サイトを作成し公開する準備ができたら、公開前に以下の確認事項をお確かめください。何か問題が発生したり、ご不明点がある場合には、カスタマーサポートまでいつでもお問い合わせいただけます。24時間年中無休でお応えいたします。

注意)サイトを公開する前に、サイトの移行方法についてお調べのお客様は、以下のリソースをご覧ください。

1. サイトをテストする

MyKinstaでサイトを追加すると、一時URLが自動生成されます。このURLを使用して、サイトをテストすることができます(sitename.kinsta.cloud)。URLはMyKinstaの「サイト」>「(サイト名)」>「ドメイン」から確認できます。

Kinstaの一時URL
Kinstaの一時URL

なお、弊社には互換性のないプラグインや使用禁止プラグインがあります。詳しくはこちらをご覧ください。

テストサイトで以下の点をご確認ください。

  • 有効なWordPressがインストールされているか
  • テーマの外観に違和感はないか
  • プラグインが正常に動作するか
  • コンテンツが適切に配置されているか

本番ドメインでサイトをプレビューする

サイトを移行し、ドメインをKinstaに紐付ける前にテストを行いたい場合は、DNS変更前に、弊社ツールを使ってサイトをプレビューすることも可能です。

2. ドメインを追加する

サイトが問題なく機能していることを確認したら、独自ドメインでサイトを公開します。既に利用しているDNSサービスをそのまま維持してDNSレコードを追加するか、Amazon Route 53を利用したKinstaプレミアムDNSにするか、どちらかをお選びいただけます。いずれの場合も、HTTP/3対応、エンタープライズレベルのファイアウォール、DDoS攻撃対策などを含む、Cloudflare統合を無料でご利用いただけます。

独自ドメインを設定する方法については、以下のページをご覧ください。

3. HTTPSのセットアップ

ドメインをサイトに紐付けると、ワイルドカードドメイン対応の無料Cloudflare SSL証明書が発行されます。これとは別の(ご自身で取得した)SSL証明書を使用される場合は、WordPressサイトにSSL証明書をインストールする方法をご覧ください。

すべてのHTTPトラフィックをHTTPSにリダイレクトするには(設定を強くお勧めします)、MyKinstaの便利なHTTPSリダイレクト機能をご利用いただけます。

4. Kinsta MUをインストールする

Kinsta MUプラグインは、弊社プラットフォームで作成されたWordPressサイトに自動でインストールされます。既存のサイトをお客様ご自身で移行された場合は、フルページキャッシュやKinstaのCDNとの統合といった機能をご利用いただくため、Kinsta MUプラグインのインストールをお願いいたします。

5. KinstaのCDNを有効化する

Kinsta CDNは、サイト追加時にデフォルトで有効になっています。テスト中にCDNを無効にした場合は、必ずサイトのCDNを再度有効化してください。

CDNを利用すると、ウェブサーバーからの帯域幅要求の負荷が70%軽減され、サイト表示速度を最大50%上げることができます。CDNはワンクリックで有効化可能です。

弊社のCDNを利用しない場合も、CDNサービスの使用をお勧めします。Cloudflareでも優れたCDNサービスが提供されています。該当する場合は、Kinstaのサイトで独自のCloudflareアカウントを利用する方法をご覧ください。

6. リダイレクトを設定する

以前利用していたサーバーでリダイレクト(301、302)を設定していた場合は、MyKinstaでそのルールを設定してください。WordPressプラグインを使ってリダイレクトを実装すると、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。サーバーレベルで実装するには、MyKinstaでリダイレクトルールを設定してください。また、複数地域で展開するサイト向けに、IPジオロケーションベースのルールもサポートしています。

7. 速度テストを実行する

サイトを公開したら、サイトのパフォーマンスを測定するために速度テストを実行してください。速度テストの結果は、実行方法によって異なる場合があるため、正しいテスト方法をご確認ください。

速度テストを行う際は、以下の点にお気をつけください。

  • 速度テストを実行する場所は非常に重要です。オリジンサーバーに近い場所と遠い場所を選択し、テストの実施中は、他の場所に変更せず、選択した2箇所に固定して行なってください。
  • サイトへのリクエストが弊社のページキャッシュとCDNキャッシュでヒットするよう、必ず複数回実行してください。キャッシュの状態を確認するには、速度テストツールを使ってリクエストのレスポンスヘッダを確認します。x-Kinsta-cache: HIT(Kinsta CDN)またはHIT(その他のCDNサービス)が表示されていれば、テストが適切に実行できています。

速度テストの詳しい手順についてはこちらをご覧ください。