Kinstaに寄せられる質問の中で、よくある技術的な質問を以下にまとめました。質問をクリックすると、直接、答えにジャンプします。

必要な場合は、ストレージを追加できますか?ワーカープロセスやサイト数はどうですか?

お客様の要望次第で異なります。ディスク容量の追加が必要であれば、ディスク容量アドオンがあります。数回のクリックで、ホスティングプランのストレージ容量を増やせます。例えば80GBの追加容量が必要であっても問題ありません。

他の手頃で効果的な方法としては、Amazon S3やGoogle Cloud Storageなど、別のストレージサービスへの大容量ファイルのオフロードがあります。この方法はサイトに必要なストレージを減らし、ホスティングコストを抑える優れた方法です。

ワーカープロセスやWordPressのサイト数を追加するには、ホスティングプランをアップグレードする必要があります。アカウント管理担当に新規チケットを作成してください。担当者は、各プランに割り当てられたディスク容量、ワーカープロセス、サイト数を確認します。また、カスタムプランがお客様のサイトに適しているか判断するお手伝いもいたします。

キャッシュ系プラグインを使用できますか?

Kinstaでは、キャッシュ系プラグインを許可していません。なぜなら、自動的にソフトウェアレベル、サーバーレベルで動作する4種類のキャッシュを提供しているためです。このキャッシュは、すべてのWordPressサイトにデフォルトでインストールされる、Kinsta MUプラグインによって制御されます。

詳細については、「Kinstaのキャッシュ処理」をご覧ください。

例外WP Rocketのバージョン3.0以降は使用できます。WP RocketをKinsta環境で実行すると、キャッシュ機能は自動的に無効化されます。これにより、組み込みのキャッシュを使用しながら、WP Rocketが提供する、その他の最適化機能を利用できます。

キャッシュのデフォルトの有効期限を伸ばせますか?

デフォルトでページキャッシュは、1時間ごとに失効します。この時間を伸ばすには、MyKinstaでサイトを選択し、「ツール」タブに移動して、「サイトキャッシュ」の下にある「変更」ボタンをクリックし、「キャッシュの有効期限を変更する」を選択します。表示されるモーダルポップアップで、希望するキャッシュの有効期限を選択し、「有効期限を変更する」ボタンをクリックします。変更頻度が少ないサイトで、キャッシュの有効期限を伸ばすと、パフォーマンスが向上する可能性があります。

KinstaでWooCommerceとEasy Digital Downloadsのキャッシュはどのように処理されますか?

WooCommerceやEasy Digital Downloadsなどの人気のあるECソリューションには、サーバーレベルのキャッシュルールがすでに導入されています。またデフォルトでは、カート、マイアカウント、決済など、キャッシュすべきでない特定のページをキャッシュから除外しています。「woocommerce_items_in_cart」または「edd_items_in_cart」クッキーが検出されると、スムーズな同期決済処理の保証のため、自動的にキャッシュはバイパスされます。

プラグインによっては、正しい動作に追加の設定が必要な場合があります。カートの中身がキャッシュされ、他の訪問者が参照できてしまうなど、キャッシュに関する問題がある場合には、サイトのNginx設定に追加のNginxルールが必要かもしれません。

ホスティング環境には様々な設定や構成があるため、プラグイン、テーマ、サイトの非互換が生じたり、特定の構成が必要な場合があります。高度なプラグインの開発者や、複雑なホスティング環境の技術者であっても、すべての可能性や設定、構成を考慮することは困難です。

お客様のECサイトにキャッシュをバイパスすべき追加のセクションがあれば、いつでもカスタマーサポートにご連絡ください

負荷テストを実行できますか?

一言でお答えすると、「たぶん」できます。ウェブサイトの「速度テスト」と「負荷テスト」には大きな違いがあります。時折、この2つは混同されるため、ここで簡単に違いを説明します。

ウェブサイトの速度テスト

ウェブサイトの「速度テスト」は、通常、MySQL+PHPの応答時間を含む、ページの総ロードタイムを測定します。このタイプのテストでは一般に、PingdomまたはGTmetrixのようなツールが使用されます.

負荷テスト

一方、「負荷テスト」は、速度テスト以上のテストで、通常、トラフィックの急増や、対象となる同時使用ユーザー数など、特定の状況のシミュレーションに使用されます。ただし、負荷テストツールは完璧ではなく、正しくテストを行うための設定も複雑です。

負荷テストはリソースを大量に消費する可能性があるため、Kinstaで負荷テストを実行する場合は、まずカスタマーサポートに新しいチャットを開き、その旨をご連絡ください。

他で購入したSSL証明書を使用できますか?

新規のSSL証明書でも、他サーバーから移行するSSL証明書でも、SSL証明書プロバイダで再生成する証明書でも対象となります。詳細については、「WordPressサイトにSSL証明書をインストールする方法」をご覧ください。

また、Kinstaでは、無料の自動CloudflareSSL証明書を提供しています。ワイルドカード構成もサポートされます。このため、独自のSSL証明書を必要とする特別な理由がない限り、こちらの無料SSLを利用した方がはるかに速く簡単です。

Kinstaはマルチサイトをサポートしますか?

WordPressのマルチサイトインストールは、Pro以上のプランでサポートしています。現在、Starterプランを利用していて、マルチサイトを使用するには、アップグレードが必要です。

Kinstaにはマルチサイト用のステージング環境はありますか?

マルチサイトがどのようにセットアップされているかによって、ステージング環境で動作する場合と、動作しない場合があります。

  • サブディレクトリ型のマルチサイト(「com」、「example.com/subsite1」、「example.com/subsite2」)であれば、ステージング環境で問題なく動作します。
  • サブドメイン型のマルチサイト(「com」、「subsite1.example.com」、「subsite2.example.com」)でも、サブサイトにHTTPSが必要なければ、問題なく動作します。サブサイトにHTTPSが必要な場合は、サブサイトへのアクセスに、ステージング環境でSSLエラーを回避する必要があります。ただし、この対応による機能性への影響はありません。
  • ドメインマッピングされたマルチサイト(「com」、「example1.com」、「example2.com」のような、まったく異なるドメインでサブサイトを読み込む)では、かなりの手動設定が必要です。また、ステージング環境のデータベースを本番サイトに移行する場合、元に戻す必要があります。
    • 選択肢1:ドメインマッピングをオフにするか削除して、標準のサブディレクトリ型、またはサブドメイン型の設定に戻す。データベースの検索と置換を手動で行い、サブサイトに使用するドメインを更新する。
    • 選択肢2:各本番ドメインにステージングサブドメインを設定し、これらをすべてステージングサイトに追加する。次にデータベースの検索と置換を実行し、サブサイトに使用するドメインを更新する。

ステージング環境から、データベースのみを本番環境に公開できますか?

ステージング環境に「選択的プッシュ機能」が追加され、本番環境に公開する対象をより細かく制御できるようになりました。ステージング環境から本番サイトへの公開にあたり、ファイルのみ、データベースのみ、またはファイルとデータベースの両方から選択できます。

他のPHPスクリプトを追加できますか?

WordPress以外の簡単なPHPスクリプトをWordPressサイトと一緒に設置することは可能です。ただし、WordPress以外のスクリプトやアプリケーションをKinstaはサポートしません。

HTMLサイトをホストできますか?

KinstaでHTMLサイトをホストできます。WordPressのデフォルトの「index.php」が/publicディレクトリに見つからない場合、サーバーは自動的に「index.html」をロードします。ウェブサイトのホームページに別のページを使用している場合は、Kinstaのカスタマーサポートと新しいチャットを開く必要があります。適切な動作のため、カスタマーサポートはサーバーに特別なルールを追加します。注意:Kinstaは、WordPress以外のサイトの追加サポートを行いません。

サイト専用のIPアドレスを取得できますか?

いいえ、Kinstaでは専用IPアドレスを提供していません。現在、ほとんどのレンタルサーバーでは、共有IPアドレスが一般的です。これは多くの構成で専用IPアドレスが必要ないためです。Kinstaでホストしているすべてのサイトでは、無料のCloudflare統合機能を提供しているため、Kinstaの共有IPアドレスは、実際にはCloudflareのIPアドレスです。

割り当てられたCloudflareのIPアドレスは、Kinstaのインフラ上のサイトにのみ使用されます。つまり、サイトがKinstaでホストされている場合、Kinsta以外でホストされている、アダルトやスパムのコンテンツを含む可能性のあるサイトとIPアドレスを共有することはありません。詳細については、ブログ記事「専用IPアドレスと共有IPアドレスの違い」をご覧ください。

サードパーティサービス(たとえばPayPalなどの決済処理業者)の許可リストには、単一のIPアドレスを追加する必要があります。この場合、専用IPアドレスの代わりに、サイトの「外部IPアドレス」を使用できます。外部IPアドレスは、サイトが他のサーバーに接続する際、他のサーバーに表示されるIPアドレスです。

ワーカープロセスとは何ですか?いくつ必要か、どのように調べればよいですか?

ワーカープロセスは、サイトが一度に処理できる、キャッシュされていないリクエストの数を決定します。各キャッシュされていないリクエストは、ワーカープロセスによって処理されます。

Kinstaの各ホスティングプランには、一定数のワーカープロセスが含まれています。各プランに含まれる数は、典型的なサイトで必要とされるリソース使用量に基づいて算出されています。一般に、記事、静的ページ、ブログ投稿などの静的コンテンツを多く含むサイトでは、少ないワーカープロセスで済みます。

必要とされるワーカープロセスの数は、サードパーティプラグイン、クエリ、動的コンテンツ、キャッシュされたレスポンスの比率などにより、サイトごとに異なります。ワーカープロセスの詳細については、記事「ワーカープロセスとは何か」をご覧ください。

禁止プラグインのリストはありますか?

はい。いくつかのサードパーティのプラグインは許可されていません。これは「パフォーマンスを低下させる」「Kinstaのプラットフォームで動作しない」などの理由のほか、単純に「より簡単で優れた機能がMyKinstaに実装されている」ものもあります。「禁止プラグインの完全なリスト」をご確認ください。

Kinstaはメールサーバーを提供しますか?

Kinstaはプランの一部としてメールサービスを提供していません。これはすべてのリソースをWordPressのホスティングに費やしているためです。Google Workspaceや他のいくつかのメールプロバイダをお勧めします。

ブログ記事「レンタルサーバーでメールを利用するデメリット」をご覧ください。

KinstaにGitのサポートはありますか?

KinstaではGitクライアントを利用できます。SSHでログインしてGithub、Gitlab、Bitbucket、またはその他のサードパーティから自身のGitリポジトリをプル(pull)できます。ただし、「git push kinsta my_site」だけで、自動的に公開する機能はまだリリースされていません。

記事「KinstaでGitを利用する方法」をご確認ください。

Kinstaは負荷分散ソリューション(マルチロケーション)を提供しますか?

Kinstaでは、プラットフォーム上の各サイトは単一のLinuxコンテナ内で実行され、サイトデータベースもサイトコンテナ内のサービスとして実行されます。各サイトの複数のロードバランスインスタンスを実行することはありません。詳細については記事「Kinstaのアーキテクチャ」をご覧ください。

複数のデータベースを利用できますか?

いいえ。1つのサイトにつき1つのデータベースしか許可していません。

Kinsta CDNでカスタムドメインを使用できますか?

Kinsta CDNにより、サイトのキャッシュされたアセットがプライマリドメインから提供されます。現在、CDNアセットの提供に、代替ドメインやサブドメインは利用できません。

KinstaはPCIに準拠していますか?

KinstaはPCI準拠を保証していません。また、サイトの監査も実施できず、お客様が正しく実行されているかの確認もできません。ただしこれは、「KinstaでサイトをホスティングするとPCIに準拠できない」という意味ではありません。実際、多くのお客様が第三者監査機関と協力して、PCIコンプライアンススキャンに合格しています。多くの場合、要望に応じていくつかの微調整を行う必要がありましたが、Kinsta側とお客様側双方でのわずかな対応により、問題なく監査に合格しました。

PCIに関する追加の詳細については、記事「KinstaでのPCI準拠ホスティング」をご確認ください。

KinstaはHIPAAやPHIに準拠していますか?

複雑な監査とセキュリティが必要なため、Kinstaや他の多くのレンタルサーバーでは、HIPAAまたはPHI準拠を保証していません。

Kinstaで定義する「WordPressサイト」や「WordPressインストール」とは何ですか?

Kinstaの各ホスティングプランでは、1つ以上のWordPressをインストールできます。「WordPressサイト」や「WordPressインストール」という言葉は、ファイル(コアファイル、テーマファイル、プラグインファイル)と1つのデータベースから構成された、1つのWordPressサイトを指します。

例外はマルチサイトインストールです。次の質問で説明します。

Kinstaではマルチサイトをどのように数えますか?

マルチサイトのセットアップは、それぞれ1つの「WordPressインストール」とみなされます。例えば、1つのマルチサイトに10個のサブサイトがあるとします。ネットワーク内のすべてのサブサイトは、同じコアWordPressファイルとデータベースを共有するため、1つの「WordPressインストール」とみなされます。

各プランのCPUとRAMの容量はどれくらいですか?

Kinstaは、Google Cloud Platformの複数のデータセンターのいずれかにある仮想マシンを利用しています。利用可能なリージョンでは、GCPでコアあたりのパフォーマンスが最も高く(3.8GHz)、WordPressなどのCPU負荷の高いワークロードに最適化されたコンピューティング最適化(C2)仮想マシンを利用します。

標準プランの各本番サイトコンテナは、デフォルトで12CPUと8GBのRAMにアクセスできます。標準プランの各ステージング環境は、1CPUと8GBのRAMにアクセスできます。

Google Cloud Platformがブロックしている国はありますか?

Googleは、特定の国や地域において、一部のサービスへのアクセスをブロックしています。例えばキューバ、クリミア、イラン、北朝鮮、スーダン、シリアなど。これは、法的な制約が課せられているためです。詳細および最新のリストは「U.S. Department of the Treasury」をご覧ください。これらの国を旅行中に、サイトの更新やMyKinstaへのアクセスが必要な場合は、ExpressVPNやNordVPNなどのVPNを使用してください。

中国はどうでしょうか?お客様のサイトは中国国内でもアクセス可能です。実際、多くのクライアントが現在、中国市場をターゲットにしていて、問題なく使えています。しかし、中国政府がブロックすると決めたことに対して、こちらからは制御できないため、アクセスの保証はできません。GoogleサポートのNavi氏も次のように述べています

Google Cloud Platformは、中国からのトラフィックを制限していません。GCP上でウェブサイトをホストしている場合、中国のユーザーから来るトラフィックはブロックされません。

しかし、Googleは、グレートファイアウォールのブロック方式を制御することはできません。

中国のグレートファイアウォールの内側でウェブサイトがアクセス可能かどうかをテストできます。

KinstaのCloudflare統合機能とは何ですか?

Kinstaのすべてのサイトは、無料のCloudflare統合機能によって保護されています。Cloudflareはウェブセキュリティとパフォーマンスサービスに関するリーディングカンパニーです。Cloudflare統合機能により、Kinstaでホストされているサイトは無料のDDoS保護を含むインテリジェントファイアウォールによって保護されています。詳細については、記事「Cloudflare統合機能」をご覧ください。

Kinstaのプラットフォーム設定はどうなっていますか?(PHPの情報やバージョンなど)

以下は、Kinstaのホスティングプラットフォームで使用される設定、サーバーソフトウェア、およびバージョンです。

PHPの情報

KinstaはPHP 8.1、8.0、および7.4を提供しています。PHPのデフォルト設定は以下のとおりです。

memory_limit = 256M

post_max_size = 128M

upload_max_filesize = 128M

max_input_vars = 10000

max_execution_time = 300

サーバー

KinstaはウェブサーバーとしてNginxを使用しています。現在、1.15.9以降が動作しています。

データベース

KinstaはMariaDB 10.3以上を利用しています。

TLS

すべてのKinstaサーバーとKinsta CDNは、TLS 1.3以上をサポートしています。あわせて記事「TLS vs SSL」をご覧ください。

KinstaはZapierと互換性がありますか?

はい。KinstaでホストされているWordPressサイトは、xmlrpc.phpエンドポイントを介してZapier自動化との互換性があります。デフォルトでは、xmlrpc.phpはハッカーやその他の悪意のある行為者の一般的な攻撃対象であるため、Kinstaではすべてのアクセスを無効にしています。ZapierとKinstaで稼働するWordPressの統合に問題がある場合は、Kinstaのカスタマーサポートと新しいチャットを開いてください。カスタマーサポートは、Zapierとの統合を支援します。

どのくらいの頻度でサイトモニタリングやアップタイムチェックを行っていますか?

お客様のサイトを2分ごとにチェックしています。何か問題があれば、すぐにKinstaの技術者が調査を開始します。MyKinstaでサイト監視の通知を有効にすると、すべてのサイトエラー、DNSエラー、SSLエラー、ドメインの有効期限切れをメールでお知らせします。

何か質問がありますか?

その他、技術的な質問があれば、以下のフィードバックフォームに記入してください。👇または、いつでもカスタマーサポートとチャットを開いてください。