめします。今回ご紹介するテーマ以外に優れたものを見つけた方は、是非コメント欄でお知らせ下さい!
サイト速度の測定は次のように行いました。
- 空のWordPressサンドボックスデータにテーマをインストール、有効化します。これにより、WordPress専用サーバーの標準化が可能になり、他のプラグインやサイトファイルによる複雑さを排除できます。
- メディア、メニュー、固定ページ、投稿を追加せずに、テーマはそのままにします。また、デモコンテンツは除外し、トップページの割り当てを行わずにスタート地点を公平にしました。
- GTMetrix Speed Testを使って、テーマの搭載されたウェブサイトの速度を計測します。
- Pingdom Speed Testを使って計測します。
- PageSpeed InsightsでモバイルとPCにおける速度を評価します。
- TTFB(time to first byte)テストでテーマの速度を計測します。(このトピックについて詳しく知りたい方は、TTFB [Time to First Byte] の短縮方法をご覧ください)
各計測ツールには独自の強みがあります。評価結果をよりよく理解するために、それぞれの指標の意味とそれがいかに重要であるかを概説しました。
4つのツールを使用した理由は、それぞれに異なる基準と結果があり、1つのツールの使用により偏りのある結果を出さないようにするためです。さらに、特定のツールは、モバイルでの速度、ページサイズ、または最初のWebサイト要素が表示されるまでの速度など、細かな部位に焦点を当てています。
以下は、使用した各計測ツールの概要です。
GTmetrix
GTMetrixはウェブサイトを計測し、その速度と最適化について分析します。パフォーマンスの問題をチェックしたり、テーマが不要なファイルで雑然としていないかどうか確認したりするのに便利なツールです。
2020年11月よりGTmetrixはLighthouseを使用しており、レポートのデザインが新しくなりました。このレポートでは、Performance scoreとStructure scoreに基づいた、新たな指標であるGTmetrix Gradeが使用されています。

- GTmetrix Grade(GTmetrixスコア):Performance ScoreとStructure scoreを基にランク付けした指標です。グレードは実際のサイトのパフォーマンスとユーザーの体感パフォーマンスの両方を考慮しています。
- Performance Score(パフォーマンススコア):GTmetrixのテストで計測されたLighthouseのパフォーマンススコアです。高いほど優れています。
- Structure Score(構造スコア):LighthouseとGTmetrix独自の検査の両方に基づいた指標です。Performance Scoreとほぼ同じ値であることが理想的です。
- Web Vitals(コアウェブバイタル):ユーザーが体感するパフォーマンスの重要な指標としてGoogleが定めたものです。Largest Contentful Paint(LCP)、Total Blocking Time(TBT)、Cumulative Layout Shift(CLS)があります。
Pingdom
PingdomはGTMetrixにかなり似ていますが、わずかに異なる指標が確認できます。2つの間に大きな不一致が発生した場合には何か問題があることがわかり、両方を使い計測するのが効果的です。

- Performance Grade(パフォーマンススコア):100点満点で表示される、複数の要素の合計成績です。目標は、できるだけ高いスコアを獲得すること。ここで確認される要素には、コンテンツサイズ、エラー、リダイレクト、リクエストなどがあります。
- Load Time(読み込み時間):Pingdomによって、テーマのインストールされたサイト全体を読み込むのにかかる時間であり、低いほど優秀です。
- Page Size(ページサイズ):サイトファイルの合計サイズです。テーマが大きく影響します。低いほど良いです。
- Requests(リクエスト):テーマとサイトコンテンツをユーザーに配信するためのサーバーリクエストの数です。少ないほど理想的です。
PageSpeed Insights
GoogleのPageSpeed Insightsからは、高速WordPressテーマを分析する上でユーザーエクスペリエンスが重要であることがわかります。コンテンツのユーザーへの表示速度に焦点が当てられ、配信時間が遅くなる原因となっているテーマの部位も明らかになります。
モバイルとPC両方のテストを実施することで、全体像をより良く把握することができます。以下の指標に注目します。

- Performance Score(パフォーマンススコア):100点満点で評価されます(パフォーマンススコアの詳細はこちら)。速度の指標、コンテンツの配信時間、ブラウザの待機時間などの要素が考慮されます。
- First Contentful Paint:テーマ、ウェブサイトで最初のコンテンツアイテムが表示されるまでの時間。低いほど優れています。
- Largest Contentful Paint(LCP):テーマ、ウェブサイトで最も大きなコンテンツアイテムが表示されるまでの時間。低いほど優れています。
- Speed Index(速度インデックス):すべてのコンテンツアイテムがユーザーに表示されるまでの時間。これも、低い方が理想的です。
- Time to Interactive(インタラクティブになるまでの時間):インタラクティブであることは、単に見えることとは異なります。ボタンが表示されていても、クリックできない場合もあります。したがって、このタイミングは速度インデックスよりも長い時間になるものですが、当然、低い数値が理想的です。
- Total Blocking Time(TBT):ダウンロード開始までにかかる時間。通常、スタイルシートやスクリプトなど、他のアセットの方が優先順位は高いため時間差が発生します。
- Cumulative Layout Shift(CLS):ページの視覚的な安定性を測定するものです。特に最初の読み込み時に、ページのコンテンツが不意に動いたり、ジャンプしてしまったりしないか。CLSのスコアが0.1未満であれば良好、0.25を超えると不良とみなされます。
Byte Check(TTFB測定)
TTFB(Time to Frist Byte)テストでは、ブラウザがHTTPリクエストを完了し、サーバーからユーザーに1バイトのデータが送信されるまでにかかる時間を測定します。
基本的には、ごくわずかな情報が配信されるまでにかかる時間を意味します。これにはレンタルサーバーが大きく影響するため、高速なWordPress用サーバー選びが鍵となりますが、テーマが重いことによって問題が起きることもあります。
bytecheck.comを使用した計測では、以下の指標を確認しました。

- Time To First Byte(TTFB):は、非常に短い時間(ミリ秒単位)になるのが理想的です。これにより、最初の1バイトがサーバーからユーザーに送信されるのにかかる時間がわかります。
- Total Time(合計時間):他の要因も考慮される可能性がありますが、私たちの計測では、常に同じ数値になりました。レンタルサーバー次第で数が変わり得るでしょう。
- Request Size(リクエストサイズ):リクエストサイズはHTTPリクエストを介して送信されるデータのサイズです。低いほど良いです。計測してみたところ、すべてのテーマでリクエストサイズが同じになりました。
- Total Header Size(合計ヘッダーサイズ):ヘッダーファイルが大きいと、テーマを圧迫してしまうため、この数値は重要です。バイト単位で測定した、テーマ/ウェブサイトヘッダーの合計ファイルサイズが表示されます。計測をしてみたところ、すべてのテーマでリクエストサイズが同じになりました。
指標とツールについてはご紹介した通りです。続いては、実際に結果を見て、どれが最速のWordPressテーマなのか(データをもとに)見てみましょう。
補足)テーマは順不同でご紹介します。個別のテーマのテストと結論、パフォーマンスをご覧ください。また、最終章ではすべてのテーマの結果をまとめた表をご用意しています。
1. Hello Elementor
Elementor Page Builderに馴染みのある人なら、これにより、コードを使用せずにWordPressサイトを構築するのがどれほど高速で簡単かをご存じでしょう。Elementorは、ドラッグアンドドロップビルダー分野の大手であり、その開発者が、Hello Elementorという名前の高速かつ多用途のテーマを作成したことは、驚くべきことではありません。

テーマは「高速、柔軟」が売りです。WooCommerce、Advanced Custom Fields、Yoastなど他の多くのプラグインとともに、ご想像の通り、Elementorとうまく調和し機能します。
モバイルデザインも計測で同様に機能し、スムーズなインターフェースも確保されており、訪問者が紛らわしいメニューやテキストで混乱してしまう心配はありません。テーマはほぼ白紙の状態から始まりますが、ここであらゆる業界に必要なものを自由に設計できるElementorの力が発揮されます。
価格設定
Hello Elementorは無料でダウンロードできます。
Elementor Page Builderも無料で、追加のテンプレート、ウィジェット、要素ビルダーが備わった有料プラン(年間49ドルから)があります。
注目の機能
- Hello ElementorテーマはElementorと見事に調和します。Elementorは、非常に簡単に使用できるページビルダーの1つです。
- 基本のデザインとテーマファイルは最小限かつシンプルであり、信じられないほど高速で全体的にクリーンなインターフェースが実現しています。
- Elementorと統合しテーマやページビルダーを使用することであらゆる種類のサイトを構築できます。
- Hello Elementorに付属するページビルダー要素には、動画、見出し、スペーサー、Googleマップ、ポートフォリオ、投稿などがあります。
- Hello Elementorには、ランディングページをすばやくデザインできるビルトインのツールがあります。
- WooCommerce、Yoast、WPMLなどの人気のプラグインと統合できる設計です。
- すべてのデバイスで美しいレスポンシブデザインを実現できます。
- RTLサポートという強みを生かし、多言語翻訳サイトを作成できます。
- Hello Elementorには豊富なフォローリソースやサポートドキュメントがあり、オンラインで簡単にヘルプを探したり記事を見つけたりできます。
測定結果
Hello Elementorは、ページ速度やファイルの軽量さに関して言えば、最高です。スコアを見れば、はっきりとそれが証明されています。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:96%
- Largest Contentful Paint(LCP):727ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:897ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:92
- ページサイズ:127.40 KB
- 読み込み時間:771ミリ秒
- リクエスト:14
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:93
- First Contentful Paint(FCP):2.5秒
- 速度インデックス:2.7秒
- Large Contentful Paint(LCP):2.6秒
- Time to Interective(TTI): 2.5秒
- Total Blocking Time(TBT):50ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:99
- First Contentful Paint(FCP):0.7秒
- 速度インデックス:0.7秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.8秒
- Time to Interactive(TTI):0.7秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):59ミリ秒
- 合計時間:59ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Hello ElementorのGTmetrixのPerformance Scoreは驚異的です。Pingdomのスコアは理想よりも少し劣っています。以前はGoogle PageSpeed Insightsで高いスコアを獲得していましたが、今ではその超高速な読み込み時間が少し遅くなっています。TTFBテストの結果はまずまずで、競合テーマと同程度です。
最後に、Pingdomでのリクエスト数は8つのみ。サイトにコンテンツを追加すると状況は当然変わりますが、ここから始める分には有用です。サーバーとユーザーの間のやり取りは少ない方がいいものです。
2. Neve
ThemeIsleは、高速かつ柔軟なテーマ、プラグインの作成で名を馳せます。その多くは無料で、有料のアップグレードが可能です。計測を行ったところ、ThemeIsleの中でもNeveが最速で、その多目的デザインと簡単にカスタマイズできるレイアウトが異彩を放ちました。
また、WordPressで最も人気のあるオンラインストアプラグインであるWooCommerceと連携するように作られており、この点も強みです。ECに焦点を当てた、ファイルが軽量でパフォーマンススコアが一流のテーマがあるというのは、嬉しい事実です。

NeveはElementorや他の様々な人気のページビルダーと相性抜群であり、高速かつ要素の軽量なモバイルファーストテーマです。信頼のアップデートとサポートも、ThemeIsleブランドが力を入れる点です。
堅牢なコーディングと柔軟な構造により、あらゆるサイトが構築できます。ThemeIsleはNeveを使用しているサイトを一覧表示しているので、テーマの可能性を理解したり、インスピレーションを得たりできます。
価格設定
Neveは無料でダウンロードでき、有料バージョンは49ドルから販売されています。
有料版では、ヘッダーとブログセクションの強化、カスタムレイアウト、テーマを利用するサイト向けの無制限のサポートや更新、といった特典が利用できます。
注目の機能
- Neveテーマは、スマホやタブレットでの高速読み込みのためにモバイルインターフェースに力を入れています。
- 人気のページビルダーと統合できるデザインです。
- このテーマはAMPと互換性があり、ユーザーフレンドリーなインターフェースを生成できます。
- 計測とファイルサイズから、テーマが軽量で高速であることが実証済みです。
- ヘッダーとフッターにカスタムデザインを適用することができます。
- 設定画面からレイアウトを調整して、全幅にすることも、分割にすることも可能です。
- Neveには、ほんの数分で美しいウェブサイトを用意できるカスタムデモがあります。そのカテゴリは、EC、ミニマル、ブログ、エンターテインメント、旅行などです。
- 一部のデモは、特定のページビルダー専用として作成されています。
- WooCommerceブースターツールを使えば、高度なギャラリー、決済モジュール、請求詳細情報などのEC要素が実装できます。
- ブログブースター機能を使えば、サムネイル、レイアウト、メタデータ要素でブログオプションを拡張できます。
- ヘッダーブースターは、ソーシャルボタン、連絡先情報、パンくずリストなどのアイテムを追加するのに最適です。
- Web制作といった代行業に従事している場合には、カスタムレイアウトを作成し、ホワイトラベル化することもできます。
- テーマの有料版では、Elementorページビルダーのアップグレード、ブログブースター、「最上部にスクロール」機能など、多くの追加機能が利用できます。
測定結果
Neveは、モバイルでの読み込み速度向上を目指すなら是非とも注目したい優れたテーマです。リクエスト数が少なく、ファイルサイズも理想的です。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:99%
- Largest Contentful Paint(LCP):487ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:1,000ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:98
- ページサイズ: 43.20 KB
- 読み込み時間:586ミリ秒
- リクエスト:6
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):1.0秒
- 速度インデックス:1.2秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.0秒
- Time to Interactive(TTI):1.0秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.3秒
- 速度インデックス:0.6秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.4秒
- Time to Interactive(TTI):0.3秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):51ミリ秒
- 合計時間:52ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Neveは、ほとんどすべての競合をしのぐ、超高速で最適化された、軽量のWorPressテーマです。PageSpeed Insightsテストでは100点を叩き出しています(モバイル/PCの両方)。また、Pingdomでも98点という高いグレードを獲得しています。リクエスト数は6と少なく、ページサイズも2番目に小さいテーマです。読み込み時間も、このクラスのテーマでは最高です。
Neveは人気があり、デザインが優れているだけでなく、非常に高速で多目的なテーマです。
3. Astra
Astraの人気は急速に高まっており、実際に有効化し計測してみたところ素早い動きを見せました。Astraの重要な強みは、WordPressサイトにインストールするだけで、サイトの準備が完了するということです。
複数の業界向けにデモがあり、コードに触れることなくテーマのほとんどの要素をカスタマイズできます。

ページビルダーとテーマが統合されており、WooCommerce、LearnDash、Yoastなどのサードパーティプラグインとテーマをリンクできます。フックとフィルター、翻訳、デモに加え、Astraテーマは、スピーディーなセットアップに興味がある場合には必見です。
価格設定
無料テーマと有料テーマがあり、Astra Proは49ドル、Essential Bundleは年間169ドル、Growth Bundleは年間249ドルで利用できますが、定期的に割引セールが行われているため、お得に購入できる可能性があります。
注目の機能
- アウトドア、ペットケア、オーガニックストア、カスタムプリントといった各分野用の美しい構築済みのデモがあります。
- テーマは、グーテンベルク、Bryzy、Elementor、Beaver Builderなどのハイエンドページビルダーと統合でき、実際、デモの一部はこれらのビルダー専用のデザインとなっています。
- レイアウト設定を通して、ヘッダーの調整、サイドバーの追加、ワンページレイアウトの調整といった操作が行えます。
- カスタマイザを使用して、ブログのデザイン全体を管理できます。
- このテーマには、通常のテーマには見られないWooCommerceの特別な設定があります。
- フックとフィルターは、機能を拡張するのにもってこいです。
- テーマをさまざまな言語に翻訳できます。
- テーマにはメガメニューとモバイルヘッダー機能があります。
- プレミアムサイトレイアウトには、padding、全幅、分割オプションが含まれています。
測定結果
多くのデモのある多目的テーマですが、最高レベルの速度も兼ね揃えています。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:98%
- Largest Contentful Paint(LCP):649ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:857ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:98
- ページサイズ:51.10 KB
- 読み込み時間:531ミリ秒
- リクエスト:6
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):1.1秒
- 速度インデックス:1.5秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.2秒
- Time to Interactive(TTI):1.1秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.3秒
- 速度インデックス:0.4秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.3秒
- Time to Interactive(TTI): 0.3秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):47ミリ秒
- 合計時間:48ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
4つの計測すべてのスコアについて、Astraは高いパフォーマンスを発揮しています。スコアは100、98、100、100で、すべてにおいてほぼ完璧です。
リクエスト数は6で、ページサイズはかなり小さく、使用開始後にテーマを重くしてしまうゴミデータはありません。全体的に、大きなデモを実装した場合でも、Astraはよく機能してくれます。さらに見た目が美しいのも素晴らしいことです。
4. GeneratePress
4つの計測すべてから、GeneratePressが最速WordPressテーマの1つであることがわかりました。洗練された小型パッケージに入った多目的テーマであり、複数のページビルダーとの統合、WooCommerceサポート、さまざまなサイドバーやウィジェット設置場所があります。

評価とレビューからは、GeneratePressが信じられないほどの利用者を誇ることがわかります。無料バージョンをダウンロードするか、有料版で機能をアップグレードすることもできます。
有料版には、タイポグラフィ、デモ、色などの追加モジュールが付属します。元のテーマファイルとデモファイルのサイズのコンパクトさが特に注目に値します。これは、サイトを圧迫したり、サーバーにおける問題を引き起こしたりする可能性が低いことを意味します。
価格設定
無料でダウンロードできる基本バージョンがあります。有料版は59ドルです。継続的なサポートと更新が必要な場合、アップグレードを年単位で利用できます。また、一度きりの支払いの永続ライセンスも利用可能です。
注目の機能
- 計測してみると、テーマの読み込みは高速でファイルサイズが小さいことがわかりました。
- WooCommerce、ページビルダー、bbPressなど幅広いWordPressプラグインと互換性があります。
- 豊富なテーマカラーやタイポグラフィでカスタマイズできます。
- フックとフィルターを使用してサイトの機能を拡張することができます。
- テーマは20以上の言語の翻訳に対応しています。
- モバイルヘッダー、スティッキーナビゲーションなど、高度なサイトメニューを作成できます。
- ブログセクションは、無限スクロール、カラム管理、画像調整があり、他のテーマよりも高度です。
- 複数の領域に背景を追加できます。
- ボタンをクリックするだけで、すべてのテーマ設定をインポート、エクスポートできます。
測定結果
計測をしたところ、GeneratePressは全体的に良好なパフォーマンスを見せました。ページの読み込み速度が特に印象的です。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:99%
- Largest Contentful Paint(LCP):546ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:688ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:98
- ページサイズ:38.80 KB
- 読み込み時間:559ミリ秒
- リクエスト:6
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint:1.0秒
- 速度インデックス:1.3秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.2秒
- Time to Interactive(TTI): 1.0秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint:0.3秒
- 速度インデックス:0.4秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.4秒
- Time to Interactive(TTI): 0.3秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):54
- 合計時間:54
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
GeneratePressはファイルサイズが非常に小さく、計測でその強みを証明しています。すべてのテストのスコアはほぼ完璧です。リクエスト数もかなり少ないです。
このスピード性能は、PageSpeed Insightsでもわかります。こちらのスコアもほぼ満点で、読み込みが高速で行われていることが確認できます。TTFBでも競合と比べ非常に素晴らしいパフォーマンスを記録しました。
AstraとGenertePressをさらに詳しく比較したいという方は、GeneratePressとAstraの比較記事もご覧下さい。
5. OceanWP
OceanWPは、デフォルトで中小企業やWeb制作会社向けのプロ仕様の外観です。また、フィットネスクラブ、靴屋、チョコレートメーカーなどの企業や業界向けのクリエイティブなデモも用意されています。サイトに数十のパターンが掲載されているので、このテーマを選ぶ前に、自分に最適かどうかを判断できます。

OceanWPは高速なテーマではありますが、後ほどご紹介するとおり、速度テストの結果はそれほど高くはありません。しかし、デモ実装後のテーマのパフォーマンスは安定しています。
OceanWPにはかなりの数の拡張機能があり、その柔軟性を際立たせています。例えば、追随型ヘッダーとインスタグラムフィードなどが追加できます。 Woo Popupは気が利いた機能で、ホワイトラベルは有料の拡張機能として利用可能です。
価格設定
OceanWPには基本的な無料版があります。
有料版は主に、拡張機能を追加することを意味し、利用できるサイト数が増え、継続的なサポートも得られます。価格は年間43ドルからで、エージェンシー(代行業者向けの)用の年間127ドルの最上位プランもあります。
注目の機能
- サイトデザインのために個性的で美しい様々なデモから選ぶことができます。具体的にはスタジオ、衣装、イベントなどが含まれています。
- 完全にレスポンシブなテーマであり、小型のデバイスでの見栄えがよく、パフォーマンスも良好です。多くのテーマがこれを宣伝するものの実現しているのはわずかです。
- 翻訳ツールがテーマに組み込まれています。
- OceanWPはWooCommerceをサポートし、サイトをオンラインストアへと作り込むのに便利です。
- OceanWPに付属するWooCommerce機能の例としては、ネイティブカートポップアップ、フローティングカートバー、クイックビューなどがあります。
- このテーマは、King Composer、Elementor、Beaver Builderなどの人気のページビルダーとスムーズに調和します。
- ポップアップ通知、インスタグラムとの統合、全画面スクロールツールなど、幅広い拡張機能から選択できます。
測定結果
第一に、OceanWPは他の選択肢に比べて少し遅いようですが、決してそれだけで除外すべきだという意味ではありません。主な懸念点は、モバイルでの速度です。繰り返しになりますが、スピードそのものは実際には非常に優れているのですが、他の上位勢と比べると、やや遅いように思えます。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:99%
- 構造スコア:95%
- Largest Contentful Paint(LCP):782ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:990ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:91
- ページサイズ:303.60 KB
- 読み込み時間:749ミリ秒
- リクエスト:19
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:88
- First Contentful Paint(FCP):3.0秒
- 速度インデックス:3.2秒
- Large Contentful Paint(LCP):3.0秒
- Time to Interactive(TTI):3.1秒
- Total Blocking Time(TBT):70ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.001
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:97
- First Contentful Paint(FCP):0.9秒
- 速度インデックス:1.0秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.0秒
- Time to Interactive(TTI): 0.9秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):59ミリ秒
- 合計時間:59ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
OceanWPは素晴らしいGTmetrixスコアを記録しました。一方でPingdomとPageSpeedInsightのスコアはこの記事の他のライバルよりも少し低くなっています。ただし、91、88、97という数字は、市場に出回る大多数のテーマよりも優れており、最速WordPressテーマの1つとなっています。
TTFBテストの結果はまずまずです。
以上を踏まえると、モバイルデバイスでは読み込み時間が少し遅くなる可能性があります。将来的にはこれが改善され、すべてのデバイスで素晴らしい速度が確保されるテーマになることを期待しましょう。
6. Zakra
ZakraはThemeGrillの開発したテーマで、無限の可能性と高速インターフェースを備えた、多目的ソリューションです。テーマは高速かつ安全なオプションとして知られており、40以上のデモを活用してサイトの外観を自由にデザインできます。
実際に計測してみると、他の高速テーマに見劣りしない速度が明らかになりました。スピードに自信ありという主張が正しいことが証明されました。

Zakraは便利な機能の詰め込まれた無料テーマとして提供されていますが、高度なヘッダー、WooCommerceツール、 ブログオプションを搭載した有料版では、カスタマイズの幅がさらに広がります。
Zakraについて私たちが最も感心していることの1つとして…他の多くの無料テーマと比較して、このテーマには十分なドキュメントがあり、サポートが充実しています。よくある質問に答えるためにチュートリアルが用意されており、そこから該当するトピックが見つからない場合はカスタマーサポートに連絡できます。
価格設定
無料版は、もちろん無料で利用できます。
有料版は年間69ドルで利用でき、多くのサイトで使用するにつれて価格が上がります。月額プランを選択することもできます。
注目の機能
- コアテーマだけでも、小規模ビジネス向けの洗練されたサイトの生成に便利な高速かつ信頼性の高いビルドが利用できます。
- 歯科医から結婚式ビジネスまで、あらゆる分野に焦点を当てたデモが用意されています。
- テーマはグーテンベルクや複数のページビルダーと互換性があります。
- SEOフレンドリーで、モバイルデバイスでの見栄えの良さが確保されています。
- ヘッダーモジュールとして、複数種類のヘッダーバー、透明ヘッダーオプション、複数のボタンがあり、用途が広くクリエイティブです。
- 標準のWordPressメニュー設定に限定されることなく、メニュー全体を編集できます。これには、モバイルメニュー用ツール、ドロップダウンメニュー、メインメニューカスタマイズが含まれます。
- メイソンリーレイアウトとグリッドデザインを使い、ブログのスタイルを調整できます。
- 列を増やしたり、全幅にしたり、上部へのスクロールボタンを実装したりして、複数のフッターレイアウトを作成できます。
- テーマには、何百ものタイポグラフィオプションが組み込まれています。
- サイドバーが非常に柔軟です。
測定結果
Zakraのデザインとスピードには好感が持てます。特にモバイルでは、リクエスト数が少なくなっています。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:98%
- Largest Contentful Paint(LCP):523ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:661ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:96
- ページサイズ:58.90 KB
- 読み込み時間:519ミリ秒
- リクエスト:10
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:99
- First Contentful Paint(FCP):1.5秒
- 速度インデックス:1.8秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.6秒
- Time to Interactive(TTI):1.5秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.5秒
- 速度インデックス:0.7秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.5秒
- Time to Interactive(TTI):0.5秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):60ミリ秒
- 合計時間:60ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Zakraの計測では、全体的に良好なスコアが得られ、中でもGmetrixのPerformance ScoreとFully Loaded Timeが非常に優れた結果となりました。最初のテーマの要素がユーザーに表示されインタラクティブになるまでに2秒もかかりません。全体的に、今回ご紹介するテーマの中で平均的な数値となっています。
7. Customify
Customifyは、検討に値する最速WordPressテーマの1つです。主に、スピードテストでの優れた結果が決め手となっていますが、さらに、このテーマにはウェブサイトのあらゆる部分を調整できる設定機能があります。
この高速パフォーマンスは、テーマファイルの最適化と軽量さによるものです。カスタマイズとなると、ヘッダービルダー、フッタービルダー、デモインポート、ページビルダーとの統合が利用できます。

PressMaximumのウェブサイトから、無料でテーマをダウンロードでき、インポート用のサイトデモが豊富に用意されています。ポートフォリオ、EC、中小企業、非営利団体のサイトなどに最適です。
また、今最も人気のあるページビルダーの2トップであるBeaver BuilderとElementor向けに作成されたデモもあります。カスタマーサポートとドキュメントはPressMaximumサイトを通して高いレベルで提供されており、テーマをプロバージョンにアップグレードして、無数の高度な機能を利用することも可能です。
プロバージョンの機能には、具体的には、透明なヘッダー、さまざまなブログセクションのレイアウト、カスタムフォントなどがあります。
価格設定
コアバージョンは無料で利用できます。
プロバージョンへのアップグレードは、年間59ドルからで、1年間のアップデートとサポートが付帯します。ビジネスバンドルは3つのサイト用で年間89ドル、エージェンシーバンドルは無制限のサイトに対応し年間129ドルで利用できます。
さらに、通常、更新割引が毎年用意されています。
注目の機能
- Customifyは、ほぼすべてのタイプのサイトを柔軟に設計できる多目的テーマです。
- Beaver BuilderやElementorなどの人気のページビルダーと統合でき、コードをいじる必要性は最小限になります。
- OrbitFox、Yoast、BuddyPress、bbPressなどの多くの必須プラグインと連動します。
- WooCommerceとの統合がスムーズで、ECストアの構築を支援する追加の要素もあります。
- 制限の少ないフッタービルダーとヘッダービルダーが利用できます。
- テーマのスピードと軽量性により、すぐにSEOにプラスの効果がもたらされます。
- カスタムメニュー、柔軟なヘッダー、調整可能な列設定があります。
- ダッシュボードからデモをインポートでき、オンラインアパレルストアから弁護士のウェブサイトまで、あらゆる種類の業界をカバーしています。
- モバイルデバイス向けのユニークなヘッダーが利用できます。
- PC版の要素をいじることなく、サイトのモバイル版を編集できます。
- テーマには、無制限のタイポグラフィ設定と、ページや投稿のユニークなレイアウトがあります。
- プロバージョンでは、追随型ヘッダー機能も利用できます。
- 複数のヘッダー、メガメニュー、高度なスタイルを設定するために豊富なアドオンが利用できます。
- 無限スクロールと「トップへ戻る」ボタンで使いやすさが向上しています。
- 開発者向けのテーマであり、高度なフックとコードのカスタマイズが可能です。
- プロバージョンには、WooCommerceブースター、WooCommerce製品ギャラリー、スライダーアドオン、ECストア用キャンバスフィルターなど、高度なビルダーと「ブースター」が付属します。
測定結果
Customifyも他のテーマと同様に優秀です。このテーマでは、2秒未満という一貫した読み込み時間が記録されています。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:98%
- Largest Contentful Paint(LCP):617ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Pingdom
- パフォーマンススコア:97
- ページサイズ:145.90 KB
- 読み込み時間:974ミリ秒
- リクエスト:8
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:98
- First Contentful Paint(FCP):1.6秒
- 速度インデックス:2.0秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.6秒
- Time to Interactive(TTI):1.6秒
- Total Blocking Time(TBT):100ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.001
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.5秒
- 速度インデックス:0.7秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.5秒
- Time to Interactive(TTI):0.5秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):52ミリ秒
- 合計時間:52ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
こちらも、高スコアの強力なテーマです。しかし、Total Blocking Timeに関しては100ミリ秒と、今回ご紹介する中で最も数値が劣っています。リクエスト数は他の高速WordPressテーマと肩を並べ、ページサイズもそれほど懸念することはありません。
8. Twenty Twenty
Twenty Twentyは、WordPressに自動でインストールされるデフォルトのテーマです。このテーマの新しいバージョンが毎年リリースされ、Twenty Nineteenなどの以前のバージョンも引き続きインストールできるため、厳密にはそれぞれが個別のテーマとなります。
この最新のWordPressデフォルトテーマは、WordPressコミュニティの既存のテーマをもとに作成されており、グーテンベルクビルダーとの統合に重点を置いています。デフォルトのWordPressテーマ(年に関係なく)は、そのスリムなファイル構造、堅牢なコード、そして期待値が高いという事実により、一貫して最速WordPressテーマの1つです。

予想通り、Twenty Twenty WordPressは、速度テストで素晴らしい結果を出しました。このテーマの特徴は、ページビルダーと調和する柔軟性と、ブログセクションにおける無限とも言えるレイアウトです。
個人的または専門的なブログを構築しようとしているユーザーに人気のテーマで、高度なタイポグラフィ、フォーマット設定、背景色があります。
これをグーテンベルクやElementorなどのページビルダーと組み合わせてカスタマイズすれば、速度の点で問題が発生することもなく、安心が得られます。
価格設定
Twenty Twentyを含め、過去、現在、将来のすべてのデフォルトWordPressテーマは完全に無料です。
注目の機能
- Twenty Twentyは、毎年100に迫る一貫した速度スコアを誇ります。ファイルのサイズとリクエスト数も非常に少ないです。
- このテーマは最新バージョンのWordPress用に作成されているため、WordPressと完全に調和します。サードパーティのテーマで見られる速度の低下と干渉の発生を心配する必要はありません。
- Twenty Twentyは、柔軟性が高く、高度なカスタマイズをサポートするテーマであるChaplinに基づいています。
- エディタスタイル、フォント、色、無限スクロールなどの独自のツールが利用できます。
- グーテンベルクのブロックエディタがメインですが、ElementorやBeaver Builderなどのページビルダーと統合することもできます。
- モバイルデバイスを重要視し、素晴らしい属性、あらゆるデバイスサイズにフィットする非常にユーザーフレンドリーな要素を備えています。
- テーマを使用して、ランディングページをすばやく作成できます。
- 幅広いタイポグラフィオプションから選ぶことができます。
- ブログインターフェースとカスタマイズツールが一流で、レイアウト、サイドバー、タイポグラフィの調整が自由にできます。
- コンテンツエディタ画面から直接、公開前に変更内容をライブ表示できます。
測定結果
Twenty Twentyは決して世界最速のテーマではありませんが、それに近い選択肢です。デフォルトのWordPressテーマが名ばかりではない、というのは嬉しいものです。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:97%
- Largest Contentful Paint(LCP):651ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:1,000ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:97
- ページサイズ:66 KB
- 読み込み時間:323ミリ秒
- リクエスト:7
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):1.1秒
- 速度インデックス:1.4秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.3秒
- Time to Interactive(TTI):1.1秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.003
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.4秒
- 速度インデックス:0.5秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.5秒
- Time to Interactive(TTI): 0.5秒
- Total Blocking Time(TBT):0
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.001
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):78ミリ秒
- 合計時間:78ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Twenty TwentyはWordPress標準搭載のテーマであるという点で多くの開発者にとって第一の選択肢にはならないかもしれません。ただ、WordPressテーマの出発点として進化を続けていることは注目に値し、さらに無料のテーマが欲しい場合にはありがたいものです。
100、97、100、100というスコアには、勝者の威厳すら漂います。ページサイズはさらに目覚ましいものです。しかし、意外なことにGTmetrixの読み込み時間では最下位という結果でしたが、Pingdomの読み込み時間では一位でした。
TTFBテストの結果は私たちの予想よりは少し遅めですが、心配するレベルではありません。このようにTwenty Twentyは出発点としては優れたテーマです。
9. Responsive
Responsiveは、非常に高速です。また、あらゆる業界のウェブサイトを構築できる価値あるテーマでもあります。ブログ機能が際立っており、40以上のデモサイトファイルがあるので、旅行サイト、中小企業のショーケース、 ポートフォリオといった、目的に応じたサイト機能をインストールできます。

デモはグーテンベルクとElementor向けに作成されており、そのすべてがモバイルデバイスで綺麗に動作します。クリーンなコードとコンパクトなファイルで、プラグインと競合しづらい作りです。
価格設定
Responsiveのコアテーマは完全に無料で、しかも、ほとんどのデモが利用できます。
ただし、Proバージョンもあります。パーソナルプランは1つのサイトで使用でき、年間47ドルです。ビジネスプランは年間67ドルで、プロプランは年間97ドルです。追加の機能として、自動更新、インタラクティブカルーセル、ビデオチュートリアル、価格表、ポートフォリオウィジェットなどが利用できるようになります。
注目の機能
- 計測をしたところ、一貫して高いスコアが見られました。速度を補完するようにしてテーマにはSEO要素も組み込まれています。
- すべてのデバイスで美しい見栄えを実現するレスポンシブテーマです。
- 人気の各種ページビルダーと統合できます。いくつかのデモはElementorとグーテンベルク向けに作成されていますが、Visual Composer、Brizi、Diviなども問題なく利用できます。
- WooCommerceやWPMLなどの有名プラグインとうまく組み合わせて使用できます。
- BuddyPressやbbPressとのスムーズな統合でコミュニティウェブサイトも作成できます。
- このテーマは、ブランドに合わせてボタン、色、レイアウトで完全にカスタマイズ可能です。
- スタイル、システムフォント、Googleフォントなど、タイポグラフィを柔軟に調整できます。
- カスタムレイアウト、色、製品画像のクイックビューなど、かなりの数のWooCommerceオプションがテーマに組み込まれています。
- Proバージョンでは、無制限のカラー、ヘッダー/フッターレイアウト、WooCommerce向け拡張ツールが利用できます。
測定結果
Responsiveのページ読み込み時間は驚くほど高速です。加えてテーマの名前を考えると、モバイルでの結果も興味深いものです。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:96%
- Largest Contentful Paint(LCP):560ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:865ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:95
- ページサイズ:32.40 KB
- 読み込み時間:629ミリ秒
- リクエスト:11
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:98
- First Contentful Paint(FCP):1.9秒
- 速度インデックス:2.4秒
- Large Contentful Paint(LCP):2.0秒
- インタラクティブになるまでの時間(TTI):1.9秒
- Total Blocking Time (TBT): 10ミリ秒
- Cumulative Layout Shift (CLS): 0.001
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:99
- First Contentful Paint(FCP):0.6秒
- 速度インデックス:0.8秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.7秒
- Time to Interactive(TTI):0.6秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):53ミリ秒
- 合計時間:53ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Responsiveというテーマが、PageSpeed Insightsのモバイルテストで(最高ではないものの)好ましい結果を出しているのには、安心を感じます。読み込み時間はモバイルデバイスで低下することなく、テーマがPCで表示されるときにはさらにスピードが上がります。
これらのスコアのいずれについても、リクエスト数が少なく、読み込み時間が短く、ページサイズが悪くないことを考えると、何も心配要りません。
10. Sydney
aThemesのSydneyは、高速かつミニマルなデザインを求める中小企業やフリーランサー向けです。テーマはElementorと互換性があり柔軟にレイアウトを管理でき、速度計測ではなかなかの結果を出しました。
Sydneyは、ウェブサイトのコストを安く抑える必要があるものの、質には妥協したくない中小企業にとっての救世主です。シンプルなサイト構築プロセスと、レイアウト拡張の幅広い設定で、そのようなサイト管理者を支えます。

Sydneyはレスポンシブテーマであり、小型のデバイスでも綺麗に表示されます。また、テーマカスタマイザーの設定を変更するだけで、素早くブログやフロントページをカスタマイズすることもできます。
私たちのお気に入りはカスタムElementorブロックとGoogleフォントとの統合です。まだまだ機能はあり、パララックス(視差)、スライダー画像ヘッダー、ソーシャルボタンなど。Sydneyはまさに、無料で配布されている有料クオリティのテーマ。無料でこれだけの機能が利用できすばらしいものですが、Proバージョンにはさらに多くのメリットがあります。
価格設定
無料のテーマとして用意されているものの、69ドルのProバージョンもあります。
Proテーマには、さらに多くのページテンプレート、ヘッダーレパートリーなど、サイト構築プロセスを一層推し進める多くの機能が含まれています。また、Proバージョンには、継続的なサポートとテーマの更新が付帯するのでさらなる価値があります。
注目の機能
- このテーマは小さなファイルサイズ、SEO、モバイルに特化したアプローチにより、速度テストで優れた結果を出しています。
- さまざまな言語への翻訳に対応しています。ライブカスタマイザーは、公開前に変更内容をリアルタイムで確認できるので便利です。
- 複数のソーシャルメディアボタンを使用して、ソーシャルアカウントにリンクできます。
- パララックス効果を追加する設定も含まれています。サイトを遅くすることなく画像に視覚効果を追加する簡単な手法です。
- Sydneyにはかなりの数のカスタムElementorブロックが付属します。
- テーマオプションから、色、フォント、ブログのレイアウトを操作し、自由にカスタマイズできます。
- aThemesカスタマーサポートは高く評価されており、オンラインドキュメントも一流です。
- Proバージョンにアップグレードすると、より多くのページテンプレートとElementorブロックが使えます。たとえば、プレミアムElementorブロックには、タイムライン、価格表、新入社員紹介セクションなどがあります。
- WooCommerce機能の一部は、Sydneyテーマ独自のもので、たとえば、決済モジュール、製品プレビューツールがあります。
- 簡単なボタンのクリックだけで、ビデオをサイトのヘッダーに追加できます。
- フッターのお問い合わせフォームもSydneyならではのもので、潜在的なクライアントや顧客から情報を収集するのに活用できます。
測定結果
Sydneyは決してこの記事の中で最高のパフォーマンスとは言えませんが、質が高く、リクエスト数が少なく、ファイルサイズが小さいため、言及するに値します。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:98%
- Largest Contentful Paint(LCP):502ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:655ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:97
- ページサイズ:63.90 KB
- 読み込み時間:660ミリ秒
- リクエスト:7
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:99
- First Contentful Paint(FCP):1.6秒
- 速度インデックス:2.1秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.6秒
- Time to Interactive(TTI):1.6秒
- Total Blocking Time(TBT):70ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.4秒
- 速度インデックス:0.7秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.5秒
- Time to Interactive(TTI): 0.4秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):52ミリ秒
- 合計時間:52ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Sydneyのスコアは全体を通して優秀で、高速WordPressテーマの1つだと言えるでしょう。PageSpeedでのスコアは上位のテーマに匹敵し、GTmetrixでの100%のスコアは、文句のつけようがありません。
合計ページサイズも小さく、リクエスト数は二番目に少ないという結果となっています。
多くの用途に使える堅実なテーマです。テーマ内のファイルがきちんと整理され、高速化が進められているのは、嬉しいボーナスです。
11. Blank Canvas
Blank Canvasはワンページサイト向けのミニマルなデザインの無料テーマです。同じくAutomattic社のテーマであるSeedletの子テーマです。

投稿と固定ページのレイアウトはデフォルトでは完全に白紙状態です。ヘッダーも、ナビゲーションメニューも、ウィジェットもありません。WordPressエディタでデザインするページがそのままフロントエンドに表示されます。このように、デモは一切ありません。
価格設定
Blank CanvasはAutomattic社の提供する無料テーマです。ライセンスなしで、個人的にも、商用にも利用できます。
注目の機能
- Blank Canvasはその名が示すとおり、あらゆるカスタマイズが可能な白紙のキャンバスです。
- デフォルトでは、ヘッダー、ナビゲーションメニュー、フッター、ウィジェットを含め、一切余計なものはありません。
- テーマを一から作成する予定の方は、Blank Canvasが非常におすすめです。
- デフォルトのスタイルは、若干のブルーのハイライトの入ったサンセリフ体のシンプルなフォントとなっています。
測定結果
Blank Canvasは速度テストで抜群のパフォーマンスを記録しました。実際にその結果を見てみましょう。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:94%
- Largest Contentful Paint(LCP):405ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:516ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:92
- Page Size: 58.30 KB
- Load Time: 541ミリ秒
- Requests: 10
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:99
- First Contentful Paint(FCP):1.6秒
- 速度インデックス:1.9秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.8秒
- Time to Interactive(TTI): 1.6秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.5秒
- 速度インデックス:0.7秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.6秒
- Time to Interactive(TTI):0.5秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):67ミリ秒
- 合計時間:67ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Blank CanvasのGTmetrixの結果は、ほとんどすべての指標で優秀で、最高のパフォーマンスを示しました。しかし、Structure Scoreに関しては、最低となっています。Pingdomのグレードは90を超えていますが、競合と比べると若干低くなっています。同様に、他のスコアも非常に優秀でしたが、これと言って突出していません。
12. Go
GoDaddyの提供するGoは「グーテンベルクに重きを置いた革新的なWordPressテーマ」を自称しており、実際に様々な観点からその通りであると言えます。主に、グーテンベルクブロックによりシンプルなビジネスサイトの構築を支援することに重きを置いています。

Goの真の強みは、1ブロックずつウェブサイトを作成できるプラグイン、CoBlocksページビルダーにあります。この記事を書いている時点では、著者プロフィール、メイソンリーギャラリー、サービス、価格表、地図、ソーシャルシェア、イベント、FAQなど、さまざまな用途に応じた37のブロックが用意されています。
また、用意された豊富なデモを選んで、すぐに基本的なサイトを構築することもできます。
価格設定
Goは完全無料でダウンロード、利用できます。
注目の機能
- GoはWordPressのブロックエディタをページビルダーに使用したい方にとって優れた選択肢です。
- 柔軟性をさらに高める様々なカスタマイズオプションもあります。
- Goは付随するCoBlocksページビルダープラグインのショーケースのような役割を果たします。CoBlocksページビルダープラグインはWordPressのブロックエディタと本格的なページビルダーの中間的な存在です。
- 主にHTMLとCSSで構成されており、JavaScriptとPHPを用いたコードは最小限です。
測定結果
GoによりWordPressサイトの高速化は図れるでしょうか?計測結果を見てみましょう。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:99%
- Largest Contentful Paint(LCP):546ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:712ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:94
- ページサイズ:139.40 KB
- 読み込み時間:520ミリ秒
- リクエスト:12
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:94
- First Contentful Paint:2.4秒
- 速度インデックス:2.4秒
- Large Contentful Paint(LCP):2.5秒
- Time to Interactive(TTI): 2.4秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.003
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:99
- First Contentful Paint(FCP):0.7秒
- 速度インデックス:0.8秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.7秒
- Time to Interactive(TTI): 0ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):65ミリ秒
- 合計時間:65ミリ秒
- ヘッダーサイズ: 450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
GoのGTmetrixでのパフォーマンススコアは素晴らしいものでした。しかし、PingdomのパフォーマンスグレードとPageSpeed Insightsのモバイルスコアは、他と比べると下位にあります。TTFBもまた、下から二番目という順位ですが、それでも70ミリ秒を下回っています。今回記事に加えたのはそのためです。
13. Hestia
HestiaはNeveの開発元であるThemeisleによる別のテーマです。どのようなビジネスサイトでも構築できる、近代的なワンページサイト向けテーマとなっています。

Hestiaは、パフォーマンスとユーザーエクスペリエンスが標準で最適化されています。また、WooCommerceに対応しているので、オンラインストアを素早く簡単に構築することができます。
価格設定
Hestiaは有料のテーマですが、公式サイトから試用が可能です。
個人向けライセンスは年間80ドル、ビジネス向けライセンスは年間150ドル(通常割引あり)。複数のウェブサイトで使用する場合は、年額347ドルのエージェンシープランを選択することもできます。
ビジネスプランには、スターターサイトと優先サポートが含まれています。Hestiaのエージェンシープランは、上記のすべてが含まれ、さらにホワイトラベルとライブチャットサポートが追加されています。
注目の機能
- Hestiaは翻訳とRTL(右から左への記述)に対応しているため、多言語でウェブサイトを構築することができます。このテーマのすべての要素はプラグインで翻訳することができます(Weglotプラグインに正式に対応しています)。また、任意のRTL言語を使用することができます。
- SEOに対応した構造とクリーンで最適化されたコードで構築されているため、SEOフレンドリーです。そのためGoogleでの検索結果表示順位で優位になります。
- ライブカスタマイザーによりサイトの外観を微調整した際に、瞬時に変更内容を確認できます。
- Hestiaでは、WordPressでサイトを構築する際の手順を説明したビデオチュートリアルが確認できます。
- WordPressの新しいバージョンのエディタであるグーテンベルクを含め、ほぼすべての主要なページビルダーに対応しています。
- Hestiaには、レスポンシブで使いやすいメガメニューが搭載されています。これを使えば、サブメニューの項目を簡単に配置し、整理することができます。さらに、メニューのデザインと構造を細かに調整できます。
- 有料のテーマであるため、ワンクリックでの更新、サポートなどの便利な機能が利用できます。
測定結果
Hestiaは同じ開発元を持つテーマ、Neveに対抗できるのでしょうか?早速計測結果を見てみましょう。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:95%
- Largest Contentful Paint(LCP):665ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.01
- 読み込み時間:883ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:92
- ページサイズ:218.30 KB
- 読み込み時間:564ミリ秒
- リクエスト:18
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:88
- First Contentful Paint(FCP):3.0秒
- 速度インデックス:3.0秒
- Large Contentful Paint(LCP):3.0秒
- Time to Interactive(TTI):3.0秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.007
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:99
- First Contentful Paint(FCP):0.8秒
- 速度インデックス:0.8秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.9秒
- Time to Interactive(TTI):0.8秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.011
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):54ミリ秒
- 合計時間:54ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Hestiaは、GTmetrixのパフォーマンススコアで100%の満点を獲得しました。しかし、Pingdomのグレードは92と、競合に比べるとやや低めです。リクエスト数も多い方です。PageSpeed Insightsのモバイルテストは、どちらかについてこれといって突出した点はありません。
今回テストを行った中で最速のテーマの一つであったNeveとの比較では、とても及びません。とはいえ、市場に出回る他の多くのテーマと比較すれば、Hestiaの速さは際立っているため、今回ご紹介しました。
14. PopularFX
PopularFX は、あらゆるタイプのサイトを構築できる、シンプルながら強力なテーマです。視覚的に迅速かつ容易にウェブサイトを構築するためのページビルダーを搭載しています。

完全なレスポンシブテーマで、Google Fontsと高度なタイポグラフィ機能が統合されています。同社のウェブサイトには複数のテンプレートが用意されており、さまざまなウェブサイトを素早く構築することができます。
価格設定
無料テーマとしてダウンロードできるPopularFXには、年額59ドル(個人ライセンス)から利用できるPro版も存在します。プロフェッショナルライセンスは年額89ドル、ビジネスライセンスは年額249ドルです。
Pro版には、より多くのテンプレート、Pagelayer Pro、50以上のProウィジェット、サポートとテーマの1年間の更新が含まれています。
注目の機能
- Popular FXにはドラッグ&ドロップ機能があり、ウィジェットをドラッグしてページをデザインすることができます。
- 任意のテキストをクリックすることでテキストの追加・削除ができるインライン編集機能が搭載されています。
- PopularFXを使用すると、ページの要素に視覚効果を追加することができます。該当する要素が表示されているときにそれが作動するように設定可能です。
- リビジョン管理機能が備わっており、古いバージョンのテーマを元に戻したり、やり直したり、復元したりできます。
- PopularFXは複数のウィジェットで細かく調整可能で、フォントの色、サイズ、アニメーション、余白などでページをデザインできます。
測定結果
PopularFXは、他の人気WordPressテーマと肩を並べることができるのでしょうか?計測結果を見てみましょう。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:97%
- Largest Contentful Paint(LCP):527ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:638ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:96
- ページサイズ:79.10 KB
- 読み込み時間:980ミリ秒
- リクエスト:8
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:99
- First Contentful Paint(FCP):1.8秒
- 速度インデックス:1.8秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.8秒
- Time to Interactive(TTI):1.8秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.5秒
- 速度インデックス:0.8秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.5秒
- Time to Interactive(TTI):0.5秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):61ミリ秒
- 合計時間:61ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
PopularFXはGTmetrixのパフォーマンススコアで100%という素晴らしい結果を残しました。PageSpeed Insightsのパフォーマンススコアは99・100と、こちらも優れています。Pingdomのグレードもまた、平均よりも優れています。ドラッグアンドドロップ式のウィジェットがお好きな方は是非、PopularFXを試してみてください。
15. Twenty Twenty-One
Twenty Twenty-Oneは、WordPress 5.6で登場したWordPressのデフォルトテーマです。前作同様、カスタマイズ性の高い、白紙のキャンバスのような役割を果たすミニマルデザインのテーマです。

このテーマは、自動フィードリンク、レスポンシブな埋め込み要素、カスタム背景など、いくつかの機能に対応しています。
価格設定
Twenty Twenty-Oneは無料のWordPressテーマです。
注目の機能
- ブロックエディタをブラシとして、サイトを自在に描く、白紙のキャンバスのような役割を果たします。
- インパクトのあるレイアウトを作成するのに便利な、新しいブロックパターンが利用できます。
- ブロックエディタをフルサポートしています。
- AAA等級(ウェブアクセシビリティ規格)に準拠したカラーパレットを利用することも、独自の背景色を設定することもできます。
- ダークモードに対応しています。
- サイトコンテンツの下のフッターにウィジェットを追加できます。
- ブロックエディタを使い、ホームページに簡単にコンテンツを追加できます。
- バックエンドからサイトのロゴとSNSのアイコンを追加できます。
すべての機能を知りたい方はTwenty Twenty-Oneテーマに関する詳細記事をご覧下さい。
測定結果
過去のデフォルトテーマのパフォーマンスを考えるとTwenty Twenty-Oneには期待してしまうものですが、どうでしょうか?結果を見てみましょう。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:100%
- 構造スコア:99%
- Largest Contentful Paint(LCP):550ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
- 読み込み時間:670ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:97
- ページサイズ:56.70 KB
- 読み込み時間:667ミリ秒
- リクエスト:7
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:100
- First Contentful Paint(FCP):1.3秒
- 速度インデックス:1.7秒
- Large Contentful Paint(LCP):1.5秒
- Time to Interactive(TTI):1.3秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンスコア:100
- First Contentful Paint(FCP):0.4秒
- 速度インデックス:0.5秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.5秒
- Time to Interactive(TTI):0.4秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0
Byte Check(TTTB測定)
- Time To First Byte(TTFB):42ミリ秒
- 合計時間:42ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Twenty Twenty-Oneは、前作の評判に違わず、すべてのテストにおいて非常に高いパフォーマンスを発揮しました。今回テストしたすべてのテーマの中で最高のスコアを記録しています。GTmetrixのstructure scoreは99%と最高です。また、モバイルとPCの両方でのPageSpeed Insightsのスコアも完璧です。そして、わずか42ミリ秒のTTFBと文句なしの結果となりました。
16. Twenty Twenty-Two
Twenty Twenty-Twoは、WordPress 5.9で登場したWordPressのデフォルトテーマです。柔軟性、軽量性、カスタマイズ性に優れたデフォルトテーマで、ブロック、パターン、テンプレートを自由に試すことができます。

このテーマは、フルサイト編集、グローバルスタイル、ナビゲーションブロック、新たな画像ギャラリーなど、WordPress 5.9の新機能を試してみるのに最適です。
価格設定
Twenty Twenty-Twoは無料のWordPressテーマです。
注目の機能
- このテーマは鳥の持つ多様性と多面性を表現しています。
- Twenty Twenty-Twoのタイポグラフィは軽量でありながら強力で、カラーパレットは自然から着想を得ています。
- テーマのレイアウト要素はまるで鳥のようにサイトに静かに調和。
- WordPress 5.9で導入された「フルサイト編集」機能に対応したテーマです。1ページ1ページ、ニーズに合わせてカスタマイズできます。
- 数十種類の新しいブロックパターンなどが含まれています。
測定結果
Twenty Twenty-Oneと同様に、Twenty Twenty-Twoも前作に匹敵するようなテーマとなっているのでしょうか?早速見てみましょう。
GTMetrix
- パフォーマンススコア:99%
- 構造スコア:98%
- Largest Contentful Paint(LCP):577ミリ秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift(CLS):0.07
- 読み込み時間:661ミリ秒
Pingdom
- パフォーマンススコア:97
- ページサイズ:504.90 KB
- 読み込み時間:730ミリ秒
- リクエスト:8
PageSpeed Insights(モバイル)
- パフォーマンススコア:74
- First Contentful Paint(FCP):1.1秒
- 速度インデックス:1.5秒
- Large Contentful Paint(LCP):4.1秒
- Time to Interactive(TTI): 1.2秒
- Total Blocking Time(TBT):40ミリ秒
- Cumulative Layout Shift:0.523
PageSpeed Insights(PC)
- パフォーマンススコア:86
- First Contentful Paint(FCP):0.4秒
- 速度インデックス:0.4秒
- Large Contentful Paint(LCP):0.5秒
- Time to Interactive(TTI):0.4秒
- Total Blocking Time(TBT):0ミリ秒
- Cumulative Layout Shift/累積レイアウトシフト(CLS):0.875
Byte Check(TTFB測定)
- Time To First Byte(TTFB):53ミリ秒
- 合計時間:53ミリ秒
- ヘッダーサイズ:450b
- リクエストサイズ:201b
まとめ
Twenty Twenty-Twoは、GTmetrixのperformance scoreは99%、structure scoreの98%と順調な滑り出しを見せます。しかし、ページサイズは564.90KBと最も大きく、全体の順位を下げています。Pingdomのスコアでは、すべてのテーマの中で最下位でした。
スコアはさておき、PageSpeed Insightsの速度インデックスやリクエスト数など、他の統計のほとんどは、なかなかのものでした。この最新のデフォルトWordPressテーマを使用したいという方は、パフォーマンスをなるべく高められるよう、最適化をお忘れなく。
高速WordPressテーマの測定結果まとめ
テーマ | GTmetrix Score | Pingdom Grade | PageSpeed Insights (モバイル) | PageSpeed Insights (PC) | TTFB |
Astra | 100% | 98 | 100 | 100 | 47ミリ秒 |
Blank Canvas | 100% | 92 | 99 | 100 | 67ミリ秒 |
Customify | 100% | 97 | 98 | 100 | 52ミリ秒 |
GeneratePress | 100% | 98 | 100 | 100 | 54ミリ秒 |
Go | 100% | 94 | 94 | 99 | 65ミリ秒 |
Hello Elementor | 100% | 92 | 93 | 99 | 59ミリ秒 |
Hestia | 100% | 92 | 88 | 99 | 54ミリ秒 |
Neve | 100% | 98 | 100 | 100 | 51ミリ秒 |
OceanWP | 99% | 91 | 88 | 97 | 59ミリ秒 |
PopularFX | 100% | 95 | 98 | 99 | 53ミリ秒 |
Responsive | 100% | 95 | 98 | 99 | 53ミリ秒 |
Twenty Twenty | 100% | 97 | 100 | 100 | 78ミリ秒 |
Twenty Twenty-One | 100% | 97 | 100 | 100 | 78ミリ秒 |
Twenty Twenty-Two | 99% | 97 | 74 | 86 | 53ミリ秒 |
Zakra | 100% | 96 | 99 | 100 | 60ミリ秒 |
テーマは順不同でご紹介しましたが、速度とパフォーマンスについて、それぞれのテーマがどのような違いを見せているのか確認することが重要です。
どのテーマが最も速いかを完全に明確に把握することはできませんが(テーマは、あるテストでは1位、別のテストでは7位などになり得るため)、収集した情報に基づいてランク付けを試みることには価値があるはずです。
測定結果の比較

速度の結果を視覚化して考えてみましょう。下にあるグラフでは、X軸にすべての最速テーマが並び、4つの速度計測ツールの最終スコアを比較しています。それぞれが最高100となっています。
要約
- GTMetrix PageSpeedのスコアはテーマによって多少異なりますが、それほど大きな差はありません。すべて99を超えています。
- Twenty Twenty-Twoは、今回テストしたすべてのテーマの中で累積スコアが最も低く、次に低いのはOceanWPです。
- Hestia、Hello Elementor、Blank Canvas、OceanWPのPingdomスコアは悪い数字ではないものの最も低いです。
- Astra、GeneratePress、Neve、Twenty Twenty、Twenty Twenty-Oneは、PageSpeed Insightsモバイルテストで唯一100を記録しました。
- Twenty Twenty-Two、OceanWP、Hestiaは、PageSpeed Insightsモバイルスコアが低く、GoとHello Elementorもトップよりも少し下につけています。
次のグラフでは、読み込み時間の結果を比較します。すべてが、秒またはミリ秒単位の記録です。こちらは、低いほど優秀ということになります。

要約
- Blank CanvasがGTMetrixで最速の読み込み時間を記録し、GeneratePress、Sydney、PopularFX、Twenty Twenty-One、Twenty Twenty-Two、Zakraがそれに続きます。
- Pingdomの読み込み時間に関してはTwenty Twentyが一番で、PopularFXはかなりの差で敗れています。
- PageSpeed Insightsのモバイルテストでの速度インデックスはNeveが最速で、GeneratePressが僅差で続いています。OceanWPはここで最も遅い結果を出しました。
- グラフからは、どのテーマもTTFBで好成績を残したとは言い難いでしょう。とはいえ、TTFBが最も遅いテーマはTwenty Twenty、最も速いのはTwenty Twenty-Oneです。
- 全体として、GeneratePress、Astra、Neve、Twenty Twenty、Twenty Twenty-Twoは、すべてのテストにおいて最も速く読み込まれました。
今回は高速のWordPressテーマ16種類をテストし、その結果を比較しました。軽量で最適化されたテーマを選ぶことには大きなメリットがありますが、パフォーマンス重視のサーバー選びも同等に重要です。パフォーマンスとセキュリティにこだわる一流のWordPress用サーバーをお探しでしたら、KinstaのWordPress専用マネージドクラウドサーバーをお試しください。
よくある質問
最速のWordPressテーマは何ですか?
当社で行ったテストでは、GeneratePress、Astra、Neve、Twenty Twentyが最速のWordPressテーマであるという結果になりました。
最速の無料WordPressテーマは何ですか?
当社の行ったテストでは、GeneratePress、Astra、Twenty Twentyが最速の無料WordPressテーマであるという結果になりました。
WordPressテーマの速度を決める要素は何ですか?
WordPressテーマの性能は、多くの要因に左右されます。主なものには、コーディングのベストプラクティスの実践、HTTPリクエスト数の削減、ページサイズの最適化、使用するJavaScriptの削減(特にレンダリングを妨げるもの)、テーマディレクトリの構造化などがあります。
WordPressテーマを高速化するにはどうすればいいですか?
WordPressテーマのパフォーマンスは、複数の要因に左右されます。まず、画像を最適化し、キャッシュを有効にし、CDNを追加し、全体のページサイズ、HTTPリクエスト、外部サービスを削減しましょう。
WordPressテーマの速度を測定するにはどうすればいいですか?
WordPressテーマの速度を確認するには、サイトの速度テストツールを使用します。GTmetrix、Pingdom、PageSpeed Insightsがおすすめです。
WordPressテーマを最適化するにはどうすればいいですか?
WordPressテーマを最適化する方法は多数あり、高速なWordPress専用サーバー選び、スピードと画像の最適化プラグインの使用、CDNの導入、キャッシュの有効、動画を効率的に使用してサードパーティのスクリプトの使用を最小限に抑え、ページ全体を軽量化することなどが挙げられます。
すべてのプラグインとテーマが常に最新の状態に保つことも重要です。Kinstaのお客様は、MyKinstaでKinsta自動アップデートアドオンを使って、簡単かつ安全に更新作業を自動化することができます。