サイトは構築できた。でも、どうやって皆に見てもらえるのか…訪問者は一体どこから…そんな不安を抱えていませんか?
ご心配なく、そんな気持ちになるのは、ごく自然なことです。ネットには訪問者を増やすための情報が溢れかえっていますが、その中から本当に効果のあるものを判断するのは、簡単ではありません。
今回の記事では、むやみに全てを掲載しません。代わりに、本当に効果があるものだけに焦点を当てます。
それでは、ご用意はいいですか?
サイトの訪問者を増やす方法
理解を進めるために、方法を以下のカテゴリに分けました。
それでは、本題へと移りましょう。
コンテンツマーケティング
サイトで、優れた、関連性のあるコンテンツを作成する限り、Googleからサイトにアクセスする訪問者が安定して増加するものです(もちろんこれが理想)。
でも「素晴らしいコンテンツ」がどんなものなのか、想像もつきませんか?それなら、私たちの作成したコンテンツマーケティングガイドと、こちらの、よくできたコンテンツマーケティングハブ(BacklinkoのBrian Dean氏作成)もご参照ください。
この中には、プロモーション、コピーライティング、デザインなど、コンテンツマーケティングについて知っておくべき30以上のリソースがあります。
インスピレーションはもらえましたか?続いては、コンテンツでサイトに訪問者を増やすための具体的なコツです。
1. 役に立つコンテンツを作る(つまり、質問や疑問に対する答えを作成する)
当たり前のようなことですが、ほとんどのSEOに焦点を当てたコンテンツの肝は結局のところ、これになります。
オンラインで多くの人が気になっている(そして、答えの出ていない)質問に対して、答えを提供しましょう。
疑問が湧いた時、あなたなら、まずどうしますか?そうです、「ググり」ますよね?
トピックは問いません。「ミーム とは」でも「住みやすい都市」でも「コーンフレーク 開発秘話」でも、なんでもいいのです。
ポイントはこうです。Googleやその他の検索エンジンは、人々に答えを提供するために存在しています。ウェブサイトのコンテンツを通して答えを提供できれば、Googleはあなたのサイトにそれ相応の訪問者を届けてくれます。
では、どのようにその質問を知ることができるのか。
これが、一番苦労するところです。対象となる人物像を理解することも、キーワード調査ツールを使うことも、役に立ちます。
(詳細は後ほど:このガイドのキーワードセクションで、「あなたが答えを提供するための質問をどのように探すのか」について、詳しくご説明します)
とは言え、質問を見つける最も簡単な方法だけここで触れておきましょう。Googleを使うことです。
あなたの潜在的な訪問者が使うであろう質問を入力するところから始めます。これだけで、最終的には、答えを提供すべき質問に近づくことができるはずです。
いくつか質問の候補が挙がったら、以下のフレームワークを使って、便利なコンテンツ作りへと進みましょう。
- キーワード調査をし広く(多くの人に)検索されている質問を探る
- その質問に答えることのできるコンテンツを作る
- SEOのベストプラクティスに従う
- 質問に答えられるだけの十分な分量を書く
- 記事を編集する(誰にでも失敗はあります)
- 記事の公開、随時見直し、次の記事の執筆…このサイクルを繰り返す
この際には、数ヶ月で誰も検索しなくなるようなトピックは選ばないことをお勧めします。
2. 不朽のコンテンツを作る
不朽のコンテンツとは、公開された後もずっと、価値を提供し続けることのできるものです。
それには、以下のようなものが含まれます。
一部のコンテンツはすぐに時代遅れになりますが、不朽のコンテンツは(ニュース記事のような鮮度とは無関係に)そこに残り続けます。そして、検索からのトラフィック、見込み顧客、ソーシャルメディアでのシェアといった着実な成果へとつながります。
これには、以下のような特徴もあります。
- 終わることのない(そして相乗的な)価値を創出
- 新たな顧客/読者に学びの機会を提供する
- あなたの威厳や存在価値を定義する
- 他サイトからのリンク獲得に貢献する
不朽のコンテンツの例をKinstaから挙げるならば、ナレッジベースセクションがそれにあたります。よくある技術面での質問についてのコンテンツをご覧ください。
このような質問は、これからもユーザーにより投げかけられることでしょう。ちなみに、これに対する答えは、常に最新のものに更新することが重要です。
3. 分量の多いコンテンツを作る
コンテンツの分量に「正解」も「不正解」もありません。「あなたにとっての最適な量」は「答えを完全に提供するのに十分なだけ」とでも言いましょうか。
それを基本としつつも、大きなコンテンツであるほど、パフォーマンスも向上することが明らかになっています。
でもなぜ、長いコンテンツを作成すべきなのでしょうか?
主に4つの理由があります。
- 長い記事の方が、一般的に、短い記事よりもランキングが上位になりやすい傾向にある
- 長い記事の方が、SNSでシェアされる傾向にある
- トピックへの関連性が増す(Googleランキング要素の一つ)
- 読者を購入などのアクションへ誘導するのにも効果的(コンテンツのアップグレードなどを使用)
ランキングを決める上で文字数は大事な役割を果たしますが、文字の多さ以外にも検討すべき事項は存在します。
もし、分量の長いコンテンツの例をご希望であれば…いま読んでいるこの記事が、そうです!
4. リスト形式の記事を書く
リスト形式とは、タイトルに〇〇選などの文言が含まれているタイプの記事です。
インターネットはこのようなリスト形式の記事で溢れています。BuzzFeedはこのタイプの記事をよく公開します。
ウェブサイトへのトラフィックを増やす上で、数字は心理的なトリガーとして機能するため、リスト形式の記事は効果的です。
読むときに流し読みしやすいだけでなく、目を引きます。
オンラインでタイトルに数字があると、 “クリック、ワー”レスポンスと呼ばれるものによって脳が活性化されるため、実際にクリックする可能性が高くなります。
リスト形式の記事の効果は、科学的に証明されているということですね。
ただし、注意すべき点が1つあります。リスト形式の記事は、特定のサイトにトラフィックを集めるのには役立ちますが、訪問者をユーザー/顧客へと変える(コンバージョン)のに最適なコンテンツタイプではありません。このためには、さまざまな形式(ガイド、比較表を用いたランディングページなど)を活用する必要がありますが、それは今後の記事で扱うことにします。
サイトに訪問者を集める方法へと話を戻しましょう。
5. システムを構築する(ヒント:コンテンツカレンダーでスケジュール管理)
サイトへのトラフィックを増やすために、人生の多くのことに言える法則を活用しましょう。それは一貫性です。
コンテンツ戦略における一貫性は、読者との関連性を維持するだけでなく、Googleに対して、信頼できる情報源であることをアピールできます。
集中的かつ不安定な投稿スケジュールよりも、ゆっくりと着実に記事を公開する方が理想的です。
これを管理する最良の方法の1つが、コンテンツカレンダーです。これを使えば、アイデアを保存し、公開する内容と順序を計画できます。
エディトリアルカレンダー、 TrelloやAsanaなどのプロジェクト管理アプリ、スプレッドシート、または、ペンと紙(昔ながらの方法もあり)などが使用できます。
どれを選択するかは問題ではありません。大事なのは、使用する可能性が最も高く、今後も引き続き使用し続けることのできる形式を選ぶこと。
6. コンテンツを他のチャンネル(そして他のフォーマット)で再利用する
コンテンツの再利用とはつまり、既存のコンテンツの新たな可能性を見つけることです。
別のメディアを介し新たな読者にアプローチし、忘れられたコンテンツに新しい命を吹き込み、コンテンツ作成に投じた努力を最大限に活用するのに役立ちます。
Ahrefsは、 コンテンツモニタリング記事+ビデオのように、ブログとYouTubeチャンネルでコンテンツを再利用するという素晴らしい例を示しています。
GaryVee氏も同様です。「コンテンツピラミッド」アプローチを使用して、1つのスピーチから30以上のコンテンツを作成しています。
重要なのは、1つのコンテンツを再利用することで、できるだけ多くの価値を獲得すること。
コンテンツ再利用のアイデアとしては、以下のようなものが考えられます。
- ウェビナー > ビデオ
- 昔の記事 > ダウンロード型のガイド
- インタビュー > 記事や電子書籍
- 画像 > Pinterestボード
- QuoraのQ&A > 記事
- スライドショー > インフォグラフィックや記事
- 統計情報 > Twitterスレッド
- 記事 > ポッドキャスト
7. インフルエンサーに訴求するコンテンツを作成する
ほとんどの業界にはインフルエンサーがいます。大勢のフォロワーがいて、コンテンツへのいいね/高評価、シェア、リンクをたくさん持っている人たちです。
自分のコンテンツに、そんなインフルエンサーの力を活用できたら最高ではありませんか?
インフルエンサーにコンテンツをシェアしてもらいたいなら、彼らに直接訴えかけるコンテンツを作成する必要があります。
インフルエンサーが見たいと思うコンテンツを作成する、シンプルなプロセスは次のとおりです。
- インフルエンサーリサーチツールで業界のインフルエンサーを見つけるか、Googleで検索して、直接コミュニケーションが取れるメールアドレスを見つける
- インフルエンサーが話している(公開している)内容を分析する
- 共通するテーマを見つける
- そのテーマについてのコンテンツを作る
- できたコンテンツをその人に紹介する
8. 目を引く記事タイトルを書く(ヘッドラインアナライザーを使う)
タイトルは、コンテンツの最も重要な要素の1つです。
Google検索結果でユーザーが最初に目にするものでもあります。説得力のある見出しがないと、濃密なブログ記事であっても無視される可能性があります。
目を引くタイトルを作るために、Sumoタイトル生成ツールのような、ヘッドラインアナライザーが使えます。
優れたタイトル作りには経験が必要です。しかし、ご心配なく。練習を積めば、ちゃんと体得できます。ゼロから始める場合、以下のことを意識してください。
- 顧客(記事を読む人)のことを調べる
- 競合の記事のタイトルを見てみる
- 読者が使いそうな言葉を選ぶ(+業界特有の難しい言葉は避ける)
- 可能であれば冒頭に数字を入れる
- 「秘密」「語られることのない」「隠された」などのインパクトのある言葉を使う
- 可能であればタイトルのA/Bテストも行う
- CTR(クリックスルーレート)を計測して調整する
9. 過去の記事を推敲/改善する
ウェブサイトへの訪問者増加のための答えは、意外にシンプルだったりもします。例えば、過去の記事です。
ある程度の期間、サイトを運営していれば、すでに、大量の記事が公開されていることでしょう。そんな時には、もう一度、命を吹き込む作業が効果的です。
Google検索結果の1ページ目の下部、または2ページ目の最初あたりにある記事に、特に狙いを定めてください。改善を施すのに最適です。
では、どうやって改善すべきでしょうか?
過去の記事を改善する際のポイントがこちら
- 古くなった情報を更新する
- 画像、スクリーンショット、ビデオなどを増やす
- イントロダクションを改善する(冒頭の部分を改良して、もっと読みたいと思わせる)
- (これが意味をなすと思われる場合のみ)文字数を増やす
- 関連する記事へと(またはその関連する記事から)リンクを追加する
- 一文ごとの長さを短くして、箇条書きも併用することで、読み易さを改善する
- 再度公開して、新しい記事として告知/宣伝する
そして時に、古い記事を更新するよりも、組み合わせてしまった方がいい場合もあります。
10. 古い複数の記事を組み合わせる(+リダイレクトする)
同じトピックやキーワードについての記事が複数ある場合、それらを組み合わせて一つの記事にしてしまう方がいいケースもあります。
サイトの構造がシンプルになると共に、通常、こうすることで、完成した記事がGoogle検索結果で高いパフォーマンスを発揮する傾向にあります。
その理由はこちら。
「オーソリティ」を複数のページに分散させる代わりに、一つのより強力な記事を持つことができるからです。その記事で、より深い話ができ、より多くのトラフィックを期待することができるでしょう。
似通った記事を一つに組み合わせる方法はこちら。
- どのURLを保持するのか、どのURLを削除してそこからリダイレクトするのかを決める
- すべてのコンテンツを複数の古い記事からコピーし、一つの保持したい記事に貼り付ける
- 新しい記事のフォーマットを調整して、編集したのちに、再確認する
- 出来上がった新しい記事へ向けて301リダイレクトを設定する
- 最後に不要になった古い記事を削除
11. スカイスクレーパーテクニックを使う
スカイスクレーパーテクニックは、BacklinkoのBrian Dean氏により考案された技です。
基本的に、コンテンツを高品質のバックリンクを獲得するための手段に変えるシステムです。
詳細はこちら。
ステップ1 – すでに多くのバックリンクを獲得しているコンテンツを見つける
Ahrefs Content ExplorerやBuzzSumoなどのツールを使って、多くのSNSでのシェアやリンクがあるコンテンツを見つけてください。
ステップ2 – これを上回るコンテンツを作成する
続いて、これを改善する方法を探ります。さらに最新の情報を加えることも、見た目を改良することも、話の内容を広げることもできます。
ステップ3 – 自分の作ったコンテンツを宣伝する
最初に見つけた(お手本となった)サイトへとリンクを貼っているサイトを訪問し、あなたの(より優れた)コンテンツへのリンクをお願いしましょう。
文面としてはこのようなものが使えます。
[相手の名前] 様
[TOPIC]についての記事を読ませて頂きました。また、同記事の中で、こちらのページ([ここにリンクを記載])にリンクを貼られていることを拝見しました。
ちょうど、私のサイトで、最新情報を盛り込んだ、より詳細な内容の記事を執筆したところです。
URLはこちらです。[ここに新しく作った記事のリンクを記載]
この情報がお役に立てれば幸いです。もしお気に召しましたら、リンクの追加をご検討くださいますでしょうか。
[あなたの名前]
スカイスクレーパーテクニックは、非常にシンプルです。ただ、実践するにはコツがいります。便利なリソースもあわせてご紹介しておきます。
- スカイスクレーパーテクニックを実践(+結果を出す)方法–Ahrefs
- スカイスクレーパーテクニックを使用して7万以上の PVを獲得した話–HubSpot
- 質の高いバックリンクをコンテンツに引き寄せる方法–Single Grain
とはいえ、コンテンツマーケティングを賢く行うウェブサイトにおいて、スカイスクレーパーテクニックは、かなり一般的なアプローチとなっており…最近では数年前よりも影響力が弱まっています。
もちろん、ブログへのトラフィックを増やすために、多かれ少なかれ、プラスの効果は期待できるでしょう。
12. その道のプロを巻き込んだ記事を作る
専門家が協力する投稿とはつまり、その道のプロからのコメントを盛り込み、まとめあげたものです。
Databoxの例では、その道のプロによるSEOツールについての意見が掲載されています。
このような集約型記事は、記事内に登場する人々(つまりここで言う専門家やプロ)からのリンクやシェアを獲得するのに効果的です。
この類の記事はトラフィックを生みやすい傾向にあります。その理由は以下の通りです。
- トップに精通した専門家が関わり、その人が、フォロワーに対して記事をシェアするのが一般的
- 必然的にリスト形式になり(前述のように)これは効果的な手段となり得る
- 業界で名の知れたプロからのコメントや推奨事項が集約されることで、読者や入門者に訴求できる
Eメールマーケティング
オンランで何をするにしても、メールアドレスは大きな武器になります。プロジェクトの大きさにかかわらず、オーディエンスに対してメールを送れることが重要です。
これだけ大量の人にメールでアクセスできることを考えると、あなたのサイトにトラフィックを増やす手段として、無視するわけにはいきません。
- あなたのメーリングリストに登録する人は、すでにあなたのサイトに興味を持っている人です
- その人に直接話しかけるようなもので、トラフィックの増加はほぼ保証されています
- ターゲットを絞り込んだトラフィックを、好みのページにもたらすことができます
13. Eメールマーケティングでウェブサイトの訪問者数を増やす
Eメールマーケティングは比較的安いながら、効果の高い手法です。
Eメールマーケティングの基本を実践することに加えて、訪問者を増やすためのコツはこちら。
- できる限り早くメーリングリストを作成する
- 適切なEメールマーケティングソフトウェアを選択する
- メールで配信する内容に一貫性を持たせる
- 人目を引く件名を作成する
- メールにSNSシェアボタンを組み込む
- CTA(コールトゥーアクション)ボタンをつける
- 大量に送りすぎないようにする
- スマホでもちゃんと表示されるテンプレートを使用し、迷惑メール判定を受けないようにする
14. コンテンツアップグレードを使用してより多くの購読者を獲得する
コンテンツアップグレード(または英語では「リードマグネット」とも言います)は、メールアドレスを登録してくれた人に対して提供するリソースです。ちなみに、一見の価値ありの、最高のリードジェネレーション(潜在顧客獲得)WordPressプラグインもご覧ください。
適切なアップグレードを用意すれば、訪問者は無料でコンテンツを手に入れるために、メーリングリストに喜んでサインアップするものです。
ただし、訪問者を理解し、彼らが何を望んでいるかをしっかり理解する必要があります。この点について、Perfect Ketoはいい仕事をしています。
コンテンツアップグレードの例は次のとおりです。
- チェックリスト
- チートシート(作業をするときなどに参照できるカンニングペーパーのようなもの)
- クイックスタートガイド
- 電子書籍
- テンプレート
- 無料コース
15. ようこそメールシリーズ
ようこそメールシリーズは、メーリングリストに登録すると購読者に自動で送信される一連のメールです。
大事な手順であり、良い第一印象を与えるチャンス。これは、ウェブサイトのトラフィックを強化し、購読者を増やすのに大いに役立ちます。
Driftは、このメールの役割を明確に理解した上で、新しい購読者を人気のあるコンテンツへと誘導しています。
16. サイトにメールアドレス登録機能を追加する
メールの力をトラフィックのために活用するには、ウェブサイト経由でメールアドレスを収集する方法が必要です。
次のようなサイドバーまたはコンテンツ内のサインアップフォームが使用できます。
ここで大事なのは、訪問者に「サインアップを促す説得力のある理由」を与えることです。
プロモーション
素敵なコンテンツを作成しました。次は何をすべきでしょうか?
プロモーションです。
宣伝に使えるポイントは以下の通りです。
17. コンテンツをアグリゲーターサイトに投稿する
コンテンツアグリゲーターとは、サイト独自のコンテンツを作成しないタイプのウェブサイトです。代わりに、他のサイトからコンテンツを収集し、1つの場所に「アグリゲート(集約)」します。
さまざまなコンテンツを1か所で見つけることができ、アグリゲーターサイトはユーザーにとって便利です。一方で、コンテンツ作成者にとっては、コンテンツを興味のある人のもとへ届けることができるチャンスです。
コンテンツアグリゲーターをいくつかご紹介します。
- Webdesigner News
- Designer News
- org (以前の名称はInbound)
- Hacker News
- Mix (以前の名称はStumbleUpon)
- Digg
- icio.us
- Panda
- Fark
- GrowthHackers
- AllTop
- org
- Facebook groups
- LinkedIn groups
- Zest
18. ゲスト投稿を活用する
ゲスト投稿とは、自分以外のサイトで記事を書いて投稿することです。その頑張りに対して、通常、あなたのサイト向けにリンクを貼ることができます。
これにより、トラフィックがサイトに流れ込む道筋ができ、バックリンクが取得でき、ブランド認知度も向上します。
ゲスト投稿の最大の課題の1つは、これを受け入れている最適なサイトを見つけることです。
ありがたいことに、Googleで簡単に検索(その際には、検索演算子を使用)して、あなたの分野に関連するゲスト投稿の機会を見つけることができます。
演算子は例えば次のようなものが考えられます。(サイトの分野に関連する用語をKEYWORDの部分に入れてください)。
- KEYWORD intitle:“記事を書いてくださる方”
- KEYWORD intitle:“記事をご投稿ください”
- KEYWORD intitle:“寄稿をお願いします”
- KEYWORD intitle:“投稿” + inurl:blog
- KEYWORD “ゲストとして投稿”
- KEYWORD inurl:/ゲスト投稿/
- KEYWORD “ゲスト投稿”
- KEYWORD “ゲストによる投稿”
- KEYWORD “寄稿者募集中”
- KEYWORD “寄稿の仕方”
- KEYWORD “ゲストによる執筆”
- KEYWORD “ゲストの記事”
- KEYWORD “ゲストのコラム”
- KEYWORD “寄稿者になる”
19. ブロガーに連絡してサイトを宣伝する
関連するブログに連絡を取り、あなたのウェブサイト、サービス、製品などについて紹介することができます。
ステップ1 – 連絡するブロガーを探す
こんなブロガーがいいでしょう。
- すでにあなたのサイトについての記事を書いた(参照した)ことがあるブロガー
- 同じトピックについてのコンテンツを書いたことのあるブロガー
- 以前に同様のトピックのコンテンツにリンクを貼ったことのあるブロガー
- 関連する記事についてツイートしたことのあるブロガー
ステップ2 – 正しい連絡先を見つける
ブロガーに話しかけるためには、そのメールアドレスを見つける必要があります。
メールアドレスを探す方法はいくつもありますが、中でも簡単なのは、Hunter.ioなどのツールを使うことです。
ステップ3 – メールの内容を考案する
送信するメールの文面を考える必要もあります。
文言についてコツを知りたいという方は、HubSpotによるメール文言テンプレートが参考になります。
あとは「送信」ボタンを押すだけでOKです。
20. あなたのサイトで他の人からのゲスト投稿を受け付ける
どうか、ゲスト投稿が二方向あることをお忘れなく。
あなたが他のサイト向けに書くだけでなく、他の人があなたのサイトで記事を書けるようにしましょう。なお、投稿者がオリジナルで、質の高く、読者の興味に関係のある記事を書くことが前提です。
サイトに新しいコンテンツを追加できるだけでなく、投稿者がそのコンテンツを宣伝する可能性(トラフィック増加に貢献)もあります。
ウィンウィンの関係です。
21. Mediumで記事を執筆する(他のサイトも)
Mediumは、ユーザーがコンテンツを作成するタイプのウェブサイトです。ユーザーの行動(どのような記事を読んでいるか)に基づいて、他の記事を提案します。
Mediumでの記事執筆のメリットは以下の通りです。
- 継続的な安定したトラフィックをあなたのサイトにもたらしてくれます。
- すでにこのサイトにはたくさんの読者と、エンゲージメントの強い(記事に対してアクションを頻繁に行う)オーディエンスがいます。
あなたの書いた記事がどれだけ読まれているのかといったデータが確認できるダッシュボードもあります。
Mediumのようなサイトは他にもあります。
MediumとWordPressの比較ガイドもご覧ください。
コミュニティ
ここでのテーマはプロモーションですが、オンラインコミュニティでコンテンツを共有することは、トラフィックをサイトにもたらす素晴らしい方法になり得ます。多くの人がすでに試みており、スケーラブルではないものの、試してみる価値は十分にあります。
22. 関連するオンラインコミュニティでコンテンツを宣伝する
オンラインコミュニティとは、ユーザーがオンライン上で語り合う場所であり、Facebookグループ、Reddit、Slackチャンネル、フォーラムもこれに該当します。
あなたがすでにニッチを特定できていれば、関連するオンラインコミュニティ探しは簡単です。
便利なリソースを以下にご紹介します。
24. Redditで有益なコンテンツを投稿する
Redditは大規模で活発なコミュニティです。サイトのニッチに関連するsubredditがすでにあるかもしれません。
ここで繰り広げられる膨大な議論に圧倒されずに、Redditを適切に活用できる限り、サイトに大量のトラフィックを送り込むことも夢ではありません。
TrackRedditのようなツールを使用して、Redditのディスカッションを追跡することもできます。
ただし、Redditでの宣伝は少し難易度が高いかもしれません。ユーザーは、あなたの投稿が気に入らなければ、容赦無い反応を示すこともあります。
Redditに投稿する際にのポイントはこちら。
- まずはメンバーになること
- 利益第一にせず、まずは価値を提供すること
- オリジナルコンテンツを投稿し、正しい方法でユーザーと関わりあう
- 偽のアカウントは使わないこと
25. Facebookグループに参加する(+コンテンツをシェア)
ニッチに関連するいくつかのFacebookグループに参加して、コンテンツを共有してみましょう。
大事な点として、グループ内では宣伝行為に関するルールを尊重するようにしましょう。
Facebookグループは、ありとあらゆるニッチを網羅しています。私たちの例ですと、WordPressサポートに基づいた、WordPressフリーランサーやWordPressスピードアップなどのグループには、Kinstaのコンテンツに興味のあるメンバーがいる可能性があります。
実際にグループを検索して、あなたのサイトのコンテンツに関連しているディスカッションを探してみてください。
宣伝しようとしている投稿に関連するディスカッションを見つけて、参加しましょう。グループを支援する会話形式で共有してみてください。
すべてのオンラインコミュニティでの宣伝に言えることですが、あなたの存在が有用であり、スパム行為ではないことを行動で示しましょう。
26. Quoraで質問に答える
Quoraは、サイトにトラフィックをもたらす強力な武器になり得ます。
まだの場合には、アカウントの作成から行ってください。Quoraアカウントの作成後、答えを提供するための適切な質問を探しましょう。
手順は簡単です。キーワードを入力するだけで、Quoraが関連するトピックを提案してくれます。
あなたのトピックを選んで、関連する質問をチェックしてみましょう。
「Answer(回答する)」を押して、質問に答えてください。質問に対して、中途半端にならず完全な答えを提供して、あなたのサイトにある、関連するコンテンツへリンクを貼りましょう。
Quoraを最大限に活用するには、プロフィールをちゃんと入力して充実させ、サイトの訪問者に関連する質問を選び、読む人に対して役に立つ(関係のないものは避ける)リンクを追加してください。効果を最大化するには、 Quoraを使ったマーケティングのヒントもご覧ください。
他には、以下のようなQ&Aサイトを同じように使うこともできます。
27. Product Huntに投稿する
Product Huntは、日々、オススメの新しいモバイルアプリ、ウェブサイト、テクノロジー製品をキュレートしているコミュニティです。
Product Huntからのトラフィック取得には少しコツが必要です。以下にヒントをご紹介します。
- できるだけ早くスレッドの質問に答えること
- 支持してくれたユーザーに対しツイートし、感謝を告げる
- Product Huntでのローンチについて、ソーシャルメディアのフォロワーとメーリングリスト購読者に伝える
- WordPressサイトでGoogle Analyticsを設定して、結果を追跡
- Facebook、Twitterなどでシェアの画像がうまく機能しているかどうかチェック
- 高評価のお願いなどはせずに、URLだけを共有して、ユーザーに判断を委ねる
さらに詳しい情報は、公式ガイドをご覧下さい。
28. フォーラムからウェブサイトへのトラフィックを増やす
フォーラムは、ウェブ誕生の初期から存在しています。以来、ありとあらゆるサイトが訪問者獲得のためにこれを活用してきました。
フォーラムの中には、時代遅れに見えるものもあるかもしれません。それでも、熱心なユーザーがいる限り、トピックに関連する素晴らしいトラフィックの源になります。
フォーラムでサイトを宣伝する際のコツは、以下のようになります。
- あなたのニッチにあったフォーラムを探す
- ユーザー名を慎重に選ぶ
- 署名欄にリンクを記載する
- プロフィールを丁寧に作る
- スパム行為に走らないこと
- 質のあるコンテンツを提供する
- 新しいスレッドを作る
- 頻繁に投稿する
いいフォーラムがない。そんな時には、次の手も使えます。
29. 自分でフォーラムを作る
ちょうどいいフォーラムが見つからなければ、自分で作ることもできます。WordPressのフォーラム作成プラグインを使うと、すぐにセットアップできます。
もしこの手段を選ぶ場合には、ユーザーが質の高いコンテンツを生み出し共有するように、モデレーター(監視、管理の役割を果たす人)を用意して、フォーラムの画面構成を使いやすくしましょう。
これをうまく行えば、あなたのサイトに安定した訪問者を確保することができるかもしれません。
SEO
SEOを無視すると、どれだけキーワード調査(詳細は後述)やコンテンツマーケティングを行っても、サイトはうまく機能しないでしょう。
SEOは、サイトに一貫したトラフィックを確保する優れた方法の1つ。Googleの検索結果で上位にランクする限り、サイトへの継続的なオーガニックトラフィックが見込めます。
その重要性はお分り頂けたと思いますが、SEOは決して、ゼロから勝手に生まれてくれるものではありません。
SEOを味方につけるには、訪問者がGoogleで検索するトピックについての記事を書かなければいけません(これについては、前の項目で扱いました)。そして、さらにその効果を高めるために、検索エンジン最適化を行います。
SEOを使ってサイトに訪問者を呼び込むために今すぐできることをご紹介しましょう。
30. サイトのSEO健全性に注意を払う
SEOは非常にシンプルです。基本的には、サイトの健全性を保ちながら、Googleが推奨する事項を遵守していけば問題ありません。
これらを正しく実行するだけで、あなたのサイトにもたらされるトラフィックに変化が見られるでしょう。
SEOの基本はこちら。
- SEOとの相性がいいWordPressなどのCMS
- レスポンシブデザインとモバイル画面での使いやすさ
- 有効なSSL認証
- 高速かつ信頼性の高いウェブホスト
- 関連するサイトからのリンク
- 読者が実際に読んでみたいと思うコンテンツ
ウェブサイトの技術的な健全性を含め、SEOには明らかに多くの要素がありますが(これについては後ほど説明します)、このようなものが基礎となります。
31. サイトへのバックリンクを獲得する
権威のあるサイトや関連するサイトからのリンクは、あなたのサイトに対する信頼を意味する投票のようなものです。
構築するリンクのタイプは、ニッチによって異なります。以下に、便利なリンク構築のためのリソースを掲載しておきます。
- 9つの簡単なリンク獲得戦略(誰でもできる) —Ahrefs
- 予算に関係なくできる50の地元ベースのリンク獲得戦略 —Loganix
- リンク獲得テクニック60種類以上のチェックリスト—Mangools
32. フィーチャードスニペットにコンテンツを表示させる
Googleは事業開始当初から、検索結果の画面に情報を追加することで、ユーザーエクスペリエンスの向上を続けています。
その中の一つが、フィーチャードスニペットです。
フィーチャードスニペットは、Googleの検索ボックスのすぐ下に表示されるコンテンツボックスです。ユーザーに検索クエリに対する素早い回答を提供するために存在します(ウェブサイトをクリックしてページに移動することなく、回答が得られるということです)。
特に、既にランキング形式のコンテンツがある場合は、スニペットを使用してサイトにトラフィックを送り込むことができます。
以前にフィーチャードスニペットを表示する方法を説明しましたが、簡単な要約として、スニペット最適化のためのコツは以下の通りです。
- 質問型のキーワードに狙いを定める
- スニペットの種類を意識する(段落、リスト、表など)
- 段落と文章を短くする
- 質問に簡潔かつ明確に答える
- コンテンツを小見出しで論理的に構成する
- 表を使ってそれを表現する
- 回答の中に質問を含めるようにする
- コンテンツの最初または最後に要約を載せる
33. 分析データを使用してパフォーマンスの低いページを検索(その逆も然り)
Google Analyticsを使いましょう。
Got to 「行動」> 「サイト コンテンツ」>「ランディング ページ」へ移動して「セッション」をクリック。「低」から「高」へ並び替えます。
すると、こんなものが表示されます。
これで、トラフィックが最も少ないページを見ることができます。
ここから、パフォーマンスの高いページにあるはずの何かが欠落していないかどうか確認してください。パフォーマンスの低いページを改善して、サイトのすべてのページがトラフィックをもたらすようにしましょう。より詳細なデータを収集するためのもう1つのツールとして、Google Search Consoleの「パフォーマンス」タブが使えます。
もちろん、反対を行うこともできます。
AnalyticsやSearch Consoleでフィルターを使って、最もパフォーマンスの高いページをチェック。さらに改善できる部分があるかどうか考えてみましょう。
せっかくGoogle Analyticsを使っているので、以下も行っておきましょう。
34. 最高のトラフィックソースを最適化する
Google Analyticsで「集客」>「すべてのトラフィック」> 「参照元/メディア」を選びます。
どこからトラフィックがやってきているのか確認してみましょう。
- 参照元: 検索エンジンや他のウェブサイトなど、ユーザーが該当するコンテンツを見る前にいた場所を意味します。
- メディア:ユーザーがどのようにしてコンテンツに到達したのかを表しています。
ここから、トラフィックソースについていくつか考えておきたいことがあります。
- どこから最大のトラフィックがきているのか
- どこから最もコンバージョンの高いトラフィックが来ているのか
- どこから最もエンゲージメントの高いトラフィックが来ているのか
それぞれから、うまくいっている理由を探り、それを今後のページや記事の作成に活かします。
そして、考えておきたいトラフィックソースはここだけじゃありません。他にもあります。
35. 競合のトラフィックソースを盗む
最高のパフォーマンスを発揮するために、すでに上手くいっているものを観察するのも手です。さあ、実践してみましょう。
一番素早い方法が、ライバルからトラフィックを「盗む」ことです。このフレーズに罪悪感を感じるならば…リバースエンジニアリングと呼ぶことにしましょう。
SEOツールが必要です。
競合サイトを盗み見る方法はこちら。
競合を使ったトラフィックメソッド1 – SimilarWeb
SimilarWebに移動し、検索ボックスに競合サイトのURLを貼り付け検索します。
「リファラル」セクションに移動して、どこからトラフィックがやって来ているのかチェックしましょう。
競合を使ったトラフィックメソッド1 – Ahrefs
Ahrefsバックリンクチェッカーへ移動して、競合サイトのURLを入力して「Check backlinks」をクリックします。
これで、上位100のバックリンクと、そこから競合サイトに送り込まれている推定トラフィック量が確認できます。
ライバルサイトで何が上手くいっているのか確認することで、そこから、自分のサイトに活用できるものが見つかるはずです。
キーワードリサーチ
キーワードリサーチとは、ユーザーが検索する関連フレーズ(キーワード)を見つけるプロセスです。
キーワードのリストを取得したら、該当するキーワードの検索結果に表示されるように、それをページに含める必要があります。
無料ツール、有料ツール…キーワードを生成する方法は多数あります。
それでは参りましょう。
36. トラフィックのポテンシャルのあるトピックに狙いを定める
SEOは、一貫したトラフィックをブログに送り込むための最良の方法の1つです(この記事の後半で詳しく説明)。
しかし、Googleから訪問者を送ってもらうためには、適切なキーワードを見つける必要があります。つまり、トラフィックのポテンシャルのあるキーワードに狙いを定めるということです。
最終的には、トラフィックが、以下のよう成長するのが理想です。
キーワードリサーチを行うときに留意すべき指標は次のとおりです。
- 検索ボリューム:どれだけの人がそのキーワードを毎月検索しているのか。
- キーワードの難易度:そのキーワードで上位にランクすることがどれだけ難しいか。
多くの無料/有料のキーワードリサーチツールがあります。おすすめをご紹介します。
- Ahrefs Keyword Explorer (有料)
- SEMrush (有料)
- KWFinder (有料)
- UberSuggest (無料)
- Google Keyword Planner (無料)
- Keyword Sheeter (無料)
そして、次の項目も忘れてはいけません。
37. ロングテールキーワードに狙いを定める
ロングテールキーワードは、3つ以上の言葉で構成されるキーワードです。あなたのサイトで提供されている情報や、販売している商品についての、非常に絞り込んだものになります。
例えば、こちら。
キーワードが長く細かくなるにつれて、コンバージョンが上がるのがわかります。
これがロングテールキーワードのメリットの一つです。さらに(競合が少なくなることで)ランクしやすい傾向にもあります。
それでは、どうやってロングテールキーワードを見つけることができるのでしょうか?
Googleを使うだけで簡単にできます。
ロングテールキーワードを見つけるための3つの簡単なメソッドをご紹介します。
メソッド1 – 自動補完
まずは、自動補完機能です。トピックやメインキーワードを入力して、他の人の検索結果に基づいたGoogleによる提案をチェックしてみましょう。
メソッド2 – “他の人はこちらも検索”
結果ページを少し下にスクロールすると、次のロングテールキーワードリサーチメソッドが姿を現します。「他の人はこちらも検索」(PAA)ボックスです。
メソッド3 – 関連キーワード
最後に、ページの一番下には、関連キーワードが表示されます。
Googleを使うだけで、このように簡単にキーワードリサーチを行うことができます。
38. 質問ベースのキーワードリサーチをする
前に触れた通り、ユーザーの質問に対する答えを提供することが重要です。
質問ベースのキーワードを見つけるのに使える2つの優れたツールがAnswer the PublicとQuestionDBです。
キーワードを入力すると、質問のアイデアを大量に見つけることができます。
Answer the Publicで「クレジットカード」を(英語で)入力した場合の検索結果です。
QuestionDBでの結果がこちら。
ご覧のとおり、たった1つのキーワードから、多くの潜在的な質問(特定のトピックで多くの人が尋ねていること)を生成し、記事へとつなげることができます。
39. キーワードギャップを探す
ギャップというのはつまり、毎月大量の検索結果があるにも関わらず、あなたがランクしていないキーワードを見つけることです。
そして、ご想像の通り、そのキーワードでのランク入りを狙います。
この無料のコンテンツギャップファインダー、または、Ahrefsを使うのが、最も簡単です。
後者であれば、以下のようになります。
Ahrefs Content Gapツールを開いて、比較したいドメインを入力してください。
「show keywords」をクリックすると、潜在的なキーワードギャップを見つけることができます。
自分のサイトと競合サイトに対してこれを行うと、すでにライバルがランクしている、そして、あなたがランクしていないキーワードを見ることができます。
この結果に基づき、ギャップを見つけて、それに狙いを定めた記事を書くようにしましょう。
40. LSI(セマンティック)キーワードでコンテンツを最適化する
LSIとは、「latent semantic indexing =
潜在意味インデックス」の略です。業界では、セマンティックキーワードと呼ばれることも。簡単に言えば、あなたのメインのキーワードに関連した言葉やフレーズです。
GoogleのHummingbird(ハミングバード)以来、検索エンジンはトピックを完全に理解することに重きを置いています。LSIキーワードは、検索エンジンのクローラーによる理解を支援するのに便利です。
これを見つけるには、LSI Graphのようなツールが使用できます。メインキーワードを入力するだけで、トピックに関連する用語が表示されます。
ここで見つかったキーワードを記事やページに含めるようにしましょう。
正直なところ、質の高いコンテンツを書いていれば、必然的にこのようなセマンティックキーワードは含まれるものですが、知っていて損はないでしょう。
41. キーワードの共食いを避ける
キーワードの共食い—あなたのウェブサイトの2つ以上のページが同じキーワードでランクを競い合ってしまっている状態です。
実際、多くのページがある大規模なサイトでは非常に一般的です。これについては、Mozの非常に詳細な記事をご覧ください。
ここでの学びはこうです。キーワードの共食いは、Googleを混乱させてしまう(どちらをランクさせるべきか)可能性があるので、避けましょう。トラフィックの観点から、似通った2つのページは、好ましいこととは言えません。
他にもこんなデメリットがあります。
- ページのオーソリティを下げてしまう
- ページへのリンクを(奪い合って)希釈してしまう
- コンバージョン率に影響を与える
多くの場合、1つの投稿に統合してしまうのが良いでしょう。この無料のスプレッドシートを使用して、キーワードの共食いを見つけ、site:あなたのドメイン.com ‘キーワード’クエリで、潜在的な問題を明らかにすることができます。
42. 簡単に勝てるキーワードの機会を探す
既存のサイトを使って、少ない労力でトラフィックを獲得することもできます。
比較的パフォーマンスの高いページを探して、それを改良することで順位を引き上げましょう。
詳しくは、以下の通りです。
2ページ目の上部、または、1ページ目の一番下あたりにランクしているページやキーワードが理想的です。ある程度の調整で、ランク上昇、サイトへのトラフィック増加を実現できる可能性があります。
実際には、以下のような調整が考えられます。
- メインキーワードと関連する語句に狙いを定められるようにキーワードリサーチをする
- ページ上SEOを改善する
- コンテンツを追加する
- そのページへ向けた(他のページからの)内部リンクを作る
- そのページへのバックリンクを獲得する
該当するページを見つけるには、Ahrefs、SEMrushなどのSEOツールに組み込まれているキーワードフィルタリングを使用するか、無料のSEOスプレッドシートを元にリサーチを行うか、Google Search Consoleのパフォーマンスレポートを確認することができます。
技術的な改善
サイトが獲得するトラフィック量を決定するSEOのもう1つの側面は、技術的な健全性です。
検索エンジンボットがサイトを検索、クロール、インデックス登録してくれるために、いくつかの技術的要素をチェックする必要があります。
それでは見てみましょう。
43. 技術面でのSEO推奨事項を実施する
テクニカルSEOとはつまり、Googleのクローラー向けにサイトを最適化することです。
これは、サイトへのトラフィックを獲得するための重要なステップです。Googleがサイトの検索、クロール、インデックス登録を行えないと、当然、ランク付けも始まりません。ランキングなし=オーガニック検索トラフィックゼロを意味します。
サイトのコンテンツではなく、インフラストラクチャに関するものであるため、「テクニカル」SEOと呼ばれます。
テクニカルSEOの全ては、膨大な話になります。ただし、基本的には、以下のように絞り込むことができます。
- どちらのドメインを優先すべきか決める(wwwをつけるか、または無しか)
- txtファイルを最適化する
- サイトのURLストラクチャを最適化する
- 論理的なサイト構造とナビゲージョンを作る
- パンくずリストでUXを改善する
- 構造化データマークアップを追加する
- canonicalを使う(URLの正規化)
- 404ページを設定して最適化する
- 301リダイレクトを使う
- XMLサイトマップを用意する
- SSL認証をインストールする
- サイトが高速で読み込まれるようにする
- サイトをモバイルフレンドリーにする
- Google Search Consoleに登録する
注意点として、これが全てではありません。ただし、上記のすべてをクリアすれば、サイトの健全性は正しい方向に向かっていると言えるでしょう。
44. サイトの存在を検索エンジンに知らせる
GoogleやBingで、サイトの閲覧者が増えることをお望みですよね?
それなら、あなたのサイトの存在を検索エンジンに知らせましょう。
実際、これはすぐに終わります。ほとんどの作業は自動的に行われますが、今後インデックス作成を制御できるようにすることには、大きな価値があります。
検索エンジンは、技術的にはサイトの送信を必ずしも必要としてはいません。しかし、多くのサイトでやっておくのが理にかなっています。例えば、以下のような場合です。
- ほとんど(または全く)バックリンクのない新しいサイト
- 新しいコンテンツと構造でリニューアルしたばかりのサイト
- ハッキングから回復したばかりのサイト
- 多くのコンテンツが更新された状態のサイト
Googleや他の検索エンジンにサイトを手動で送信すると、適切にインデックスを作成し直すのに必要な時間を短縮でき、オーガニックトラフィックの定期的な流入を支援することができます。
45. SERPクリック率を改善する(GSCデータを駆使)
クリック率(CTR)とは、Google検索結果からウェブサイトにアクセスする検索者の割合です。
嬉しいお知らせです。
CTRを改善し、効果的にトラフィック増加を狙うことができます。
クリック率を確認するには、「Search Console」>「パフォーマンス」に移動し、「平均CTR」のボックスをクリックして選択してから、「クエリ」を選びます。ここから、CTRの観点から最高および最低のクエリを確認できます。
オーガニックCTRを改善するにはこんなことができます。
- ページタイトルを改善する
- URLをより明確で説明的にする
- メタディスクリプションを改善する
- 構造化データを追加する
- ページ速度を改善する
46. 404ページで失われたバックリンク獲得の機会を取り戻す
リンク先のページを削除したり、ページへの不正確なURLを設定したり、誤った方法でURLを変更すると、リンク切れが発生します。これは、ユーザーエクスペリエンスの観点から、好ましくありません。
レゴのサイトを訪れてこの404ページが表示されて歓喜する人などいません。
まあ、ここまでちゃんと作りこまれた404ページならちょっと楽しくなるかもしれませんが…例外です。
リンク切れがSEOに及ぼす効果とは
検索エンジンがサイトをクロールし、そこにリンク切れがあると、クロールはそこで終わってしまいます。つまり、インデックスされる可能性が、断たれてしまうということ。
検索者(またはウェブクローラー)があなたのサイトを見て回り、あるリンクをクリックしたら、404メッセージの書かれたページへ移動してしまうということです。
あなたがどうかわかりませんが、私だったら、少しイライラするか、または、サイトを後にします。
リスクは予め回避しておきましょう。全てのリンク切れを見つけ修正することが重要です。
47. 内部リンクでオーソリティを強化する
内部リンクとはつまり、あなたのサイトのあるページから、同じくあなたのサイトの別のページへのリンクです。
こんなリンクは今まで何度も目にしているはず。
内部リンク(そして外部リンク)は通常、過去の/関連したページを言及する際に、自然に発生するものです。
内部リンクにはこんなメリットがあります。
- 訪問者(そして検索エンジン)がより効率的にウェブサイトを見て回れるようになる
- 情報ストラクチャが構築できる
- リンクやオーソリティをサイト中に普及できる
48. サイトをレスポンシブにする
スマホを持たない人を探す方が難しい現代社会。ウェブサイトの閲覧手段として、スマホが活躍している事実を否定することは難しいでしょう。
2019年のユニークモバイルインターネットユーザー数は、 40億7000万にもなったとのこと。
あなたのサイトにもおそらく、モバイルユーザーが多く訪れていることでしょう。Googleはこの状況を考慮し、モバイルファーストインデックスを発表しています。
サイトがレスポンシブでない場合には、以下の理由から、早急に策を講じるべきでしょう。
- 訪問者にとっての使い心地が良くなる
- 読み込み速度が上がる
- 直帰率が減る
- SNSでのシェアを加速させる可能性もある
49. SERPの見た目をschemaで強化する
構造化データとしても知られるschemaは、検索エンジンの理解を助けるマークアップです。
これにより、検索エンジンクローラーは、より簡単に、あなたのページを見つけて、インデックスに登録することができます。ボットに対して、より多くの情報を提供することで、リッチスニペット(CTR向上の可能性あり)獲得の後押しをしましょう。
サイトでレビューを掲載している場合、例えば、以下のようなリッチスニペットを表示できる可能性があります。
これの詳細については、schema(スキーマ)構造化マークアップをWordPressサイトに追加する方法をご覧ください。
50. サイトの読み込み速度を上げる
これについてはすでに少し触れましたが、サイトの読み込み速度はSEOに影響します。
ページ速度は直接的なランキング要因であり、加えて、直帰率を下げることにより間接的にランキングに影響を与える可能性もあります。
ページ速度はユーザーにとって重要です。考えてみてください。ウェブページの読み込みが遅いとき、あなたならどうしますか?読み込まれるのを待ちますか、それとも他のサイトに行きますか?
恐らく、諦めて他のサイトをあたるでしょう。
ページの読み込みが速いほど、ユーザーをサイトにとどめることができます。そして、Googleもこれを理解しています。だからこそ、2010年に、SEOにおいてページ速度がランキング要因としてカウントされると発表しました。
GoogleのJohn Mueller氏は、2〜3秒以内にユーザーに向けて、ウェブページが確実に読み込まれるようにすることを推奨しています。
画像を圧縮したり、読み込みの速いWordPressテーマを使ったり、ハイパフォーマンスを実現できるホスティング環境を確保したり、 パフォーマンス改善のためにできることはたくさんあります。
ページ読み込み速度について、このようにたくさんの記事を執筆していますので、ご覧ください。
- ウェブサイト読み込み速度最適化のための初心者向けガイド
- ウェブサイト読み込み速度テストを正しく実行する方法
- WordPressサイトを加速させる方法
- GTmetrix読み込み速度テストツール詳細ガイド
- Pingdom読み込み速度テストツール:包括的ガイド
- Google PageSpeed Insights:WordPressで100/100点を記録する
ソーシャルメディア
トラフィックを獲得するには、ターゲットとなるユーザーが集まり、コンテンツを共有するサイトに注目しましょう。ソーシャルメディアは、ブランド認知度とコミュニティの構築にも役立ちます。
また、SNSはミームや猫の動画を共有するだけの場所ではありません。アメリカの成人の43%がFacebookからニュースを仕入れています。
ソーシャルメディアを使用してサイトにトラフィックをもたらす方法は次のとおりです。
51. SNSを頻繁に使う
明らかなステップのように思えるかもしれませんが、トラフィックを増やしたいなら、実際にSNSアカウントを設定する必要があります。
どのプラットフォームを選択した場合でも、以下の基本事項を実施することになります。
- プロフィールの全ての情報を入力する(サイトへのリンクを貼ることもお忘れなく)+ビジネスページについても設定を行う(FacebookとLinkedIn)
- ブログ記事を宣伝する
- 興味を引くコンテンツを共有する(三分割法を参照のこと)
- 対象となるユーザーがオンラインのタイミングを見計らって投稿する
- ユーザーと対話する
どのプラットフォームを使用すべきかについては、対象となるユーザーに依拠します。
ターゲットとなる人々がいる場所を突き止めて、それを活用するようにしましょう。
52. 戦略的な時間にSNSに投稿する
この内容は、あなたの対象とするユーザーやプラットフォームに依存します。
HootsuiteやSprout Socialなど、いつSNSに投稿すべきかについては、多くの調査が実施されてきました。
Post Plannerによると、こちらがSNSに投稿する最適な時間だとされています。
Social Network | Best Day | Best Time |
Thursdays | 8pm | |
Thursday | 5pm | |
Wednesday | 9am | |
Friday | 7pm | |
Friday | 1am |
53. サイトにSNSシェアボタンを追加する
ユーザーがあなたのコンテンツをSNSでシェアしやすいようにすることもお忘れなく。
(もしこの記事をデスクトップで閲覧している場合には、画面の左側をご覧ください)
ユーザーが気に入った記事を見つけた時のために、SNSでシェアできるようにしておきましょう。結果的にオンラインでより多くの人に宣伝することができます。
WordPressソーシャルシェアプラグインを使うのが一番簡単な方法です。
54. SNSカレンダーを使う
SNSでクリック率を増やせたら素晴らしいと思いませんか?
SNSカレンダーの使用が答えになるかもしれません。
このようなカレンダーを使うと、以下のことが理解できるようになります。
- どのような理由であなたのオーディエンスがあなたのコンテンツをシェアしている(またはしていない)のか
- どのような種類のコンテンツが好まれるのか
さらに、同じ種類のコンテンツを頻繁に共有しすぎることを防ぎ、相性のよさが証明されているコンテンツの共有を計画できます。
カレンダーの設定にはそれほど時間はかかりません。スプレッドシートが便利です。
ソーシャルメディア戦略にこのちょっとした工夫を追加するだけで、共有の内容を改善し、ブログへのトラフィック増加を促進することができます。
Post Plannerブログには、無料のSNSカレンダーテンプレートが公開されています。
55. 競合のソーシャルストラテジーを調べる
競合をスパイすることも、SNSから得られるトラフィックの量を改善するための優れた戦術です。ライバルが何をしているかを見て、実際にそれがうまくいっているのか確認してから、試してみましょう。
使用するSNS競合分析ツールは次のとおりです。
すぐに実施できるソーシャル競合分析戦略をお求めですか?
それでは、手順をご紹介します。
ステップ1 – 競合のSNS戦略を把握する
Sprout Socialなどのツールを使用して、ライバルサイトが何をしているのか確認します。
以下の点に注目してください。
- どんなキーワードを使っているか
- 誰をフォローしているか
- どのSNSサイトを使っているか
- オーディエンスの大きさはどれくらいか
- どれくらいの頻度で投稿しているか
ステップ2 – プロフィールとコンテンツを分析する
各SNSアカウントのプロフィールをチェックしましょう。何が成功していて、何がうまくいっていないでしょうか?
以下の点に注目してください。
- 関連した最新のコンテンツを投稿しているか
- カスタマーサービスの質はどれくらいか
- 綴りの誤りなどはあるか
- どんな画像を使っているか
- 独自の視点から自らの宣伝をしているかどうか
ステップ3 – どんな変化もチェックする
SNSでは、絶え間なくコンテンツが配信されています。だからこそ、競合が何をしているのか、常に監視しましょう(上記のツールの一部が便利です)。
LinkedInを活用してサイトのトラフィックを増やす方法、 FacebookやTwitterをマーケティングに活用する方法をご覧ください。
これらの情報を活用すれば、今まで足りなかった「ギャップ」を見つけ、SNSから効果的にサイトへとトラフィックを集める戦略が実践できるでしょう。
56. SNSを自動化する
SNSを使えば、コンテンツをオーディエンスに対して効果的に宣伝することができます。
ただし、これには問題が—日々、数時間もの(特に多くのコンテンツを投稿する場合)タスクが発生することも珍しくありません。
例えば、新しく公開した記事を宣伝するケースです。タイトルをつけて、SNSシェア用の画像を用意して、投稿へのリンクも掲載して…これを毎回行うことになります。
記事の公開のたびに、全てのSNSアカウントでこれを行うと多くの時間が消費されます。
そんな時には、Zapierを使い、自動でWordPressの新しい投稿をTwitterでつぶやくように設定しましょう。
これは、Zapierでできることのほんの一部に過ぎません。Zapierのサイトでは、ソーシャルメディア自動化の100を超える方法が確認できます。
57. Bufferを使ってSNSの投稿を計画/公開する
自動化について言えば、Bufferのようなツールを使用して、事前に投稿をスケジュールし、自動的に投稿することもできます。
コンテンツを投稿するだけでなく、Bufferは投稿に最も適したタイミングを提案してくれます。便利だと思いませんか?
58. Quuu Promoteを使う
Quuu Promoteは、コンテンツを適切なオーディエンスに向けて自動的に宣伝することでトラフィック増加を支援する有料ツールです。
Quuu Promoteの仕組み
簡単に言えば、こうなります。
- あなたがSNS用の投稿を作成(あなたのサイトにあるコンテンツへのリンクも貼る)
- Quuuが、同サービスに登録済みのユーザーに、あなたの投稿を提案する
- その中で、あなたの投稿を気に入った人は、SNSサイトでシェアする可能性あり
- サイトのトラフィック増加に貢献
多くの人がTwitterを使用しています。実際、Twitterユーザーの約46%が毎日ログインしています。
Twitterでブログの宣伝をしていないなら…このチャンスを逃していることになります。ブログへのトラフィックを増やすことは、執筆そのものと同じくらい重要です。
Twitterを効果的に活用すれば、大量のトラフィックをサイトに取り込むことができます。ただし、ブログ記事のタイトルとリンクをつぶやくだけでは不十分です。
一歩先に行く必要があるのです。
Twitterを使用してウェブサイトのトラフィックを増やす方法は次のとおりです。
59. Twitterのマーケティングのコツでトラフィックを増やす
まずは適切なTwitterアカウント名、プロフィール写真、ヘッダー画像の設定から。Twitterアカウントを効果的なトラフィック生成マシンにするために、最初の準備を怠らないことです。
ご存知でしたでしょうか?平均的な1つのつぶやきの寿命は、たったの18分です。
また、毎秒7,000を超える新しいツイートが送信され、Twitterから有意義なリターンを得るには、計画が必要です。
こんな、Twitterマーケティングのヒントを是非とも試してみてください。
- 短くて注目を引きやすいツイートにする
- 宣伝する記事から引用したものを載せる
- 統計データを加える
- #ハッシュタグ や @言及を活用する
- 言及されたコンテンツを全てリツイートする
- リツイートのお願いをする
- 画像を使う
- 質問をしてみる(トピックに関係のあるもの)
もちろん、Twitter広告を活用することもお忘れなく。
60. Twitter広告(プロモーション)でトラフィックを増やす
プロモツイート(「プロモーション」と表示される)は、Twitterのリーチやエンゲージメント向上を目的とするもので、広告主による支払いがあるものの、コンテンツそのものは標準的なツイートです。
下に「プロモーション」ラベルが記載されるため、見つけるのは非常に簡単です。
プロモツイートはリーチを増やし、ウェブサイト(またはクリック後にあるランディングページ)へのトラフィックを増やします。その結果、見込み顧客や販売の増加が見込めます。Twitterを使用してトラフィックを増やすための詳細については、こちらのガイドをご覧ください。
Twitterで広告を利用するには、こちらからどうぞ。
Facebookの月間アクティブユーザー数は24億1,000万人です。
いまだに、SNSサイトのトップをひた走ります。
正しく使う限り、これは、ビジネスやウェブサイトの強力なマーケティングツールになり得ます。
それでは、詳細を見てみましょう。
61. Facebookマーケティングのコツでトラフィックを増やす
Facebookからのトラフィックをウェブサイトに引き寄せることは不可欠。さらに、Facebookでは、あなたのサイトにぴったりなオーディエンスを特定することができます。
まだの場合には、まずは、Facebookページを作成しましょう。続いて、Facebookマーケティングのヒントに従ってトラフィックを増やしてください。
- 全ての投稿に画像を使う
- 更新の内容を短く端的にする
- ファンに短い質問を投げかける
- 記事共有の際には、そのコンテンツからの文章を引用して掲載する
- ビデオを使う
- 同じ分野やトピックに該当する他のサイトからのコンテンツをキュレーションする
そして、Facebook広告も使えます。
62. Facebook広告を使う
もしかしたら、こんな広告を見たことがあるでしょうか。
正しく使えば、Facebook広告は効果的(そして低コスト)に、記事へトラフィックをもたらす手段となり得ます。
しかし、これは反対のパターンにもなり得ます。つまり、費用が高く、効果のない状況です。
Facebook広告を使って、Facebookからサイトへの適切なトラフィックの流入を促進するには、正しい(つまりあなたのコンテンツに興味のある)オーディエンスを選ぶようにしましょう。
混乱してしまった場合には、こちらのFacebook広告ツールを使うことをお勧めします。
63. Facebook広告で訪問者に対してリターゲティング広告を配信する
Facebookのリターゲティング広告も使えます。
リターゲティング広告とは、以前にあなたのウェブサイトまたはSNSプラットフォームにアクセスしたことがあるもののコンバージョンに至っていない、というユーザーに狙いを定めて、広告を配信する手法です。
尚、これを利用するには、Facebookのピクセルをインストールして、サイトのトラフィックとウェブサイトのイベントを追跡する必要があります。
Instagramは最も急成長しているソーシャルプラットフォームの1つであり、トラフィックを生み出す優れた手段です。
これを最大限に活用するには、いくつかの要素を考慮する必要があります。
- あなたの名前とユーザー名:Instagramの検索クエリでは、この要素だけが表示されます。
- あなたのプロフィールと写真 – あなたのオーディエンス(フォロワー)に訴えかけるものにしましょう。
- プロフィール欄にあるウェブサイトURLリンク – Instagram上で唯一、この場所にサイトへのリンクを貼ることができます。
- プロフィールの可視性 – プロフィールをプライベートではなく公開設定にしましょう。
64. Instagramマーケティングのコツでトラフィックを増やす
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、Instagramで成功するためには、オーディエンスの興味に関連した、質の高い画像や動画をアップロードすることが重要です。
考えてみてください。B2B(つまりオーディエンスは他の会社)の場合、このコンテンツは効果的だと言えるでしょうか?
Probably not.
きっと、ミスマッチでしょう。
関連するコンテンツを投稿して着実かつ一貫してフォロワー数を増やすことに加え、Instagramマーケティングのヒントをいくつかご紹介します。
- あなたの分野に関連するアカウントをフォローする
- 関連性の高いハッシュタグを見つけて使う
- 可能であれば他のアカウントにシャウトアウト(あなたのサイトなどについて代わりに宣伝)してもらう
- 定期的に自分の投稿をシェアする
- Instagram限定コンテンツを投稿する
- フォロワーとの交流を積極的に行う
65. Instagram広告を使う
Facebook広告のように、Instagram広告は狙いを定めたオーディエンスに向けて広告を配信する優れた手法です。
Instagram広告は、Facebookの広告プラットフォームを介して操作します。写真、ビデオ、カルーセル、スライドショー、ストーリー広告など、さまざまなタイプの広告があります。
まず、FacebookアカウントとInstagramアカウントを接続する必要があります。
非常にシンプルです。Instagramで広告を配信する方法は次のとおりです。
- Facebook広告マネージャに移動する
- 目標を設定する
- ターゲットオーディエンスを設定する
- 広告の種類と場所を選択する
- 予算とスケジュールを設定する
- Instagram広告を作成する
YouTube
YouTubeがGoogleに次いで2番目に大きい検索エンジンであることはご存知でしたか?
正しく使用すれば、YouTubeは素晴らしいトラフィックソースになります。全世界での1日あたりのYouTube再生時間は10億時間になります。そのほんの一部を獲得するだけで、大きな変化が生まれるでしょう。
66. YouTubeマーケティングのコツでトラフィックを増やす
YouTubeには日々非常に多くの動画がアップロードされているので、コンテンツは容易に埋もれてしまいます。
ただし、動画から(そして動画へ)オーガニックトラフィックを生成する簡単な方法はいくつもあります。
YouTubeからトラフィックを獲得するために実践できる、効果の実証済みのヒントを次にご紹介します。
- 無料のPDF、電子書籍、コース、限定コンテンツなど、サイトにアクセスする理由を提供する
- チャンネルヘッダーにサイトへのリンクを追加
- カードを使ってサイトへの移動を促す
- 動画の説明にウェブサイトのリンクを追加
- 動画に明確なCTA(コールトゥーアクション)を使用
67. YouTubeのSEOを実施(ビデオが上位にランクするために)
動画の視聴回数を増やすために、YouTube SEOが使用できます。
簡単に言えば、こうです。
YouTube SEOとは、適切なユーザーにチャンネルが表示されるように、チャンネル(ビデオプレイリスト、メタデータ、説明、実際の動画を含む)を最適化すること。
YouTubeとGoogle検索結果に合わせてビデオを最適化することができます。
68. YouTube広告
YouTubeには潜在的な視聴者がたくさんいるので、広告でターゲットを絞ることは理にかなっています。
YouTube広告を最大限に活用するための基本がこちら。
- 特定の視聴者に狙いを定める
- 正しい広告フォーマットを使う
- エンゲージメントの高い広告を使う
詳しい情報は、HubSpotによるYouTube広告ガイドをご覧ください。
Pinterestのピン1つから、2ページの訪問と6ページビューを生成でき得ることは、ご存知でしたか?
Pinterestは、サイトへ訪問者をもたらす優れたプラットフォームです。
ピンの寿命が長い(ピンは時間を経てシェアされるものです)だけでなく、Pinterestそのものがシェアを積極的に促す設計になっています。
詳細を見てみましょう。
69. Pinterestマーケティングのコツでトラフィックを増やす
Pinterestのトラフィックを増やすための戦術がこちら。
- ビジネスアカウントに登録する(そして、Pinterest アナリティクスを使う)
- 各ピンの説明を詳細で便利で実用的にする
- 正しいタイミングでピンする
- ピンに値する画像(適切なサイズで文字が含まれているもの)を使用する
- 関連するPinterestグループボードに参加する
70. Pinterest広告を使う
Pinterest広告を使えば、Pinterestで検索、閲覧する人に対して、コンテンツを宣伝することができます。
これを利用するには、以下の手順に従ってください。
- Pinterestビジネスアカウントの登録を済ませる
- Pinterestタグをインストールする
- キャンペーンの目標を決める
- キャンペーンの予算を決める
- 広告グループを作成する
- ターゲットオーディエンスを選択する
- 広告の場所を選択する
- 画像とキーワードを追加する
- 予算とスケジュールを設定する
- 宣伝するピンを選ぶ
そして、どの有料広告キャンペーンにも言えることですが、追跡と調整は欠かせません。詳細情報については、HootsuiteによるPinterest広告ガイドをご覧ください。
6億人以上のユーザーを抱えるLinkedInは、B2B(ビジネス/企業同士)のソーシャルネットワークです。
LinkedInでは、業界の人々とつながったり、業界について学んだり、関連コンテンツを共有したりできます。B2Bブログまたはウェブサイトのトラフィックを増やしたい場合には、このプラットフォームが便利です。
71. LinkedInマーケティングのコツでトラフィックを増やす
LinkedInは、適切に使用すれば、優れたトラフィックソースになり得ます。
LinkedInからのトラフィック促進に必要な事項は次のとおりです。
- 個人プロフィールを作成、最適化する
- グループに参加する(または立ち上げる)
- 会社ページを作成する
- 定期的に有用なコンテンツをシェアする
- 過度のシェアは控えること
72. LinkedInで記事を再公開する
LinkedInの記事公開プラットフォームを使って、膨大な数のオーディエンスに働きかけることもできます。
LinkedInでの記事の再公開は、トラフィックをウェブサイトに呼び寄せ、新しいオーディエンスとつながるための効果的な手法です。
LinkedInのホーム画面から「ブログを書く」をクリックしましょう。
実際に公開する前に、以下の2つの点を確認しておきましょう。
- 簡単な紹介文– 投稿の最後に入れて、あなたのホームページやブログへと誘導することができます。
- CTA(コールトゥーアクション)– サイトにある特定のリソース(訪問者にとって有用だと思われるもの)への移動を促すこともできます。
73. LinkedIn広告
LinkedIn広告を使用して、スポンサーコンテンツ、スポンサー広告、またはテキスト広告を配信することもできます。
LinkedInは、明らかに、ビジネス関係者をターゲットにしています。そのため、サイトがそのようなユーザー層をターゲットにしていない場合は、広告を無理に出さず、お金の節約を選んだ方が良いかもしれません。
Hootsuiteによるガイドでは、LinkedIn広告が詳細に説明されています。
その他のマーケティング戦術
マーケティング戦略の中には、どのカテゴリにも属さないものもあります。残りの訪問者数増加戦略をまとめてご紹介します。
74. ペイドトラフィックを使う
これについては既にSNS広告の項目で触れていますが、ペイド(有料)トラフィックは、コンテンツに注目を集めるための効果的な方法です。また、(予算が許す限り)この選択肢は拡張性という意味でも優れています。
是非とも検討したいお勧めのペイド(有料)トラフィックソースの一部を以下にご紹介します。
- ディスプレイ広告
- 検索画面用広告(例:Google AdWordsやBing Ads—注: Bing Adsは現時点では主に海外向け)
- ペイドディスカバリー (例:OutbrainやTaboola)
- スポンサーコンテンツ
購入する広告に応じて、ペイパークリック/クリック毎の支払い(PPC)、ペイパービュー/閲覧毎の支払い(PPV)、またはペイパーアクイジション/購入やアクションごとの支払い(PPA)から選ぶことができます。
75. ニッチに関連したポッドキャストに出演する
ポッドキャストでインタビューを受ければ(ゲスト出演)、トラフィックを増やす大きな推進力が生まれることでしょう。
ポッドキャストで特定の分野に関連して紹介してもらえるだけでなく、新しい視聴者にあなたの存在を知ってもらうチャンスです。そして、すでに特定のニッチに関連したポッドキャストを所有している場合には、あなた自身の新しいリスナー獲得につなげることもできます。
さあ、たくさんのポッドキャストに出演してみる心の準備はできていますか?
ポッドキャストキャンペーンは、具体的には、以下のように実施できます。
ステップ1 – あなたに関係しているニッチでポッドキャストを見つける
ポッドキャスト探しの最中に、元のトピックから逸れないように気をつけましょう。
Stitcher、Podbeanのようなサイトが便利です。そして、以下のフレーズでGoogleで検索するのもお忘れなく。
あなたのニッチをここに入力 + ポッドキャスト
50のポッドキャストを見つけられると理想的です。
ステップ2 – メッセージを考える
ちゃんと受け入れてもらえるように、メッセージの内容を、そのポッドキャストに合致したものにしましょう。
その特定のポッドキャストのエピソードを聞いたことがない場合には、いくつか聞いて、あなたがどんなテーマや価値を加えることができるか、考えてください。
ステップ3 – ホストに連絡する
ほとんどのホストは、このような連絡を歓迎しています。
相手が希望する手段(特定の連絡手段が指定されていたりするものです)を見つけて、メッセージを送信します。
ステップ4 – (うまくいった暁には)ポッドキャストに出演する
ポッドキャストに出演できたら、自然な流れの中で、コンテンツやウェブサイトに関する情報を話しましょう。
ステップ5 – ポッドキャストをシェアする
最後のステップとして、ポッドキャストが公開されたら、シェアすることもお忘れなく。
SNSアカウント、ブログ、メーリングリストでお知らせをすることも重要です。
他の人のポッドキャストに出演するだけでなく、トラフィックに深みを持たせるために自分自身でポッドキャストを始めることもできます。
76. ポッドキャストを始める
ポッドキャスト探しで苦労している場合、コンテンツを共有してみたい場合には、自分のポッドキャストを始めるという手もあります。
以下の手順ですぐにポッドキャストを始められます。
- トピックを選ぶ
- 名前を考案して、説明と画像を用意する
- レコーディング設備を準備/テストする
- エピソードのプランを立てる
- エピソードを録音する
- 音源を編集してから公開する
無事に、ポッドキャストを始めたら、次の手順に進みましょう。
77. インタビューをする(ニッチのブロガーをゲストに迎える)
インタビューは、大規模な出版社だけのものではありません。
多くの人は(あなたのオーディエンスの数が少なくとも)、喜んで話を共有してくれるはずです。
これもシンプルな手順で完了します。
業界の人々に、インタビューのリクエストメールをいくつか送信するだけです。返事をくれた人のために、 ブログでもインタビューを公開しましょう。
業界で知られた名前があるだけで、信頼性とトラフィックが向上するだけでなく、インタビューを受けた人がそのオーディエンス(フォロワーなどがいれば)と共有すれば、さらに多くの人に訴求できます。
インスピレーションが必要な場合は、Starter Story、IndieHackersなどのサイトが要チェック—インタビューに基づいてコンテンツを制作しています。また、私たちのお送りしているKingpin segmentもお忘れなく!
まとめ
よく、ここまで読みきりました。長い記事でしたね。
この記事内の戦術を取り入れることで、サイトへのトラフィックを増やすことができるはずです。
少なくとも1つ(またはいくつか)を実際に試して、トラフィックにどのような影響があるか、確認してみてください。一つがうまくいかなくとも、まだ次があります。うまくいったなら、そのままの勢いで、効果をさらに拡大しましょう。
あなたはこの中のどれかを試したことはありますか?どのようにしてサイトの訪問者を増やしていますか?以下のコメント欄で教えてください。
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