よくある技術的なご質問
これまでにお客様より寄せられたご質問の中から、よくある技術的な質問とその回答をご紹介します。
ドメイン登録はできますか?
ドメイン登録サービスは行っておりません。ドメイン登録先をお探しの場合は、Cloudflare、Name.com、Squarespace、NameCheap、Hover、Enomなどをご検討ください。優れたドメインレジストラの選び方はこちらでご紹介しています。
ストレージ(ワーカープロセスやサイト数)は適宜追加できますか?
お客様のご要望次第で異なります。ディスク容量の追加が必要であれば、ディスク容量アドオンをご利用いただけます。数回のクリックで、ホスティングプランのストレージ容量を増やすことが可能です。たとえ80GBの追加容量が必要であっても問題ありません。
サイトのPHPメモリ制限を増やしたい場合は、PHPメモリアドオンをご利用ください。1サイトにつき月額50ドルで購入でき、PHPメモリの上限を256MBから512MBに引き上げることができます。
このアドオンを購入するには、アカウント管理部門までご連絡ください。「WordPressサイト」>(サイト名)>「アドオン」画面に移動し、「PHPメモリ」セクションの「変更する」をクリックします。表示されるウィンドウで「チャットを開く」をクリックすると、アカウント管理部門とのチャットが開始されます。
または、MyKinsta内のライブチャット、またはアカウント管理部門([email protected])にメールでアドオンの追加を依頼することも可能です。
その他の手軽で効果的な方法としては、Amazon S3やGoogle Cloud Storageなど、別のストレージサービスへの大容量ファイルのオフロードがあります。サイトに必要なストレージを減らし、サーバー費用を抑える優れた方法です。
また、管理するサイト数だけを増やす場合には、WordPressサイトアドオンをご利用いただけます。ワーカープロセスの数を増やすには、プランをアップグレードする必要がありますので、弊社カスタマーサポートまでチャットにてご連絡ください。担当者が各プランのディスク容量、ワーカープロセス、サイト数を確認します。また、必要に応じてカスタムプランのご提案もさせていただきます。
キャッシュ系プラグインを使用できますか?
弊社ではソフトウェアレベル、サーバーレベルで自動的に動作する5種類のキャッシュをご提供しているため、キャッシュ系プラグインには対応していません。キャッシュは、すべてのWordPressサイトにデフォルトでインストールされるKinsta MUプラグインで管理されます。
弊社のキャッシュ機能についてはこちらをご覧ください。
例外として、バージョン3.0以降であればWP Rocketはご利用可能です。WP RocketをKinstaのサーバー環境で実行すると、キャッシュ機能は自動的に無効化されます。組み込みのキャッシュを使用しながら、WP Rocketが提供するその他の最適化機能をご活用いただけます。
デフォルトのキャッシュ有効期限を延長することはできますか?
デフォルトのページキャッシュ有効期限は1時間です。この期限を延長するには、MyKinstaで「サイト」>(サイト名)>「ツール」に移動し、「サイトキャッシュ」の下にある「変更」ボタンをクリックし、「キャッシュの有効期限を変更する」を選択してください。
表示されるポップアップ画面で、ご希望のキャッシュ有効期限を選択し、「有効期限を変更する」ボタンをクリックします。編集頻度が少ないサイトの場合は、キャッシュの有効期限を延長することで、パフォーマンスが向上する可能性があります。
WooCommerceとEasy Digital Downloadsのキャッシュはどのように処理されますか?
WooCommerceやEasy Digital Downloadsなどの人気のあるECソリューションには、サーバーレベルのキャッシュルールがすでに導入されています。デフォルトでは、カート、アカウント、決済ページなど、キャッシュが重要になるページは除外されています。woocommerce_items_in_cart
またはedd_items_in_cart
などのcookieが検出されると、スムーズな同期決済処理の保証のため、自動的にキャッシュがバイパスされます。
プラグインによっては、スムーズに動作するよう追加の設定が必要になることがあります。カートの中身がキャッシュされ、他のユーザーが参照できてしまうなど、キャッシュに関する問題がみられる場合、サイトのNginx設定に追加のNginxルールが必要かもしれません。
サーバー環境には様々な設定や構成があるため、プラグイン、テーマ、サイトの非互換が生じたり、特定の構成が必要になる場合があります。高度なプラグインの開発者や、複雑なサーバー環境の技術者であっても、すべての可能性や設定、構成に対応するのは難しい可能性があります。
キャッシュをバイパスすべきECサイトのセクションや、互換性のためにNginxの設定に追加すべきルールがある場合は、弊社カスタマーサポートまでお気軽にお問い合わせください。
負荷テストは実行できますか?
ウェブサイトの速度テストと負荷テストには大きな違いがあり、速度テストは可能ですが、負荷テストは実行できません。以下、各テストの違いをご紹介します。
ウェブサイトの速度テスト
速度テストは、通常、MySQLとPHPの応答時間を含む、ページ全体の読み込み時間を測定するものです。速度テストでは一般に、PingdomまたはGTmetrixのようなツールが使用されます。
ウェブサイトの負荷テスト
負荷テストは、速度テストよりも複雑なテストで、より慎重に実行する必要があります。通常、トラフィックの急増や、多数の同時使用ユーザーなど、特定の状況を再現するものです。ただし、完璧な負荷テストツールはなく、正しくテストを実行するための設定も複雑です。
現在、弊社では負荷テストを実施することはできません。
他で購入したSSL証明書を使用できますか?
購入したもの、他社のホスティングから移行したもの、SSLサービスで再生成したものはお使いいただけます。詳しくは、MyKinstaでSSL証明書をインストールする方法をご覧ください。
また弊社では、CloudflareのワイルドカードSSL証明書を無料で提供しています。WordPressサイトに自動でインストールされるため、独自SSL証明書の使用が必要になる状況を除いて、弊社のSSL証明書をお使いいただくことをお勧めします。
SSLの有効化にサーバータイプ、CSR、RSAキーの情報は必要ですか?
ご使用されている証明書の種類によって異なります。弊社では、Cloudflare統合により、すべてのお客様に無料でSSL証明書をご用意しています。このSSL証明書を使用する場合は、CSRやキーは不要です。
独自SSL証明書をインストールするには、サーバータイプ、CSR、RSAキーの情報が必要になります。SSL証明書を追加する方法はこちらをご覧ください。
HTTP/2(HTTP2)をサポートしていますか?
弊社ではHTTP/2をサポートしています。弊社のGoogle Cloudを使用したインフラストラクチャで、すべてのお客様にHTTP/2をご利用いただけます。詳しくはこちらをご覧ください。
マルチサイトをサポートしていますか?
WordPressマルチサイトは、シングル65k以上のプランでサポートしています。現在、シングル35kプランを利用していて、マルチプランを運営するには、プランのアップグレードが必要になります。
マルチサイト用のステージング環境はありますか?
マルチサイトの設定によって、ステージング環境で動作する場合としない場合があります。
- サブディレクトリ型のマルチサイト(com、example.com/subsite1、example.com/subsite2)であれば、問題なくステージング環境をご利用いただけます。
- サブドメイン型のマルチサイト(com、subsite1.example.com、subsite2.example.com)でも、サブサイトにHTTPSが不要であれば、問題なくご利用いただけます。サブサイトにHTTPSが必要になる場合は、サブサイトにアクセスする際、ステージング環境でSSLエラーを回避してください。この操作は機能性に影響しません。
- ドメインマッピングされたマルチサイト(com、example1.com、example2.comのような、まったく異なるドメインでサブサイトを読み込む)の場合は、かなりの手動設定が必要になります。また、ステージング環境のデータベースを本番サイトに移行する場合には、元に戻さなくてはいけません。
- 方法1:ドメインマッピングをオフまたは削除して、標準のサブディレクトリ型、またはサブドメイン型の設定に戻します。データベースの検索と置換を手動で行い、サブサイトに使用するドメインを更新してください。
- 方法2:各本番ドメインにステージングサブドメインを設定し、これをすべてステージングサイトに追加します。データベースの検索と置換を実行し、サブサイトに使用するドメインを更新してください。
ステージング環境から、データベースのみを本番環境に公開できますか?
ステージング環境に選択的プッシュ機能が追加され、本番環境に公開する対象をより細かく設定できるようになりました。ファイルのみ、データベースのみ、またはファイルとデータベースの両方から選択して、ステージング環境から本番環境に公開することができます。
他のPHPスクリプトを追加できますか?
WordPress専用マネージドホスティングでは、WordPressサイトに組み合わせるかたちで、簡単なWordPress以外のPHPスクリプトもご利用いただけますが、WordPress以外のPHPスクリプトおよびアプリケーションは、サポート範囲外となりますのでご了承ください。
アプリケーションホスティングでは、(PHPに限らず)ほぼすべてのアプリケーションを運用することができます。アプリケーションの開発サポートは行っておりませんが、プラットフォームの問題のトラブルシューティング、デフォルトのデプロイメント機能、ドメインの追加、Kinstaアプリケーションとデータベース間の内部接続はサポート対象です。
WordPressサイトにnode/npmをインストールしたり使用したりできますか?
シングル1.25mプランまたはWP 60プラン以上をご利用の場合は、node/nodejs/npmをインストールすることができます。ご希望でしたら、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
HTMLサイトを運営できますか?
弊社では、HTMLサイトも運営可能です。WordPress専用マネージドホスティングでは、WordPressデフォルトのindex.phpが/publicディレクトリにない場合、自動的にindex.htmlがサーバーにより読み込まれます。別のページをサイトのトップページに使用している場合は、弊社カスタマーサポートまでその旨をお知らせください。適切に動作する様、サーバー上に特別なルールを設定します。注)WordPressサイト以外のウェブサイトはサポート対象外となります。
アプリケーションホスティングでは、あらゆるアプリケーションやサイトをホスト可能です。また、静的サイトホスティングでもHTMLサイトをホストすることができます。
サイト専用のIPアドレスを取得できますか?
専用IPアドレスはご提供しておりません。現在、ほとんどのレンタルサーバーでは、共有IPアドレスが一般的であり、ほとんどの設定で専用IPアドレスは不要です。弊社がホストするすべてのサイトでは、無料のCloudflare統合機能があるため、弊社の共有IPアドレスはCloudflareのIPアドレスになっています。
このCloudflareのIPアドレスは、弊社のインフラストラクチャ上のサイトにのみ使用されます。つまり、お客様がサイトを弊社のサーバー環境を使って運用している場合、弊社以外のサーバーを使用しているサイト、アダルトコンテンツやスパムを含む可能性があるサイトとIPアドレスを共有することはありません。専用IPアドレスと共有IPアドレスの違いはこちらをご覧ください。
サードパーティサービス(PayPalのような決済代行サービスなど)の許可リストには、単一のIPアドレスを追加する必要があります。この場合は、専用IPアドレスの代わりに、サイトの外部IPアドレスをご使用いただけます。外部IPアドレスとは、サイトが他のサーバーに接続する際、そのサーバーに表示されるIPアドレスです。
SSL証明書に専用IPアドレスは必要ですか?
2003年6月以降、専用IPアドレスは不要です。IPv4のIPアドレス枯渇問題を受け登場したSNI(Server Name Indication)の導入により、同じIPアドレス上に複数の証明書を設定することができます。SNIは、現在すべての主要ブラウザでサポートされており、弊社を含め、あらゆるホスティングサービスで使用されています。
ワーカープロセスとは何ですか?必要数はどのように調べればよいですか?
ワーカープロセスは、サイトが一度に処理できる、キャッシュされていないリクエストの数を決定します。キャッシュされていないリクエストは、それぞれワーカープロセスによって処理されます。
弊社の各ホスティングプランには、一定数のワーカープロセスが含まれます。その数は、一般的なサイトで必要とされるリソース使用量に基づいて算出されています。基本的に、記事、静的ページ、ブログ投稿などの静的コンテンツが大部分を占めるサイトでは、少ないワーカープロセスで済みます。
必要になるワーカープロセスの数は、サードパーティプラグイン、クエリ、動的コンテンツ、キャッシュされたレスポンスの比率などによって、サイトごとに変動します。ワーカープロセスの詳細はこちらをご覧ください。
禁止されているプラグインはありますか?
パフォーマンスを低下させる、弊社プラットフォームと互換性がないなどの理由から、一部プラグインはお使いいただけません。また、より優れた機能がMyKinstaに組み込まれている場合もこれに該当します。弊社でお使いいただけないプラグイン一覧はこちらをご覧ください。
メールは利用できますか?
WordPressホスティングに完全特化しているため、メールサービスはご提供しておりません。Google Workspaceのようなメールサービスをお勧めします。
ホスティングサーバーでメールサービスを利用する懸念点はこちらをご覧ください。
Gitをサポートしていますか?
弊社では、Gitクライアントをご利用いただけます。SSHでログインしてGithub、Gitlab、Bitbucketなどのサードパーティからお客様のGitリポジトリを引き出すことができます。ただし、git push kinsta my_site
だけで自動公開する機能はまだご用意がありません。
Gitの使用方法はこちらでご紹介しています。
負荷分散ソリューション(マルチロケーション)はありますか?
弊社のサーバー環境で運営されるサイトは、それぞれ単一のLinuxコンテナ内で実行され、サイトのデータベースもサイトコンテナ内のサービスとして実行されます。各サイトの複数の負荷分散インスタンスを実行することはありません。詳しい情報は弊社アーキテクチャの詳細はこちらをご覧ください。
複数のデータベースを利用できますか?
1つのWordPressサイトにつき1つのデータベースのみご利用いただけます。
データベースホスティングでは、数に制限なくデータベースをホストすることができます。
注)WordPressサイトには、アプリケーションホスティングやデータベースホスティングではなく、WordPress専用マネージドホスティングをご利用ください。WordPressサイト向けに構築、設計、最適化されており、フルページキャッシュ、バックアップ、プラグインやテーマの簡単更新など、必要な機能がすべて付帯します。
サイトのデータベースのMySQLホスト名とは何ですか?
データベースのホスト名は、弊社のlocalhost
になります。詳しくはこちらをご覧ください。データベースにリモートで接続する方法もご紹介しています。
KinstaのCDNで独自ドメインを使用できますか?
弊社CDNにより、お客様のサイトのキャッシュアセットはプライマリドメインから配信されます。現在、CDNアセットの配信に代替ドメインやサブドメインはご利用いただけません。
KinstaはSOC2報告書を取得していますか?
弊社はSOC2報告書を取得しています。報告書はこちらより入手可能です。よくあるご質問を含む、SOC2報告書に関する詳細はこちらをご覧ください。
KinstaはPCIに準拠していますか?
弊社は、現在PCI準拠は保証しておりません。また、お客様のサイトを監査し、正しく運営されているかどうかを確認することはできません。しかし、これは弊社のサーバー環境でサイトを運営するとPCIに準拠できないということではなく、実際、多くのお客様が第三者監査機関と連携し、PCIのコンプライアンス監査に合格しています。多くの場合、必要に応じていくつかの微調整が求められますが、弊社と第三者監査機関の間でのわずかな調整により、問題なく監査に合格しています。
PCIに関する詳細はこちらをご覧ください。
KinstaはHIPAAやPHIに準拠していますか?
複雑な監査とセキュリティが求めらることから、弊社を含め多くのホスティング会社は、HIPAAまたはPHI準拠を保証しておりません。
「WordPressコア」の定義は何ですか?
弊社の各ホスティングプランでは、1つ以上のWordPressコアが付帯しています。1つのWordPressコアは1つのWordPressサイトに等しく、これにはファイル(コアファイル、テーマファイル、プラグインファイル)とデータベースが含まれます。
ただし、以下でご説明するマルチサイトは例外になります。
マルチサイトはどのように数えますか?
マルチサイトのセットアップは、1つのWordPressインストールとみなします。そのため、1つのマルチサイトに10個のサブサイトがあっても、ネットワーク内のすべてのサブサイトは、同じコアWordPressファイルとデータベースを共有するため、「1つのWordPressインストール」となります。
各プランのCPUとRAMの容量はどのくらいですか?
弊社は、複数あるGoogle Cloud Platformのデータセンターのいずれかにある仮想マシンを利用しています。利用可能な地域では、Compute Engine 汎用マシンC3D VM、GCPでコアあたりのパフォーマンスが最も高く(3.8GHz)、WordPressなどのCPU負荷の高いワークロードに最適化されたコンピューティング最適化(C2)VMを利用しています。
標準のプランの各本番サイトコンテナは、デフォルトで12CPUと8GBのRAM、各ステージング環境は、1CPUと8GBのRAMにアクセス可能です。
Google Cloud Platformでブロックされている国はありますか?
Googleは、法的な制約が課せられている特定の国や地域において、一部のサービスへのアクセスをブロックしています(キューバ、クリミア、イラン、北朝鮮、スーダン、シリアなど)。詳しい情報および最新のリストはU.S. Department of the Treasuryをご確認ください。対象国を旅行中に、サイトの更新やMyKinstaへのアクセスが必要な場合は、ExpressVPNやNordVPNなどのVPNをご使用ください。
なお、中国ではアクセス可能です。現在、多くのお客様が中国市場をターゲットにしており、問題なくご利用いただいています。しかし、中国政府によって制限がかけられる場合には、アクセスの保証はできかねます。GoogleヘルプのNavi Aujla氏は、以下のように述べています(英語原文の日本語訳)。
Google Cloud Platformは、中国からのトラフィックを制限していません。GCP上でウェブサイトをホストしている場合、中国のユーザーから来るトラフィックがブロックされることはありません。
しかし、Googleは、グレートファイアウォール(中国におけるネット検閲システム)のブロックを制御することはできません
日値ように応じて、ウェブサイトが中国国内からアクセス可能かどうか、テストすることができます。
他にもGoogle Cloudを使用しているホスティング会社はありますか?
さまざまな会社がGoogle Cloudを採用しており、代表的な企業には、PayPal、Twitter、P&G、Etsy、Airbus Sky、UPSなどが挙げられます。
Google Cloudを使用する企業の一覧はこちらでご覧いただけます。
Cloudflare統合機能とは何ですか?
弊社のサーバー環境で運営されるすべてのサイトは、無料のCloudflare統合機能によって保護されます。Cloudflareは、ウェブセキュリティ・パフォーマンス改善において圧倒的な知名度を誇るサービスです。Cloudflare統合機能により、お客様のサイトは、無料のDDoS対策を含むインテリジェントファイアウォールによって保護されています。詳しくはこちらをご覧ください。
ドメインがKinstaに紐付けられていないというメッセージがまだ表示されるのはなぜですか?
Cloudflareアカウントをお持ちで、ドメインの紐付けを行った後(DNSが伝播するのに最大24時間かかります)も、以下のいずれかが見られる場合は、CloudflareアカウントのPage Rules(ページルール)設定をご確認ください。
- サイトが弊社に紐付けられておらず、サービス中断の可能性があることを伝えるメッセージが表示されている
- ステータスが「ドメインがKinstaに紐付けられていることの確認」になっている
Cloudflare Page Rulesで、ルートドメインがwwwドメインにリダイレクトされていると(またはその逆の場合)、MyKinstaでそのドメインの所有権を確認することはできません。
この問題を解決するには、Cloudflare Page Rulesでリダイレクトを削除してください。削除後、MyKinstaでドメインの所有権が確認可能になり、プライマリドメインへのリダイレクトが、弊社で処理されるようになります。
プラットフォーム設定はどうなっていますか?(PHPの情報やバージョンなど)
弊社ホスティングプラットフォームで使用されている設定、サーバーソフトウェア、およびバージョンは以下の通りです。なお、弊社ではWordPress専用マネージドホスティングを提供する上で、WordPressサイトに適したPHP設定を行っています。特定のPHP要件をお持ちの場合は、カスタマーサポートまでお気軽にご相談ください。
PHPの情報
PHP 7.4, 8.0, 8.1, 8.2, 8.3 and 8.4をサポートしています。PHPのデフォルト設定は以下のとおりです。
- memory_limit = 256M
- post_max_size = 128M
- upload_max_filesize = 128M
- max_input_vars = 10000
- max_execution_time = 300
プランによっては、必要に応じてこれらの値を増やすことができます。ご希望のお客様は、弊社カスタマーサポートまでお問い合わせください。
サーバー
ウェブサーバーはNginxを使用しています。現在、1.15.9以降が動作しています。
データベース
MariaDB 10.3以上を利用しています。データベースもウェブサーバーもlocalhost
上で稼働しています。
TLS
すべてのサーバーと弊社CDNは、TLS 1.3以上をサポートしています。TLSとSSLの違いはこちらをご覧ください。
Nginxの設定に独自のルールを追加できますか?
追加可能です。Nginxの設定に独自のルールを追加するには、カスタマーサポートまでお知らせください。
KinstaはZapierと互換性がありますか?
互換性があります。弊社のサーバー環境で運営されるWordPressサイトは、エンドポイント(xmlrpc.php)を介してZapier自動化との互換性があります。xmlrpc.phpは、ハッカーやその他の悪意ある者の一般的な攻撃対象であるため、デフォルトですべてのアクセスが無効になっています。Zapierと弊社で稼働するWordPressの統合に問題がある場合は、弊社カスタマーサポートまでご連絡ください。
どのくらいの頻度でサイトの稼働状況監視が行われますか?
お客様のサイトは、3分ごとにチェックされます。問題が検出された場合は、即時、専任のエンジニアが調査を開始します。MyKinstaの「ユーザ設定」>「通知」から「WordPressサイトの監視」をオンにしていただくと、すべてのサイトエラー、DNSエラー、SSLエラー、ドメインの有効期限切れをメールでお知らせいたします。
Kinstaは高可用性ホスティングを提供していますか?
弊社では、高可用性(HA)ホスティングは提供していませんが、SLAに裏付けされた稼働率保証を提供しています。各サイトは単一のLinuxコンテナで実行され、データベースはサイトコンテナ内のサービスとして実行されます。各サイトの複数の負荷分散インスタンスを実行することはありません。弊社アーキテクチャの詳細はこちらをご覧ください。
ルート権限を提供していますか?
ルート権限はご提供していません。完全なルート化には高いリスクがあり、(システムに不可欠なファイルの編集を含め)サーバーを完全に管理できるようになる一方で、弊社が精通していないもの、設定していないものに関しては、サポートを提供することはできません。
KinstaのSLAはどこで確認できますか?
弊社のサービスレベル契約(SLA)に関する全文はこちらでご覧いただけます。
お気軽にお問い合わせください
その他に技術的なご質問がございましたら、カスタマーサポートまでお気軽にお問い合わせください。